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お仕事小説!まどうのほし🪐࿐✩.*˚⑩

 o(`ω´ )o。゜゚(/Д\)゚゜。ウワーン 事変 

次は人事との面談だ。

「俺さ、飯まだなんだよ、食べながらでいい?」

そういう事で、ランチを外でしながらの面談になった。

「さっき、取引先行ってきたんでしょ?失礼なかったよね?」

先程の出来事を報告した。

「へえ、いいねぇ。色々出してもらってのんびりできて。俺なんて何個かかけもちしてるから、これが最初の食事だわ。移動が多くて、この後も予定あるんだよね。どうせあとは家に帰って、作業するだけでしょ?いいよね、相手の都合に合わせた行動せず、自分のペースで作業出来る環境で。それでいて、休みたいねー。業務放棄としか言えないと思うし、正直デザイナー失格だよ、あなた。この仕事しか知らないんでしょ?俺コンサルだから色んな人と話したり会ったりするけど、よくまぁあこんなふざけた仕事でお金もらえて羨ましいわ」

飲み食いしながらなのに、よくまああ喋る。

「休むとしたら、手続きとしてこういう手順なんだけど、手元の仕事何残ってるの?今やってるのだけ?あのさ、前にやってもらった案件あったじゃん?B社のやつ。あれさ、あなたクレーム来てたからね。営業さんに言うなって言われてたから、伝えてなかったけど。」

え、なにそれ聞いてない。

「B社の案件俺が持ってきたんだよ、俺あそこのコンサルもしてるから。なんでさ、3パターンは用意してって言われたのに1パターンしか出来てないの?」

え、私は5パターンは作った。いつも多めで作って、選択してもらうようにしている。
営業にも渡している。

「これがうちのデザイナーイチオシですからって場を収めたけど、俺の顔に泥塗ってるからね。本当にあなたがいないところで俺たちは表にたって、やり取りしてるんだから、感謝して欲しいわ。本当にあなた社会人としても甘ったれてるんじゃないの?」

吐き捨てられた。

あんなにこう言われたら、こう言い返そう、これしようって練習してたはずなのに、頭からすっぽり抜けてしまった。

「黙って聞いてるけどさ、なんか言うことないの?ご迷惑おかけして、申し訳ございませんでした!って言えないの?」

ここは、身の潔白や、名誉のために、きちんと説明したい。

「お言葉失礼しますが、そのB社の件なのですが」

「本当、自分の非も認められないの?社会人何年目だよ、あなた。俺のこの時間返して欲しいほど、無駄だわ」

目の前が滲んできた。
さっきのうるうるとは違う感情で、目の前が滲む。
泣くもんか、こんなやつに涙なんて見せたくない。
それなのに、涙が1粒出てきたら、一気に溢れて出てきた。
声を出そうとしても、嗚咽で出てこなくなった。

「はぁあ、泣くのかよ。いいよな女って。周りから見たら俺が泣かしてるとしか思われないし。だから女と仕事するのが嫌なんだよ」

周りの目を気にしてか、自分のハンカチを差し出しながら言ってきた。


全部で12話完結です!同じ人物の話なので、順を追って読んでください!

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