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【モロッコ】シャウエン→フェズ(2日目)

この記事は「【モロッコ】シャウエン(1日目)」の続きになります

今回はシャウエンの朝を散歩(この時間帯が人が少なく観光に一番向いている)した後、"1000年以上続く世界最大の迷宮都市"として有名なフェズに向かいました。


<タイムスケジュール>

・7:00~8:00 シャウエン朝散歩

7:00過ぎはまだ薄暗く、明るくなるのは7:30過ぎになってから。
人が少ないので写真が撮りやすい
シャウエンには猫がたくさんいる


・8:00~ ホテルで朝食

モロッコの朝食は量が多め。
パンやクレープにジャムか蜂蜜をつけて食べる。
オリーブは朝食だけでなく毎回どのレストランでも出てくる。
飲み物はオレンジジュースとミントティー
(写真はミントティー)
※”Cofee or tea?” と尋ねられてTeaと答えると、モロッコでは紅茶ではなくミントティーが出てくる。


・9:00 シャウエン出発

登校中の学生
のどかな風景


・13:00頃 フェズ到着

フェズで日本語ガイド(モロッコ人で日本語が堪能な方)と合流しました。

フェズの町は迷宮都市と呼ばれるくらい細い道が多く、警察不介入なエリアもあります。

モロッコ初心者にはやや危険なエリアなので、現地に詳しいガイドの方と一緒に観光することをお勧めします。



<観光スポット>

フェズは大きく3つの地区(フェズ・エル・バリ, フェズ・エル・ジェディド, 新市街)に分けられています。

新市街は車も通れるくらい道路が広くてそこまで危険ではありません。
注意が必要なのは、旧市街である「フェズ・エル・バリ, フェズ・エル・ジェディド」で、なかでも特に気を付けてほしいのが「フェズ・エル・バリ」です。
世界遺産に登録されていて綺麗な街並みなので、安全を確保した状態で観光を楽しみましょう!

1.ブー・ジュルード門

この門が旧市街と新市街を分けている。
まるでアラジンの世界に入り込んだような景色が広がる。


2.カラウィン・モスク

世界最古の大学。
現在もイスラム教徒のお祈りの場として有名。


3.ネジャーリン広場

旧市街のなかで1番の繁華街。
比較的大きな広場なので見晴らしがよく、観光客でも安心。


4.サヴィア・ムーレイ・イドリス廟

ザヴィアとは修道院のことで、旧市街を建造したムーレイ•イドリス2世のお墓がある。
異教徒は中には入れないが、入口から内装を撮影できる。


5.タンネリ・ショワラ

皮なめし場の風景は、フェズで最も有名な景色です!
革製品のお土産ショップの屋上から眺めることができます。

フェズで最も有名な景色。
皮なめしは匂いがキツいため、ミントの葉が渡される。


6.スーク

洋服や香料などのお店が並ぶ


その他

絵画が飾られているアートな通り道
全体的に道が狭い
込み入った道では写真を撮れなかったが、食べ物を売る路面店が多く、現地の人がたくさんいた。



<レストラン>

ランチ

ガイドさんにお勧めされたお店でランチを食べましたが、店名を忘れてしまいました。
おそらく"Restaurant Palais Bab Sahra"というお店でした。

店内は広くてゆっくりくつろぎながら美味しいご飯をいただきました。
値段もそんなに高くなかったです。

前菜が豪華
クスクスを注文


ディナー

フェズ散策が思いのほか疲れたため、この日はホテルで夕食を食べました。

(手前)バスティラというモロッコのパイ料理。
中身はミートパイだが表面にシナモンのような甘い粉がかかっている。独特な味わい。
タジン鍋は野菜も摂れてヘルシーなので体が整う。



<お土産>

1.ミントティーポット

実際に職人さんが手作りでミントティーポットを作っている本格的なお店をガイドさんに紹介してもらいました。
ミントティーポットのお店はモロッコにたくさんありますが、最近では中国製のものが多く劣化しやすいようです。

モロッコ人の一生ものと言われる良いミントティーポットを約13000円で購入しました。
もともとミントティーポットは買いたいと思っていたので満足でした!

2.革製品

「タンネリ・ショワラ」を観光するときに必ず立ち寄ることになります。
様々な動物からつくられた革製品が販売されており、鞄や靴, ジャケットなどを購入することができます。
値段は大体1~3万円くらいで、質の高い製品が多かったです。
押し売りもなく、丁寧な接客でした。

3.スカーフ

「カラウィン・モスク」の近くにある、スカーフのお店に案内されました。
店内の機織り機で実際につくっている所を見ることができます。
スカーフは砂漠の砂よけにもなり万能で、約5000円でした。
私は購入しませんでしたが、店員さんは優しい対応でした。

4.陶器

旧市街から車で10分ほど離れた陶器工房に案内してもらいました。
ここでは実際に"ろくろ"で成形するところから、最後の仕上げまで説明していただきました。
食器類の値段は2000~5000円くらいで、私もタジンの形をした食器を購入しました。

実際に作業している工程を見ることができる
陶器に絵柄を描く様子
食器だけでなく、机や蛇口なども販売



<滞在先>

Riad Letchina

ブー・ジュルード門から車で5分ほど離れたリヤドに宿泊しました。
モロッコらしい内装で、リヤドの方も親切な対応だったので満足でした。



<まとめ>

朝のシャウエンは丁度いい日差しで青がとても映えます。
シャウエンに訪れる際はぜひ近くのホテルに宿泊して早朝散歩をしてみてください。

フェズは、初めて訪れる方はきちんと準備をすれば安心して楽しむことができます。
世界遺産でもある唯一無二の街並みや、魅力的なモロッコ土産がそろっています。

次回はメルズーガという町でサハラ砂漠を観光した様子をまとめますので、ぜひご覧ください!

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