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ロマンスという名の甘い罠 4

こんにちは。LADY. SAKURA と申します。

来てくださって、ありがとうございます。

ブログとかSNSとか全くもって疎いアナログな私にどうぞお付き合いくださいませ。

3の続きです。

不思議な事を言われたと思っていても、時間に追われて生活しているのを言い訳に異国の人とのやり取りを検索せずに次の日の夜、また、LINEにメッセージが入るとresponse を送る間抜けな私です。

今日はどうでしたか?
私は仕事に集中した1日でしたよ。
あなたは仕事をしているの?
アフガニスタンの情勢は厳しいですよ。
ひと時も気が抜けません。
私はOだけど、あなたのお名前は?
computer roomにいるから、返事が欲しいですが。
今、忙しいですか?

と続々とやってきます。

こんばんは。
日本は、夜ですよ。
私の英語は、伝わっていますか?
大丈夫ですか?
少しの時間だったらお話出来ます。
少しだけですよ。

とお返事をすると、

あなたは英語が話せるのですね。
coolですね。
私があなたに英語を教えますよ。
少しだけですね。okayですよ。
あなたは何歳ですか?
お仕事していますか?
結婚はしていますか?
お子さんはいますか?
ご主人はどんな方ですか?

どんどんメッセージが送られてきます。
私の頭が英語スイッチに切り替わらず、スムーズにタイプ出来ずにいると、その間にも、
もれなくOからのメッセージが届きます。

今日のアフガニスタンはどうですか?
私は英語でやり取り出来て嬉しいです。
英語教えてくださいね。
お仕事hardなのですね。
さて、あなたは何歳ですか?

とresponse します。

すると怒涛の自己紹介が始まりました。

私は54歳で、シングルファーザーです。
妻を4年前に亡くしました。
Aという名の12歳の男の子がいます。
イギリスのboarding school にいます。
あと3ヶ月後に退職しますよ。
退職後は、officer になる予定です。
ここアフガニスタンでは、たとえ家族であっても電話やテレビ電話は厳しく制限されています。
だけど、あなたがキチンと管理してくれるのなら、写真なら送れますが、約束してくれますか?

なんだか、すごい事をメッセージで返してきます。

お顔見てみたいけれど、制限されているのですよね?
そこは大丈夫だけど、どうですか?
画像を送ってくれますか?
私は〇〇歳ですよ。

歳だけ、ひとまず伝えてみます。

soldier の姿の画像とお子さんと共に写っている画像が送られてきました。

本当にあなたはsoldier なのですね。
お子さん可愛いですね。
穏やかなお顔ですね。
あなたに似ていますね。
12歳でboarding school にいるのですね。
強い子ですね。

お子さんのAは本当に穏やかなお顔で癒されました。

思ったままをresponse します。

私はSNSであなたと出会えて嬉しいです。
良かったら、お友達になりましょう。
私は神に感謝します。この巡り合わせに。
お友達としてまずは様々語り合いましょう。
本当に良かったです。DMを送って。
そしてこうして心地よく語り合える人に出会えて良かったです。
あなたは、どう思いますか?

と、とてもSmartな会話に私はこれだと大丈夫だろう。と。
何が大丈夫なのかなんて、分からないけれど、暫し、やり取りして楽しもうと思った夜でした。

しかし、この日、少しだけ検索をしてみると、それはそれは驚愕の実態を目のあたりにする私。

I’m wondering and scary

5へ続く