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人は、語源に弱い説。『語源から哲学がわかる事典』

最近思うのは「語源の説得力が異常である」ということであります。自分だけでしょうか。たとえばですね、

「ホニャララという言葉の語源はそもそもホニャララ。だから本質はホニャララであり、ホニャララなのです」

のようなニュアンス。、、伝わるでしょうか。

実際に自分が「ほえ〜」と思い、ストックしていた語源系のメモをいくつかクリップしてみます。

ギリシア語で暇をスコーレ、これはスクールの語源。つまり、暇というのは学ぶ時間である。
「学ぶ」の語源を考えたとき、「真似る」と同じだとわかる。まずは形から入って真似てみよう。落語ではちなみに、お手本どおりに書き写せることを芸の質、芸質(げいたち)が良いと言う。
「culture」は「耕す」を意味するラテン語「colere」に由来し、初めは土地を耕す意味で用いられていたが、「教養」「文化」も意味するようになった。文化という言葉には「耕す」というニュアンスが含まれている。
デザインの語源は「計画する」だ。それは先行する「しるし」を生かして、その周辺を前方に脱出することだった。つまりデザイン(構成化・意匠化)とは「脱しるし化プロジェクト」のことなのだ。

語源をだしに使って人を説得・動かすことってできそうですね。さりげなく語源を使っている文章、見ませんか?

英語などの語学学習などは語源で理解しておくと、記憶の定着が高まる気がしますし、言葉の原点を知ることはたしかにおもしろいと思います。

で、じつは哲学においても語源からおさえておくと、むずかしいと感じていたものなグッと身近に。そんなふれこみで『語源から哲学がわかる事典』を読み始めました。

おって、感想を書こうと思います。説得しやすい=受け手からすれば、ふに落ちやすいはず。

というわけで以上です!

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