これからの働き方を教えてくれるおすすめ本8冊
仕事がうまくいかないと会社のせいにばかりしていた新人時代。
そんな時も読書は助けてくれました。本を読むと起きている現象と構造要因がさくっとわかります。
愚痴だけ言っていても前には進まないですよね。どの環境に身を置くか=働くかは究極的には自分次第。せっかくなら、楽しく働きたい。
そこで、
📚未来の働き方のヒントをくれるもの
📚「働く」そもそもを見つめ直すもの
以上の観点から、おすすめ8冊を紹介します。
いま働いているビジネスパーソンはもちろん、これから社会に出る学生にも役立つようなラインナップを用意しました。
①LIFE SHIFT |リンダ・グラットン
「人生100年時代」という言葉が浸透したのは、間違いなく本書の影響。「学校→仕事→引退」を60歳で終えたとして、あと40年残ってる。
「さて、引退後の生活だけでなく、人生全体をどう設計しよう?」
仕事をしていると、どうしても短期目線になりがち。
著者が提唱するのは、画一的な生き方からマルチステージへ。
本書をきっかけに、長期スパンで物事を捉えてみてはいかがでしょうか。
②フリーエージェント社会の到来|ダニエル・ピンク
一つの組織で長く働く人の時代「組織人間の時代」は終わりを迎え、フリーエージェントの時代へ。
驚くべきは原著の初版が、なんと2001年。早すぎる!
著者ダニエル・ピンクは、世界のこれからの流れをまるで予測しているよう。
日本でも自ら仕事に主導権を持つ考え方が広まりつつあるいま、その構造をあらためて学べる一冊です。
③これからの生き方。|北野唯我
本書は30代へ贈る応援ソング。
物語の形式を上手く使いながら「では、あなたはどうする?」と背中を押してくれる一冊。
本書で強調するのは「ちがい」への感度。熱中するものと出会う確度を上げるには、いろいろな考えや、体験を通して自分との「差分」に気づくこと。
本書に登場する多様なタイプの人生を追体験してみましょう。
ちなみに本書はKindle Unlimited対象です。
④僕は君たちに武器を配りたい|瀧本哲史
若者を対象として、ロジカルに熱く、これからを生き抜くための「考え方」の武器を配ります。
「武器を託したからあとは君たちが日本をより良くしてくれ!」と、合理的に楽観を説く瀧本さんの言葉には、胸を打たれます。
必読は「生き残れるビジネスパーソンの6パターンの職能」
いま眺めても十分通用すると断言します。
瀧本哲史さんの著書に興味がある方は下記も目を通しましょう。
⑤拝啓 人事部長殿|髙木一史
著者はトヨタを3年で辞めてサイボウズへ転職した若手人事。
本書は「どうすれば日本の大企業の閉塞感をなくせるのか?」という問いを掲げ、回答を手紙形式でまとめた一冊。
単なる大企業批判ではありません。「なぜ今のカタチになったのか」と、歴史を振り返り、悩みながら向き合います。
自分の身を置く組織と照らし合わせながら読んでみてください。
ちなみに本書はAudibleの聴き放題プラン対象です。
⑥日本社会のしくみ|小熊英二
本書は、雇用における構造と本質の解明です。
これからの働き方を考えるには、仕組みを押さえるのがベター。
興味深いのは、日本的雇用における3つの生き方の分類です。
こうしたデータに基づく社会保障への鋭い指摘です。
上記の『拝啓人事部長殿』を読んで興味を持った方は、特におすすめ。
⑦しょぼい起業で生きていく|えらい店長
著者は、リスクをかぎりなく抑えた上で、リアルの場=実店舗を持ち、リサイクルショップの商売を始めた"えらい店長"。
「事業計画はどうせ計画とズレる」「実店舗を持つと信用が上がる」。
著者の実体験に基づく解説には、説得力があります。
もっと自由な働き方があっていい。私にとっては、リアル本屋の価値の再発見させてくれた一冊。
ちなみに本書はKindle Unlimited対象です。
⑧就職しないで生きるには|レイモン・マンゴー
"働く"は就職だけではないですよね。
生計をたてつつ、同時に自由で、楽しめる仕事「根源的利益」をどうやってつくりだせるか。
本書は、60年代後半のアメリカを舞台にした実践本。ヒッピー的でもあるけれど、けっして楽しているわけではない。
ナリワイを見出す様を通じて、視点を広げる大切さを教えてくれます。
まとめ:本から働き方のヒントを得よう!
今回は、以下の8冊を紹介しました。
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それではよい一日を!
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