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受け取られやすい障害開示の話

先日障害開示をした方からその後連絡があった。
また会いたいとのことでホッとしている。

障害者の集まりに参加した。
今回行ったのは患者本人が集まってテーマトークするというもの。
同じ病気の人間同士で悩みを相談しあったり共感できたりする、闘病仲間に出会えるのがメリット。
参加者は両手で足りるほどだった。

どの程度障害開示をするか、というテーマがあがり
「自分が楽になりたいから出会って最初に言ってしまいます」という参加者がいた。

昔は私もそうだった。
良くも悪くもアイデンティティになってしまい、私=精神障害、になってしまっていたのだ。
でも、これが婦人科の病気だったら果たして自己紹介で病気のことを言うのだろうか。
と考えたら、答えは否だった。
言われた相手にとっても「それでどうして欲しいのか」になってしまう。
何より、開口一番に精神障害者だと言われたら私ですら身構える。
精神障害とはそういうものだと思っている。

ろうの方々は手話という独自文化を持つこともあり、ろう者であることに対して強いアイデンティティがあり、誇りもあると聞く。
双極性障害もそのように語れたら少しは自由になれるのだろうか。

今のところの最適解は「躁うつ病なんですよね」である。
精神とか障害とか言わなくてもこれでだいたい伝えたいことは伝わっていると思うし、相手も疑問を持つことなくすんなり受け取ってくれる。
当事者の皆様の工夫があったら、コメントで教えて下さい。

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