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臨床+

運動器疾患を担当するセラピスト向けマガジン! 経験豊富な6人のセラピストがオンラインセミナーを中心に教科書だけでは解決できない臨床の悩みに対する情報を発信していきます!!若手セラ… もっと読む
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2021年12月の記事一覧

動的安定性を引き出すための足部機能改善トレーニング

腰部や股関節周囲などの運動器疾患を担当するといわゆるデュシェンヌ徴候やトレンデレンブルグ徴候などの動的不安定性を生じるケースを担当することが多いかと思います。 このような動的不安定性は、動作時に隣接する関節へ過度な負荷を与えて痛みの原因になるため、動的安定性に対する評価から介入が重要となります。 学校などでは、股関節外転筋に対して介入していくことで改善が図れると勉強したかと思います。しかし、実際の臨床では、このような介入だけでは改善度に限界を感じることを多く経験します。

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臨床+オンラインセミナー|【局所をとことん考える!変形性膝関節に対する評価とアプローチ】

1月23日(日)オンラインにて臨床+セミナー開催いたします!今回のセミナーでは、多くのセラピストが担当しているであろう変形性膝関節症に対する理学療法評価および介入について解説いただきます。 開催に向けた講師からのメッセージ日本における変形性膝関節症患者は2530万人と推定されていますが、そのうち疼痛など有症状を呈する人は800万人程と約1/3程度と言われています。 これらのことから、決して軟骨が摩耗することにより疼痛が生じているわけではなく、膝関節に何らかのストレスがかかっ

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カフトレーニングを考える

臨床+.3週目を担当する佐藤康です。 今月は股関節・膝関節・肩関節・脊柱の記事を配信しています。 ▼今月の配信記事はコチラ▼ ※来週は脊柱編を配信予定(ライター:塚田悠平) https://note.com/mryp2 私が今回、担当するテーマは「肩関節」 臨床で多くみる肩関節疾患では、肩関節周囲炎や腱板損傷、投球障害肩などを対応することがあるのではないでしょうか。 これら運動器疾患の対応をする上で、局所機能の徒手療法に加え、腱板機能を強化するカフトレーニングを運動療

臨床+からおしらせ

日頃から臨床+をご愛顧にしていただき、誠にありがとうございます。 2021年1月からスタートした臨床+も来月で1周年を迎えます。これもひとえにマガジンの購読者様や日頃から記事を読んでくださる皆様のおかげです。 この場をお借りして感謝申し上げます。 2022年から…2022年からの臨床+はすこし生まれ変わります。 2021年は様々な運動器疾患に対する理学療法について各ライターの視点から記事を書かせていただきました。 2022年は読者の皆様へその内容をより深く伝えるための

膝蓋下脂肪体の整形外科テストと介入

Ⅰ.膝蓋下脂肪体とは膝蓋下脂肪体は膝関節包の内側で滑膜の外側に位置する脂肪組織であり、膝蓋靱帯の深部の間隙を埋めています。上方は膝蓋骨の下端に付着し後方は内・外側の半月板の前角をつなぐ横靱帯と連結しています。 膝伸展時は膝蓋下脂肪体は前方へと牽引され、その張力により半月板を前方へ引く作用が報告されています。 膝関節屈曲時の膝蓋下脂肪体は、大腿骨顆部のロールバックに伴い膝蓋靱帯より後方への圧力を受けます。後方には ACLとPCL が壁となり後方移動をブロックするため、膝蓋下脂

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膝関節機能改善のキーワードと評価・介入

こんにちは!ライターの樋口です。 臨床+では、12月は各関節のこれだけは欠かせない機能に対する評価や機能改善のための介入方法をテーマにこの1年を締めくくります。 この記事では、膝関節機能をテーマにまとめていきます。 これまで臨床+では、多様な膝関節疾患に対する評価法や介入方法についてご紹介していきました。 なんと15記事もありました!! 疾患ごとの評価・治療の違いは勿論あります。しかしながら、それぞれの記事で出ていた共通のキーワードがいくつかあります。 膝関節機能

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