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彼のペースに合わせた方が恋愛は上手くいく話

恋愛において相手の「ペース」を把握してそのペースに合わせて行動することがとても大切です。

よく言われるように男は「付き合っても、結婚しても、子どもが生まれても自由を好む生き物」です。

男の言う自由って何だ?束縛するなってこと?

確かにそれも答えの一つですが男が求める自由ってのは私は「ペース」だと思っています。

簡単な昔話をしてみましょう。

●昔のセ〇レの話

昔、私にはセ〇レがいました。セ〇レと言っても、巷で言われるようなセ〇クスだけの関係ではなく、クリスマスも一緒に過ごすし、一緒にご飯も食べに行くし、お互いに誕生日プレゼントを渡し合うような恋人に近い関係でした。

残念ながら彼女に彼氏がいたため、恋人関係にはなれませんでしたが、互いに互いのことをセ〇レ以上の存在として想っていたと思います。

会えるとなれば凄く嬉しかったし、会うのが楽しみでもありました。

不満も全くなく、本当に素敵な女性だなと思っていたのですがある時初めて自分の中で彼女に対する不満を感じたことがあります。

それは彼女の口から以下の言葉が出てきたときです。

  • 来週もまた会いたい。

  • 会う頻度は減らしてほしくない。

この言葉を聞いたときに息苦しさを感じたんです。

まず、今までは大体2週間に1度会っていたのに、その間隔を急に1週間縮められたこと。

次に、会う頻度を固定してほしい旨の打診があったこと。

このときに「あっペースが崩される・・・」って不満を感じたんです。

そもそも彼女側から「私からじゃなくあなたから誘ってほしい」と言われていたので、お誘いの連絡をするときはほとんど私からでした。

その間隔が大体2週間に1回。なぜ2週間に1回だったかと言うと、それが私が望むペースだったからです。

1週間に1回でも1か月に1回でもない。2週間に1回が私なりのペースだったわけです。

そのペースを1週間に1回縮められることは私が望ましいと思っていないペースに変えることを意味します。

と同時に「会う頻度は減らしてほしくない」との言葉が楔のように感じたんです。

2週間に1回必ず誘っていたわけではなく「会いたいな」って思って連絡をすると大体2週間に1回くらいのペースだっただけで、時にはそれが3週間に1回になることもありましたし、10日に1回くらいのときもありました。

2週間という数字を意識していたわけではなかったのに「会う頻度を減らしてほしくない」と言われると、途端に間隔を気にしなくてはいけないような気持ちになってとても息苦しく感じるようになったんです。

「男の自由を尊重するって何ですか?」と聞かれたら私はこう答えます。

「彼のペースを理解し、乱さないことです。」と。

●「彼のペースを理解し、乱さない」の意味

彼のペースを理解し、乱さないことと言うのには2つの意味があります。

  1. 彼のペースを理解し、そのペースに合わせた行動を取ること

  2. 彼のペースに合わせ、彼任せにすること


1.彼のペースを理解し、そのペースに合わせた行動を取ること

誰しもに恋愛のペースがあります。

これは男性だけじゃなく女性も同様。毎日会いたい!って女性もいれば、いや2週間に1回くらいでいいかなって思う女性もいるわけですよね。

で、男の厄介なところってのは交際期間の長さによって会いたいと思ったり、連絡したいって頻度が変化しやすいところなんです。

↑こちらの記事に書いた通り、男女間では恋愛感情の盛り上がり方に差があります。(あくまで傾向です。)

例えば付き合い初めってのは結構短いペースで会いたい会いたいと言われますが、交際期間が長くなるにつれて、この感覚が若干空く傾向があります。

そりゃそうですよね。ドキドキときめいている相手とは毎日でも一緒にいたいと思うものですが、ドキドキが冷めたらまぁ・・・2週間に1回くらいでいいかなと思うのが男の性。

よく「私ばかり誘ってばっかりなんです・・・」って悩む人がいますが、それは彼が会いたいと思う頻度よりも高い頻度で会うことを打診するからそうなるのです。

「私ばかり誘ってばっかりで・・・」と相談されたら「1か月放置してみください。彼から誘ってきますよ。」と答えます。

彼が概ね2週間に1回のペースで誘ってくるならそれが彼のペースなんです。

付き合いが長くなって3週間に1回のお誘いに変わってきたならそれが今の彼のペースなんです。

そのペースを見極めず、頻度を無理やり狭めてしまうと・・・会うことが重荷に感じる場合があります

彼のペースをちゃんと見て、あなたから誘うにしてもそのペースを守ったほうが良いですよ。ってのが1つめの話。

2.彼のペースに合わせ、彼任せにすること

私の知り合いにめちゃくちゃ彼に愛されまくってる女性(以下、あやかちゃん。)がいるのですがあやかちゃんの性格を一言で表すと・・・「冷めてる!!!(あとわがまま!)」
※この人です↓

口癖は「いや・・・平日なのにまた彼がうちに泊まりに来たんですよ・・・まぁ良いんですけど・・・1週間に1回会うのは多すぎる・・・」

あやかちゃんは自分からデートに誘うことが全くないそうです。彼から会いたいと連絡が来れば会う。

自分から彼に電話することもないそうです。彼が電話したいと言ったときだけ電話するそうです。

この選択、とても賢いな~と思いました。と同時になぜあやかちゃんがここまで溺愛されるのかがよくわかりました。

もちろん、あやかちゃんの彼への接し方が絶対唯一の愛されの条件ではありません。ただ、男の性質を考えたときには結構有効で賢い手段だと思います。

なぜかというと、男は追わないと努力を怠るからです。

「追う恋愛」「追わない恋愛」なーんて話をすると駆け引きがどうだのこうだの騒ぎ始める人がいますが、意図しなくても必ずカップル間にはパワーバランスが生じます。

例えば、あやかちゃんカップルの話で行くと、主導権を持ってるのは間違いなくあやかちゃんです。

このバランスはあやかちゃんが意図して生み出したものではありません。あやかちゃんなりのコミュニケーションを取った結果、彼女が優位となるパワーバランスが生まれたわけです。

このパワーバランス、私は絶対に女性が主導権を握ったほうが良いと思っています。

もちろん男性側が主導権を握っている恋愛が上手くいかないと言っているわけではありません。どちらに主導権を握らせた方が良いかと問われたら絶対に女性に持たせた方が良いということです。

男ってね、彼女との関係に悩む人ってほとんどいないんですよ。一方で女性は彼氏が冷めてるかもしれない・・・彼が愛情表現をしてくれない・・・と交際前よりも交際後に悩みやすいです。それは再掲しますがこの記事のとおり、恋愛感情の盛り上がり方に男女差があるからです。

付き合うかどうかは女性が主導権を握ることが多いですが、これからも付き合っていくかどうかは男性が主導権を握ることが多い。これが恋愛の基本的な傾向です。

あやかちゃんが主導権を握れたのは全てを彼のペースに合わせているからだと思います。彼が会いたいと言えば会う。彼が電話したいと言えばする。あやかちゃんから彼への打診はほとんどしない。その結果

「彼が彼女を誘う」という関係性が出来上がります。

で、主導権の多くはこの「どちらが誘うか」によって形成されていくことが多いんですね。

加えてあやかちゃんはすこぶるのわがまま。会う頻度、連絡頻度は彼のペースに合わせるけど、会ってるときに何をやるかは完全にあやかちゃんのペースで決めるそうです。

完全にあやかちゃんが主導権を握るムーブですよね。

会う頻度、連絡頻度は彼のペースに合わせる。会ってるときは彼女が過ごし方のペースを決める。一見、相反することが起きてるように感じますがどちらも結果として吐き出されるのは「彼女が主導権を握ってる」ってことなんですよね。

彼は自分のペースで会ってるつもりかもしれませんが、それは裏返すと自分から誘わないと彼女は誘ってくれない・・・という意味でもあるのです。

総じて彼のペースに合わせたほうが、恋愛は上手くいきやすいってのが私の意見です。

ただ、駆け引きとしてやる必要はないし、繰り返しますがこれが唯一の政界でもありません。

あくまで男心の傾向としてやっぱり彼のペースに合わせた方が、結果的に女性が主導権を握れることが多いので恋愛は上手くいきやすいよって話です。

●その他の参考になるnote


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