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「けい」2024年上半期活動・収支レポート

初めまして。
関東で役者をしています、
演劇ユニット『赤キノコ山と蒸したお酢』、
創作広場「けい」作家部・俳優部のオガワジョージです。


今回は2024年1月~6月のオガワの活動報告と上半期の収支レポートです。「けい」の詳しい情報は下記のリンクからご覧ください。








「稽」

さまざまなクリエイターと共同し、体験を届ける活動です。

上半期は哲学者の長谷川さんと定期的に共同している「サロンことの葉」
俳優を中心に不定期に開催している「音と身体で遊ぶ会」を行いました。

大きな企画でいうと、以前コラボしたピアニストの石田ユキさんをお呼びして「音と身体で遊ぶ祭」として公演企画を開催しました。



サロンことの葉 プレ第3回『カメラの前で演じること』


2023年9月から始まった俳優×哲学者の創作WS「サロンことの葉」。

日時:2023年1月22日(月)19時~22時
場所:月光荘サロン「月のはなれ」

2023年9月、11月とプレワークショップを行い、今回でプレ最終回。
第2回から導入した継続割、ペア割が活用され、9名と過去最高の参加人数でした。


第3回前半:本読みの様子


シーンごとに読む側と聞く側に分かれました。
「棒読み」だからこそ、言葉の意味や語られる内容がすんなりと入ってくるようでした。笑いが起きる瞬間が多かったです。


第3回後半:哲学対話の様子


初参加の方と継続参加の方の視点が織り交ざるような時間でした。
一人ひとりの経験から紡がれる言葉が積み重なり、
さまざまな思考につながっていくように感じました。


第3回感想

「棒読みの”手法”について、疑ってなかった視点から考えられて、演劇の手法として留まらないものとして認識できた感が合って楽しかったです」

「棒読みを意識してしてみたことがなかったので、とてもおもしろかったです。哲学対話はどんなものか想像がつかなかったですが、話しても話さなくてもいいという空間、さえぎられることなく、話をきいてもらえるという安心感は日常の中でなかなか保障されることがないので貴重なものだなと感じました。心地よい時間でした」

「すごく温かい場でした。みんなでたき火を囲んでるよう。なにか、空間の中に漂う大切なモノを皆が大切に向き合って、コウカンして、少しずつ信頼関係が培われていくのが心地よかったです。1人1人が、人間をしていて、キレイもキタナイもあるからこそ優しく荒れる。その練習をくり返されてる方々が集まってる感じもあって、いまこの場でしか生まれないモノを共有させて頂いてありがとうございました!!」

「とても居心地の良い空間で、頭フル回転させながら皆さんのお話を聞いたり話したりできて、とても楽しくわくわくしました! ありがとうございました」

「2回目3回目で思ったけど、初めて来られる方の話が新鮮で面白いな、と感じたかも。あと、お芝居やってる側の人(おれも含む)は芝居にどうしても結びつけてしまいがち、なんだけど、そうではない人たちはもうちょっと幅広く捉えてお話されてる印象だったので、ちょい反省だな、と感じました。あとこれはそもそもな気がするんだけど、哲学対話の時間ではないときの方がみんなノビノビ会話してるようにも感じる笑 けど、哲学対話のときは哲学対話のときで、そのときにしか生まれない雰囲気も間違いなく生まれてるので、きっとどっちもアリなんだと思った」



サロンことの葉 第4回『声の地層 災禍と痛みを語ること』


日時:2024年5月20日(月)19時~22時
場所:月光荘サロン「月のはなれ」

計3回のプレを経て、通年の企画として本格開催します。
第4回から11回までは新しい課題図書に取り組みます。

『声の地層 災禍と痛みを語ること』著:瀬尾夏美さん
生きのびるブックス

オガワは数年前に瀬尾夏美さんの著書『二重のまち/交代地のうたを編む』を読んでおり、映画を観ていました。その頃から、瀬尾さんの地域に入って現地の方々の声を聴く実践に興味がありました。
共同開催者の長谷川さんにお話したところご存知だったようで、ぜひにと選書しました。

この本は「ものがたり」パートと「あとがたり」パートに分かれています。
「ものがたり」は人々から語り聴いたこと、瀬尾さんご自身が体感したことが短編のお話になっています。
「あとがたり」は語り聴いたときの具体的な記録であり、語られていない部分を残すためのパートです。

これから少しずつ、皆さんと対話を重ねていきます。


第4回前半:本読みの様子


「はじめに」をオガワが音読し、
1章・2章の「ものがたり」「あとがたり」を回し読みしました。
集中力があり、声から思考や想像が膨らむような時間でした。


第4回後半:哲学対話の様子


今回は初めて、哲学対話で”問いだし”という手法を用いて対話をしました。

それぞれが読んで、聞いていて気になったことや考えたことなどを、”問い”として共有します。
そのうちの一つをみんなで対話してみるという手法です。

正確ではありませんが、出された問いがこちらです。

「”読み聞かせ”ってどういうこと(行為)なんだろう?」
「なんで物語が先で、事実や記録が後の形式なのか?」
「”つらさ”を語ることの意味とは?」
「どのくらい(書いてあることの)ビジョンを共有できているか?」

「”つらさ”を語ることの意味とは?」について対話を始めましたが、
徐々にそれぞれの問いにつながっていくような流れとなりました。

オガワが気になった言葉をこちらのnoteに掲載したいと思います。

「(話し手、書き手が)どういう風景を伝えたいか? その姿勢」
「自分が経験したことすべてを言葉では伝えられない」
「自分が経験したことを言葉に集約しようとする行為=語る」
「言葉が置き換えられそうで、自分がどうそれを置き換え、抽出するか」
「口から音にして出す行為と、人に伝える手前の行為がある」
「諦める/明らめる」


第4回感想

「対話する一人の話をさいごまできくコトはいい意味でとってもつかれる、普段は使わないエネルギーを使う行為で自分からはなかなかできなくて。今回ジョージさんにこの時間をプレゼントしてもらえてとってもよかったです。たまに日常でもたくさん心を使って会話したいですねー」

「落ち着いて自分のペースで話せるから、どんどん会話が深まっていくのがすごく良かったです~。参加すればするほど傾聴することと話すことを丁寧にやれるようになってきた気もする(自分視点でしかないけど笑)。本そのものも一つの答えを導き出すような類のものじゃないからこそ、こんなに語り合えるんだろうなあと思いました。また都合合えば参加させてください!!」

「今回誘っていただけて嬉しかったです、ありがとうございました。辛いこと、悲しいことを敢えて語る意味というテーマからスタートしましたが、問いだしで上がったほとんど(もしかしたらすべてかも)のテーマに触っていく感じがありました。花うということについて深く考えることができたし、相手を理解する、理解しようとする姿勢をこれまで以上に大切にしたいと思えました。正解と言える常識のようなものがあっても深く自分の意見、相手の意見を考えて言葉を吟味する瞬間は尊いですね。集う方によって話が変わるということでしたので次回もタイミングあえば参加したく思います! ありがとうございますー!」



サロンことの葉 第5回『声の地層』


日時:2024年6月17日(月)19時~22時
場所:月光荘サロン「月のはなれ」

『声の地層 災禍と痛みを語ること』に取り組み始めて2回目。
今回は参加者の方がお1人のみでした。
長く続けていればこういう回もあるなぁと、お店のように感じました。

前半部は3章、4章を読み進めました。


第5回後半:哲学対話の様子


今回も問いだしを行いました。

「理解の入口が見つからない人を理解することは可能か」
「文字のない社会では、語ると聞くは感覚的に違ったのか、聞き方の違いについて」
「言葉で生まれる場づくりと、街づくり的な場づくりの違い」


気になった言葉を中心に対話ログを記します。


「語りが場をつくる」
「生きた言葉と死んだ言葉」
「街づくりで言われる公共性、共同体」
「関心ごとを打ち出すことで人が集まる」
「どうして話し合って場づくりをするのか」
「居やすい、生きやすい社会であって欲しいから」
「理由と街づくりの関係、何のために?」
「手綱を握れる。嘘がない感じ」
「言葉で立ち上がる場は、社会の流れから逃れられる」
「哲学対話はルールによって自然さがなくなり、作業っぽくなる場合がある」
「聴いてることを確認する手つきが同じ」
「”会話”は豊かだ、対話は神格化権威化しやすい」
「天気の話はやり取り自体に意味がある」
「赤ちゃんとの会話」
「言葉の省略」
「声をかけ続けた子とそうでない子」
「泣くのをあきらめた赤ちゃん。身体で分かるという話」
「語る=説明する、の社会的な感覚になりつつある?」
「説明がなくても、ニュアンスが分かる、伝わる人」
「行ってないことが分かる人」
「話す菊がうまい人、人柄?」
「食堂のおばちゃん」
「もう一回行きたいと思わせる魅力」
「土地や地域柄に合わせて形を変えるということ」
「得意なことはそれぞれ発揮すると良い」
「固有名の出し方」

声に出して読むと、まるで生きた体温の感じる言葉だなぁと感じられました。語られる言葉の奥にある、語られていない部分にふれるような体験をしました。



音と身体で遊ぶ会 第5回

2023年6月に始まった俳優×参加者の創作WS「音と身体で遊ぶ会」。

第5回は馬喰町ミライスタジオで開催しました。
第1回以来のスタジオ開催です。

日時:不定期開催。1時間~2時間ほど。
場所:都内のスタジオ・公園

前半:それぞれ実験的に動いてみる。
後半:音に合わせて即興で遊ぶ。

という流れで行いました。

ライングループをつくってやり取りをしており、現在は合計18名います。
興味のある方なら誰でも参加可能ですので、お気軽にご連絡ください!


今回のテーマは「実験」
それぞれが今気になっていること、試したいことを試す時間でした。


照明を変えて遊びます。


4つの動き「立つ、座る、移動する、向きを変える」でダンスします。
順番に動きます。


言葉がない分、やり取りが見えやすかったです。


組を変えてもう一度。


最後は三人で4つの動きをベースに、実験してもらいました。
組体操のような瞬間があったり、
それぞれが距離感を測るような瞬間もありました。



音と身体で遊ぶ会 ダンサーWS

オガワが学生の頃からお世話になっている奥田隼平さんをお呼びして、ダンスWSを開催しました。
※奥田さんとは写真を撮る創作WS「Flash.」でもご一緒しています。

日時:不定期(月、火曜日の開催が多い) 4~5時間ほど
場所:都内スタジオ

音と身体で遊ぶ会のグループ参加メンバーが主な参加者となりました。
要望や興味関心をもとに、オーダーメイドで進行しています。


第1回 2024年4月16日(月) BUZZ竹ノ塚

事前に聞いた要望や興味関心を改めてヒアリング。


第1回はこれらがテーマとなりました。

1.
「どんな動作してても、立ってるだけでも首肩に力が入りがちで猫背になりがち。その力が抜けてスッキリしたら良いなと思う」

2.
「音楽はいろんな音が鳴ってるなぁと思うけど、鳴ってる音を使って/鳴ってる音を活かして身体を動かすことについて興味がある」


講師の奥田隼平さん


1.「力の抜いた姿勢について」はストレッチをしながら。
身体の仕組みについて知識を共有し、ほぐしていきます。


2.「音を使って/活かして動く」については、
基本的なダンスの考え方「揺れ」を共有したあとに動いて実践しました。


リズムトレーニング、ステップ、アイソレーション(特定の部位のみ動かす)練習。
手だけでダンスをする練習。
さまざまなダンスのジャンル(Hip-hop、Wacck、House、Lock、Pop)を体験。


目を閉じて、人目を気にせずダンスをする練習。
最後はサイファー(輪になって即興で踊る)をして終わりました。


ダンスにおいて大切なことは「揺れ」であり、
リラックスした状態をつくることで音楽に合わせて揺れることができる。

ということを共有した一日でした。
好きなジャンルも見つかったようで、おすすめのダンサーさんを教えたり動画を共有したりしました。
これからもダンスを楽しんでほしいです!


第1回感想
「点と線の話が個人的にはとっても刺さりました! 台本と似てる…! 大衆に向けたストリートの良さを大切にしているところが、自分が今やりたい演劇にも通ずるところがあったので、また時間合えば行きたいなー! って思ってます。色んなジャンルのダンスがあったから、おんなじステップとか手の振りでも違いを出す方法が分かって、そこがわたしは良かったよ~! 表現の違いというか引き出しが増えた気がしている…!」

「めちゃくちゃ楽しかったですー! ダンス興味出ました! house音楽も好きだし楽しかったです!」



第2回 2024年5月27日(月) BUZZ竹ノ塚

ヒアリング後のストレッチ

第2回のテーマはこちら。

「非言語的な感覚を養いたい。体感しにいきたい。非言語的な協働とかを考えたい」

まずは「揺れ」についての共有と実践をしました。
大まかな流れは前回と一緒ですが、解説方法や時間配分を工夫しました。


リズムトレーニング、ステップ、アイソレーション練習。


音を聞いて「揺れる」ことと「非言語的な感覚」を、
体験してつなげていくような時間でした。


最後にサイファーを行いました。
それぞれのダンスに影響を受けてさまざまな動きが出てきました。


前回とは異なり一対一のWSだったので、よりテーマに焦点をあてた濃密な時間となりました。WS後の歓談も盛り上がり、2時間ほど立ち話をしました。
個人的に参加者の方々が、体験する前と後でダンスに対する考え方が何かしら変化していることがとても嬉しく思います。
これからも不定期にはなりますが、続けていけたら嬉しいです。



音と身体で遊ぶ祭 vol.1「情景」

ピアノの旋律×身体×観客の皆さんとの交流の情景。
「ダンス」の定義はさまざまです。
「周囲の音を聞いて身体を動かす」がこの祭りでの定義です。
ただ観ているだけでも、
手を伸ばしただけでも、
音を聞いていれば「ダンス」です。
交流の情景を一緒に立ち上げてみませんか。

音と身体で遊ぶ祭 ステートメント


日時:2024年5月30日(木)16時~、19時30分~
場所:カフェムリウイ(祖師ヶ谷大蔵)
料金:2,000円+ワンドリンク

出演:オガワジョージ、石田ユキ、しょうちゃん
宣伝写真:奥田隼平
協力:創作広場「けい」
企画・制作:音と身体で遊ぶ会
主催:演劇ユニット『赤キノコ山と蒸したお酢』

ムリウイさん宣伝情報


「音と身体で遊ぶ会」の形式を「公演」として実験的に企画してみました。

普段の遊ぶ会では”参加者”として、全員が身体を動かしています。
その様子はまるで「公演」のようだと感じていました。
参加者にはダンスをする”パフォーマー”の側面がありながら、
他の参加者のダンスを観ている”観客”の側面もあるからです。

遊ぶ会のダンスの定義は”周囲の音を聞いて身体を動かす”なので、
音を聞いていればダンスと言えます。

それなら、実際に”観客”がいても”パフォーマー”と解釈でき、
”ダンスをする参加者”として空間を共に過ごせると考えました。
※観客も「観る」という動きをしている、という捉え方をします。

参加者として同じ空間にいる人たちが、音に合わせて交流することができたら、豊かな空間になるのではないか。

というのが企画意図でした。
さらに、生演奏でより即興的に交流を深められると考えました。
昨年10月に「音色、ひかる」でご一緒したピアニストの石田ユキさんに参加してもらいました。


人と交流する前に椅子や床など、空間にあるものとふれあってみます。


クラシックや現代曲まで、即興的に選曲し演奏してくださいました。


舞台装置も即興的に変えつつ、上演しました。


4月下旬に上演日程が決定し、5月10日に下見を行いました。
体調を崩してしまい宣伝が遅くなり、集客的にはふるいませんでしたが、
「公演」として成り立たせるために必要な要素がある程度つかめたような気がします。大きく3つの気づきがありました。

1.”観客”が何を求めて場に来ているのか、人それぞれ異なる。
2.普段の遊ぶ会では行わない「上演前提のウォーミングアップ」が必要。
3.生演奏の音の種類によって、雰囲気が変わる。

1について
身体を動かしに来たのか、ダンスを観に来たのか、別の要素に興味を持ったのかなど。さまざまなニーズが生まれやすいと思いました。
一般的な演劇の舞台公演は「演劇を観る」のみのため、ニーズを満たしやすい気がします。

2について
普段の遊ぶ会でも「ウォーミングアップ」は行いますが、上演に必要な感覚のウォーミングアップが必要でした。空間に身体をなじませ、周囲の音に耳を澄ませるだけでなく、参加者同士での「交流」の感覚や、実際に音に合わせて動くことをしていませんでした。振り返りでは「お互いに固さがあったように思った」という意見が出て納得しました。準備を万全にしてから即興を行う大切さを実感しました

3について
ピアノの旋律はなめらかでキレイな、ツヤ感を感じる音だと思いました。
激しい動きは生まれにくく、静かでゆっくりとした動きが多かったです。
音を聞いて動くため、音が変われば動きも変わり、空間も変わると考えました。
キーボードで効果音のようにさまざまな音を演奏してもらったところ、
よりさまざまな動きが生まれました

第2回を行うかは未定ですが、また挑戦したい気持ちがあります。
ブラッシュアップをがんばります!




「憩」


オープンコミュニティ交流会「創作広場をつくろう」

2024年3月24日(日)にお世話になっている経堂アトリエさんで開催しました。

地域密着型展示会「人間賛歌」に引き続き、経堂アトリエの風通しの良さ、一軒家のアットホームで包み込むような温かさによって生まれた素敵な時間でした。
以下のレポートに詳細をまとめていますので、ご興味ありましたらぜひ。


イベントレポート


制作レポート




「けい」収支レポート


オガワは「劇場を借りる舞台公演」ではない形で活動を行っています。
企画の規模にもよりますが、だいたい1人~3人くらいで制作を行います。

「小規模で個人的な企画を考えてやってみたい!」という方が参考にできるように、create model けい の今までの収支を掲載します。


2024年上半期収支
サロンことの葉第3回 支出 約1,000円 収入 8,500円
サロンことの葉第4回 支出 約1,000円 収入 5,000円
サロンことの葉第5回 支出 約1,000円 収入 1,500円
音と身体で遊ぶ会第5回 支出 約3,500円 収入 1,500円
音と身体で遊ぶ会ダンサーWS 収支0円
音と身体で遊ぶ祭「情景」 支出 約28,000円 収入 2,000円
創作広場をつくろう 支出 約38,000円 収入 15,800円
上半期支出 約72,500円 収入34,300円

※2023年「けい」
総支出 約111,500円
総収入 60,000円
(-約51,500円)

2023年~2024年上半期
総支出 約184,000円
総収入 94,300円
(-約89,700円▲)


「創作広場をつくろう」は過去最高売上でした。
場所を借りての比較的大きな企画を行ったため、支出が大きくなりました。
ちなみに…

「けい」総収支(2022年~2024年上半期)
総支出 約402,700円
総収入 130,100円(-約272,600円)

「けい」収支平均…
1回の平均支出 402,700円÷15回=26,846円(▽6,306円)
1回の平均収入 130,100円÷15回=8,673円(▼1,107円)
※音と身体で遊ぶ会ダンサーWSは収支なしのため除外。

となりました。

基本料金は変わらず1,500円で設定しています。
黒字を目指すわけではなく、平均支出と平均収入をできるだけ±0にして持続的な活動を目指しているため、2,000円以上の値上げは現在考えていません。
活動を続け、継続して参加していただけるお客様を増やすことで持続可能になると感じています。

「創作広場をつくろう」ではワンドリンク500円+お菓子の売上が良い印象でした。ごはん会の参加率も悪くはなく、一日通してのイベントの満足度的には高かったのではと考えます。

「サロンことの葉」では継続割/ペア割での参加割合が増えつつあります
リピーターの増加、他の方を誘ってのご参加が増えていることはとても良い傾向なのではと考えています。

「音と身体で遊ぶ会」の収益化は今のところ考えていませんが、もし行うとしたら500円ほどの価格設定を行うと思います。
2024年上半期は開催しませんでしたが、「わかば本読み会」も対面開催するとしたらそのようにする可能性が高いです。

今のところ一番大きな支出は会場費です。
会場費をかけない創作拠点をつくることができれば少しずつ平均支出/収入がつりあうようになると感じています。




まとめ、今後について


継続して来ていただくために…

・知らない方が情報にふれるきっかけを増やす。(アウトリーチ)
・各企画ごとの適切な情報を記録し、伝える。(「継」の強化)
・各企画ごとの内容を吟味し、満足度をあげる。(ブラッシュアップ)
・メルマガやオープンチャットなど、参加者とのやり取りを定期的に行える形式を整える。(宣伝、アフターフォロー)

この4つを大切にしていきたいです!

また、Xの方でポストしていた今年やりたいことも少しずつではありますが進んでいます。

・拠点づくり
・プロデュース企画
・活動が持続、循環する仕組みづくり
・地域に向けた活動のメンバー募集とチーム作り
・Web、SNS関係の整備と運営

上半期はプライベートなきっかけで精神に支障が出てしまい、
仕事や活動のバランスが取れなくなったりしました。

下半期はうまい具合にペースを調整しながら、負担を減らしながら活動していけたら良いなと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!




いただいたものはすべて創作活動にあて、全国各地を回って作品をつくったり、地域に向けた演劇活動の資金にします。「たった一人でもいいから、人生を動かす」活動をより大きく、豊かに頑張ります。恩返しはいつになるか分かりませんが、必ず、させてください。よろしくお願いします。