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すずめの戸締まり

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『すずめの戸締まり』は今まで観た映画の中で、トップクラスに良かったです。多くの人が感想や考察を書いていますが、私が読んだ中で共感できるものやハッとさせられたものを集めてみました。…
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#映画

『すずめの戸締まり』に通底する精神は『日月神示』に通じる

『すずめの戸締まり』には日本の根源的精神が流れている 新海誠『すずめの戸締まり』はご覧になったでしょうか。普通に日本で暮らしている人であれば、この映画には神道の発想が根底に流れていることを感じたのではないかと思います。神道の発想の中でも、特に古神道あるいは幕末明治維新期に生じた新興神道(形式化した神道に対する本来の神道復活の動き)に通じるものがあると感じました。 そうした古来の本来の神道のエッセンスは『日月神示』(「ひつきしんじ」と読みます)に凝縮されて示されていると思ってい

(チラ裏レビュー) すずめの戸締まり (映画 2022年)

※)これは”チラ裏”レビューです。あまり十分な推敲もしておらず、本来はチラシの裏にでも書いて捨てるレベルの駄文ですが、ここに書いて捨てさせていただいております。この先は期待値をぐっと下げて、寛容な気持ちでお読みください。ではどうぞ。 作品名:すずめの戸締まり リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CGJ67VCF 評価:★5(★★★★★) 2024年4月、金曜ロードショーで鑑賞した。2022年12月に小学生の娘と劇場で鑑賞して以来、2回目

すずめの戸締まりを見たよ

 公開当時にみたのですが、下書きのままだいぶ寝かせてあったのものを。   新海誠監督作品は全部見ています。  でもめちゃくちゃファンかというとそうでもない気もする。今回のすずめは地震が話に出てくるらしい、そのくらいの予備知識で見にいきました。    事前知識があると、それに引っ張られてしまうような気がして予告も見ずに。初見でみる機会は一度しかない。ならそうしようかなと。  別にネタバレ厳禁主義というわけではありません。なんとなく今回はそうしようかな。そのくらいのテンションで

すずめの戸締まり5回見た

今はどんなに悲しくてもね、すずめはこの先、ちゃんと大きくなるの。だから心配しないで。未来なんて怖くない。あなたはこれからも誰かを大好きになるし、あなたを大好きになってくれる誰かとも、たくさん出会う。今は真っ暗闇に思えるかもしれないけれど、いつか必ず朝が来る。朝が来て、また夜が来て、それを何度も繰り返して、あなたは光の中で大人になっていく。必ずそうなるの。それはちゃんと、決まっていることなの。 ───幼少期の鈴芽との邂逅シーンより引用 これエグすぎませんか・・・泣いちゃいま

すずめの戸締まり 新海誠は二代目宮崎駿かもしんない

なかなか時間が合わず観れなかったけれど、やっと観ました。 映画としては主人公と椅子に変えられてしまった相棒のロードムービーで、次々にイベントが発生してポイントで待ち構える中ボスを倒したらまた次のへというRPGみたいな映画でした。 まあそのぶんテンポがよいのでドキドキしながら見ることができて面白かったですね。 劇中の音楽が良かったし、昭和のJ-POPが流れたりしてロードムービー感満載なのもまたよかったと感じました。 以下、若干ネタバレありです。 なぜ主人公が椅子と一緒にネ

映画の話534 すずめの戸締まり

 震災の記憶と、民俗学的な風合いと、旅と、人とのふれあいなどが織り込まれて、さまざまなことを考えさせられました。  東日本震災の跡をたどりながら、震災遺児である主人公と、身近な大人たちの生々しい姿が描かれていると思いました。凍りついたままの震災の深い悲しみと、その悲しみの扉を戸締まりしようとする人々のメタファだとも思いました。癒えることのない心の傷と、それでもその傷と向き合いながら生きていく人々の姿に感動しました。  とても良い映画だと思います。

映画「すずめの戸締まり」を見てきた。素晴らしい導入。

映画「すずめの戸締まり」を見てきました! 公開初日、早朝7:30の回で見てきましたよ。良かったですね。でも、舞台としてここを選んでいいのかとは思いました。見ていて凄く哀しみを感じる映画でしたね。廃墟がたくさん出てきますが、そこは昔たくさんの人たちがいたところ、でも今はもう人はいず。 物語は希望を示して終わりますが、映像が見せるのはものすごい哀しみです。 良い映画でした。 導入部は特に素晴らしかったですね。映画館で見る映画を途中で出る人はほぼいないだろうに、しっかり人の心を掴

劇場版 すずめの戸締まり 封印されたカード

『カードキャプターさくら』は萌え漫画であり、魔法少女ものであるが、一度、2000年に完結し、2016年に新章として『クリアカード編』として再開しているのだが、私は、『クリアカード編』に関しては2巻までしか読んでおらず、そろそろ読むかな~とか思っていたらもう13巻まで発売していて、来年発売の14巻で完結するのだという。 『カードキャプターさくら』は、温かみのある絵柄で、登場人物全員が優しく、平和な世界である。 危機が起きても、主人公の桜ちゃんの「絶対にだいじょうぶだよ」という

『すずめの戸締まり』の思い出

先週 金曜ロードショーで 『すずめの戸締まり』をやっていた。 夜の映画は どうにも眠くなってリタイアすることが多いのだが、 大好きな作品なので ちゃんと最後まで ウトウトせずに見れた。 この映画は、 公開当時に 「ぜーーったい映画館で見たほうがいいよ!」 と息子たちに勧められ、 中学生の娘と一緒に見に行って ふたりでハマった 思い出の作品。 娘、 ハマりすぎて 何度も映画館へ行く。 ポスターやパンフレットを買う。 パンフレットでは飽き足らず 小説版を買う。 学校の朝読書

見ました!大人気のすずめの戸締まり。感想。

新海誠の最新作! もう見てたら中盤から涙が止まりませんでした。 新海監督の作品の中でも最高傑作かと思う。 今まで私の中では、秒速5センチメートルだったけど、それを超えるか匹敵するか。 君の名はからの新版新海誠からは間違いなく一番です! 新海さんも、こんなカッコいいモテ台詞が言えるようになったんだと感動しました。 作品は、いつも通り、最初はいろんな作品の混ぜ合わせに見える。 特に今回は、ジブリの中でも、千と千尋の神隠しともののけ姫、ディズニーの中でも白雪姫が意識されているのか

新海誠監督の3部作

おかげさまで、ありがとうございます。 今さらながら、新海誠監督の3部作 『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』を一気に見ました。 どれも、潜在意識や集合意識を扱っていると聞いていたので、 集合意識覚醒プログラムMAGATAMA 認定講師のかよりンとしては見ておきたかったのです。 個人的な感想ノートになっちゃうかもしれませんが、アウトプットしておきますね(一応、ネタバレしないように書くので、これを読んで気になった方はぜひ見てみてください。そしてよければ感想を教えて

金曜ロードショー #すずめの戸締まり

2024年4月5日の金曜ロードショーは『すずめの戸締まり』でした。 ちょうど映画が公開されている時、私は家の改修がありまして一時的にホテルにおりました。ですので、かなり印象的にこの映画を覚えております!私個人はとても面白かったです。 新海監督の映像はいつも通り美しいのですよね。今回も描写は独特でとても美しいです。音楽も心に迫るものがあります。 新海誠監督は、日本の歴史と言いますか神話をベースに表現されている事がたまにあります。ですので、歴史がとりわけ、大昔の日本神話がお

『すずめの戸締まり』(新海誠・KADOKAWA)

2016年の「君の名は。」で、アニメ映画界のトップに躍り出た新海誠監督。2019年の「天気の子」も、その地味なタイトルとは裏腹に、非常に高い評価を受けた。それから再び3年の期間を経て、2022年11月11日に「すずめの戸締まり」が公開されるはこびとなった。そう、11日である。   映画にはどれも、自身のノベライズが存在する。あるいは、小説を描いた後で、映像化をしている、と言った方がよいかもしれない。   メジャーになる前の作品も叙情的で好きだが、やはりスペクタクル感のある最近

【鑑賞済向け・ネタバレあり】『すずめの戸締まり』最速上映を終えて~受動・能動の“大丈夫”、そして内化~

※注意書き ・この文章は2022年11月11日0:00~の最速上映を終え、深夜のマクドでハッピーセット(えほん『すずめといす』付き)を摘まみながら書いているものです。 ・映画のファーストインプレッションを大切にしたかったため、小説判はおろかその他の事前情報もほぼ無しの状態で1度見た限りです。 ・内容的外れだったりあとから意見変わったらゴメンね。 ・誤字脱字もごめん ・日本語不自由もごめん!!推敲できてません!  (寝不足フルタイム労働からの先速上映からの1時間散歩からの執筆中