マガジンのカバー画像

すずめの戸締まり

256
『すずめの戸締まり』は今まで観た映画の中で、トップクラスに良かったです。多くの人が感想や考察を書いていますが、私が読んだ中で共感できるものやハッとさせられたものを集めてみました。…
運営しているクリエイター

#すずめの戸締り

『すずめの戸締まり』に通底する精神は『日月神示』に通じる

『すずめの戸締まり』には日本の根源的精神が流れている 新海誠『すずめの戸締まり』はご覧になったでしょうか。普通に日本で暮らしている人であれば、この映画には神道の発想が根底に流れていることを感じたのではないかと思います。神道の発想の中でも、特に古神道あるいは幕末明治維新期に生じた新興神道(形式化した神道に対する本来の神道復活の動き)に通じるものがあると感じました。 そうした古来の本来の神道のエッセンスは『日月神示』(「ひつきしんじ」と読みます)に凝縮されて示されていると思ってい

「すずめの戸締り」を見て、心揺さぶられ、感動し、繰り返し、曲を聴く、イケメン草太の祝詞(のりと)を文字起こそうとするもあきらめ、検索

長いタイトルにお付き合いありがとうございます😭 一昨日の金曜ロードショーで、 「すずめの戸締り」をたまたま観た。 テレビのチャンネルが、突如変わり、 金曜ロードショーに。 むすめが、「ママが観たいって言っていたから、予約していたんだよ。」 「じゃあ、観ようか」 これが、すごくすごく ひじょーに、ひじょーに面白かったというか、 感動した。 いや、面白いとか感動とか、 そのような表現以外の何か。 景色や描写や、言葉や展開が最高だった。 最高以外の何かいい言葉は? 思いつ

新海誠監督の3部作

おかげさまで、ありがとうございます。 今さらながら、新海誠監督の3部作 『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』を一気に見ました。 どれも、潜在意識や集合意識を扱っていると聞いていたので、 集合意識覚醒プログラムMAGATAMA 認定講師のかよりンとしては見ておきたかったのです。 個人的な感想ノートになっちゃうかもしれませんが、アウトプットしておきますね(一応、ネタバレしないように書くので、これを読んで気になった方はぜひ見てみてください。そしてよければ感想を教えて

「すずめの戸締り」見てきたよ/わたしのアニメ語り

11月11日(金)に公開された新海誠監督の「すずめの戸締り」。公開から2日後の日曜日に見てまいりました。感じたことをいろいろと書いてみますね! 大ヒットを見込んでかなり上映回数の多い今作、午前8時10分からの上映を見に行くと8割ほどの埋まり具合。劇場版「鬼滅の刃」よりは少し余裕がある感じかなと思いました。ま、劇場版「ソードアートオンライン」よりは確実に入っているでしょう(泣) 前作「天気の子」では様々な理由で拒否反応を示したワタクシ。今作を見終えた後の率直な感想としては「

「すずめの戸締まり」アニー賞ノミネートおめでとう考察

※画像は公式サイトより 新海誠監督映画「すずめの戸締まり」が「アニー賞」にノミネートされました。それを記念して、この映画に対するいくつかの批判に対し、20回ほど本作品を詳しく鑑賞した私が、多少冗談も交えて”新しい見解”を述べます。ネタバレを含みますので、まだ本作品を鑑賞されていない方はご注意ください。 〇祝「アニー賞」に複数部門でノミネート! 災いの出て来る扉。そこからは災いが出て来て地震を引き起こす。全国にある「後ろ戸」を閉めて地震を防いでゆくロードムービー。東日本大

「すずめの戸締り」を見てきました。

結論から言います。好きです。 「天気の子」の次に好きです。 以下ネタバレになりますので、やな人は引き返してくださいね。 新海誠作品の売りと言えば、息をのむ背景の美しさ、イケてるカメラワーク、生き生きとしたキャラクター、ちょっと不思議な設定、など楽しいところがたくさんあります。 しかしわたしが新海作品を愛する一番の理由は、利己的なとこなんだ。 「天気の子」のときブッとんだのは、世界とやらを捨てて個人的な愛情に走ったこと。 雨はずっと降ってればいいよ、世界のことなんか知るかって

「すずめの戸締り」の感想と、2022年の振り返り(*^-^*)

やっと観てきました!「すずめの戸締り」 色んなネタバレ・解説動画を見てからでしたが、予習しといて良かったです。ストーリーが何となくわかっていても、何の問題もなく楽しめました😊 🌸すずめの戸締り感想(ネタバレあり) 最初に出てくる映像が、東日本大震災の荒れ果てた土地の様子だったのですが、もうそこからして、涙があふれてしまう、、、 小さいすずめ(当時4歳)が、母親を探して彷徨うシーンとか、胸が苦しくなります😭 2023年で3.11の震災から10年が経過するのですね。

「すずめの戸締まり」 一人の心象風景と人の心が離れることへのメッセージ 〜考察〜

新海誠の最高傑作「すずめの戸締まり」を鑑賞してきました。かなりの名作では、、と感じています。備忘録的にまとめてみました。ネタバレも含みます。 ストーリーは幼くして親を亡くした少女と、「閉じ師」の青年とのロードムービーだが。。。 物語は、比較的、急に唐突にいきなりSFチックに始まります。 高校生の少女(すずめ)が出会うのは廃墟にある「扉」を閉めているという「閉じ師」(そうた)。すずめが災いの原因となる扉を押さえている要を抜いてしまい、猫のような”ダイジン”にそうたが椅子に姿

「すずめの戸締り」大好きで埋め尽くす

「すずめの戸締り」を見ながら思った。(三度鑑賞) 新海誠監督はきっと「大好き!」が山ほどある昭和っ子。 映画を大好きで埋め尽くしたんじゃないかって。 (タランティーノの例を挙げるまでもなく、 映画監督はそれをよくやる) この映画からくる「好きなものは好き!」の感じが好ましい! こちらもこの「すずめの戸締り」への思い (好きポイント、引っかかりポイント)を 自由に書いてみる事にした。 新海誠監督の映画「すずめの戸締り」って、 現代が舞台の作品なのに昔話の香りがする。 (昔話

「すずめの戸締り」、地元映画館では一日一回上映になっていたので、あわてて観てきた。感想文。ネタバレありです。

 いろいろあって今まで見ていなかったら、いつのまにか近くの映画館では一日一回上映になっていたので、昨日、あわてて観てきました、『すずめの戸締り』新海誠監督。  東日本大震災を直接題材にすることへの躊躇と覚悟を、公開直後くらいにNHKクローズアップ現代で、桑子ちゃんに新海監督がインタビューされていたのは見ていたし。  震災でご親族を亡くされているフェイスブック友人の 西條剛央さん(大川小学校の悲劇についての優れた研究著作『クライシスマネジメントの本質』の著者)が、お子さんと

『すずめの戸締り』涙の理由を考えてみた。

こんにんちは。 岩手県在住のあしあと☆パステルです。 先日、やっと「すずめの戸締り」を観てきました。 感想は、 「自然と涙がでる映画」 でした。 悲しいとも感動とも違う涙。 その涙の理由を自分なりに考えてみました。 死ぬか生きるかは「ただの運」。 紙一重で分けられていると 突き付けられる経験をして、 それが本当に身に染みていたとしても それでも、あと1年、 あと1日、 1時間でも生きていたい。永らえたいと 人が思うことは、 当たり前のことで、ずるさでもなんでもない。 思

すずめの戸締まりの感想【ネタバレ注意】

先日、漸く映画館に行く機会があったので ついに「すずめの戸締まり」を見ることができました。 公開当初はスピ界隈とか陰謀界隈でがざわついていたので とても気になっていたので見れてよかったです。 内容もボリュームがたっぷりで 久しぶりの映画館ともあって 2時間がとても長く感じました。 というわけで 「すずめの戸締まり」について 幾つかの感想を語っていきたいと思います。 ○ストーリーとしての単純な面白さ 主人公が運が良すぎたり、女子高生が保護者に無断で移動していい距離じゃなか

【対談#1】藤田直哉×杉田俊介 『すずめの戸締り』とはなんなのか?――徹底討論

*注意:この記事にはネタバレが含まれています 二〇一六年の『君の名は。』で二五〇億円を超える興行成績をあげ、日本映画の歴代興行成績二位に躍り出た監督・新海誠(現在は三位)。その影響力はもはや国民的と言うべきであろう。次作『天気の子』も一四〇億円を超える成績を挙げ、広範な支持を得ている。アメリカのアカデミー賞への招待、『君の名は。』のハリウッドリメイク、国際的な映画祭での受賞等々、国際的な評価も高い。二〇二一年一一月一一日公開『すずめの戸締り』は、ロングランヒットを続けている

『すずめの戸締まり』を観て思ったこと

こんばんは、くにたけりんです。 ピアスブランド「LUXER MOON(ルクサームーン)」を運営しながら、近大生しております 今日は「すずめの戸締まり」をみて思ったことをつらつらと書こうかなと思います、個人的な感想にはなりますがまあまあ自分達のお店やサービスに転用できるかなと思いますので、ぜひ最後まで読んでやってくださーい!! 日常に紐づけるまず、「すずめの戸締まり」というタイトルを見て思ったことは 「マーケティングとしてうまいなぁ」 ということ!! というのも、あの