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サイレンオンパレードようやく静かに
救急車の「ピーポー」、パトカーの「ウー」、消防車の「ウーカンカン」。午後9時までサイレンのオンパレードも、ここにきてようやく静かになった。窓を開けると夜風が心地良い。
60代のころ、東京メトロ有楽町線月島で倒れた。駅員が手配してくれた救急車に乗る。「かかりつけの病院がありますか」と聞かれて、葛西の病院を伝える。知っているのはここまでだ。
目が覚めたらベッドの上。「家族に連絡しましょうか」「見っともないのでいいです」。検査の結果、異常なし。午後11時30分。「朝まで寝ていたいのですが」とお願いも、拒否された。
救急車事件は家族に内緒だから、我が家で救急車経験者は孫と妻の2人だ。もうすぐ23歳の孫が幼稚園のとき、公園の遊具から落下し頭を打つ。それ以来サイレンを聞くと不安を感じる。
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