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「お茶をテーマに静岡を巡る」 旅行記(4)島田市・前編

2024年のGWにお茶をテーマに静岡を巡りました。その時の体験を要約した旅行ガイドを公開しましたが、こちらの記事では写真を交えながら、旅の様子をお伝えします。旅行ガイド編では扱えなかった内容も含みます。第4回目は島田市・前編。

前回の旅行記はこちら


概要

行程
マップ

KADODE OOIGAWA

 2020年開業の緑茶・農業・観光の体験型フードパーク。JAおおいがわ、島田市、大井川鐵道の共同出資で、農産物直売所やカフェ、レストラン、キッズパーク、観光案内所などを備え、大井川鐵道の門出駅にも隣接しています。

外観

体験型アトラクション 緑茶ツアーズ

 「お茶の葉っぱ」になって製茶工場での工程を疑似体験できるアトラクション。「蒸し」「揉み」「火入れ」の3工程の様子を体感できます。係員さんの軽妙な語り口もツボにハマります。

緑茶ツアーズ

緑茶B.I.Y.スタンド

 「蒸し」と「火入れ」を段階別に組み合わせた16種類から、自分好みの緑茶をHOT/ICEで淹れられるセルフ式の緑茶スタンド。ミニボトルも付属するので、持ち運びも可能。

 数量限定の16種飲み比べセットもあり、横方向で「蒸し」、縦方向で「火入れ」の違いを飲み比べることが出来ます。茶沼なら当然受けて立つしかないよね? 
※16種飲み比べセットはICEのみの提供で、ミニボトルは付属しません。

16種飲み比べセット。杯ごとに水色が違います。

 16種類の緑茶は立体的に「MANDARA茶柱」でも表現され、茶柱ごとに味やおすすめの淹れ方、ペアリングなどの情報が記載され、気に入った茶葉を購入できます。

立体曼荼羅のような「MANDARA茶柱」

TOURIST INFORMATION おおいなび

 本館からは道を挟んだ別館には、TOURIST INFORMATION おおいなび(観光案内所、売店、サイクルピット)があります。売店は本館とは商品構成が異なり、大井川流域の物産品が中心で、オリジナルの「SLソフトクリーム」や、蛇口からお茶が出る「緑茶水道」も。大井川鐵道「門出駅」にも隣接しています。
※島田市には実際に緑茶水道を備えた小学校があるようです。

緑茶水道
大井川鐵道のSLも復元展示

 日経BPによる詳細な解説記事もあるので、ご興味があればどうぞ。

 日テレNEWSでも取り上げられていたので、追記します(5/18)。

蓬莱橋

 大井川にかかる世界最長(全長897.4m)の木造歩道橋。元々は牧之原台地の開墾のために架けられた農業用の橋で、現在でも茶園の管理に使用されている隠れお茶スポット。普通に歩いても渡るのに片道で約15分かかりました。

蓬莱橋
渡ってみると、とにかく長い!  幅は狭く柵も低いので、対向者とすれ違う時は少しドキドキ
川は意外と変化に富んでいて、見ていて飽きません

蓬莱橋897.4(やくなし)茶屋

 蓬莱橋の全長897.4mにちなんでおり、テイクアウトの緑茶や煎茶ソフトクリームなどを楽しめる。お菓子やお土産なども販売されています。

蓬莱橋897.4茶屋
煎茶ソフトクリーム

 以上、島田市・前編の旅行記でした。次回は後編の旅行記です。

 X(Twitter)でもお茶や茶器について投稿していますので、ご興味に合いましたら、ぜひフォローを。


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