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急須沼の沈み方 買い物ガイド(1)軽症編

 ようこそ。急須沼のほとりへ。この記事では、「急須に興味があるけど、どこで買えば良い?」という方向けに、おすすめのお店やイベントをご提案します。一大消費地である東京でも、作家もの急須とは意外と出会いづらい現状があります。第1回はお手頃な急須から始める「買い物ガイド(1)軽症編」。


筆者について

 普段はX(Twitter)で、茶器や工芸品、お茶などの投稿をしています。コロナ禍でうっかりX(Twitter)のアカウントを作ったところ、沼底に引きずり込まれ、急須依存症となってしまいました…笑

この記事を書くきっかけ

 講談社現代新書の60周年の特設サイトで『わたしの現代新書』(の表紙のデザイン)が作れる企画があり、ネタとして『急須沼の沈み方』を作りました。ただ、記事にしたら意外と役に立つかもと思うようになりました。

 また、生成AIで作った「急須沼」も絵面が面白かったので、是非記事にしたいと思いました笑

生成AIが考える「急須沼」

「急須沼への沈み方」の道しるべ

 では沈み方の流れを見ましょう。

(1) 軽症(足の深さまで沈没): お手頃な急須を買い、お茶を淹れてみる

 まずはお手頃な急須を買い、お茶を入れてみましょう。リーフティーは美味しいものの、茶殻の処理など面倒な部分もあります。急須とリーフティーが自分に合うかを見極め、合わないようであれば無理に急須に拘らず、ティーバッグなどでの代替も検討しましょう。

(2) 中等症(腰の深さまで沈没): 専門店でこだわりの急須を買う

 急須でお茶を淹れるのが自分に合い、楽しくなってきたら、専門店でこだわりの急須を買いましょう。多種多様な色・デザイン・素材・産地・作家の中から自分好みのものを見つけましょう。また、プロの茶器や淹れ方を見に日本茶カフェに行くのも良いかもしれません。一味違った急須が欲しい方は、ギャラリーへ。

(3) 重症(全身沈没): 産地やイベントに行く

 こだわりの急須が欲しいけど、近場では品揃えが物足りないという方は、産地やイベントに行きましょう。急須づくりが盛んな常滑、四日市、笠間など産地や、陶芸祭、お茶会などのイベントがあります。ここまで来るともはや後戻りできなくなります・・・笑

 では、軽症から見ていきましょう。

軽症(足の深さまで沈没)

 まずはお手頃な急須を買い、お茶を入れてみましょう。松竹梅の3パターンでご紹介します。

梅:とにかく安く

 お茶を淹れるだけなら、ダイソーなど100円ショップの急須でも十分です。

竹:ほどほどの価格・品質

 紅茶なども飲む場合は、KINTOのUNITEAが良いかも。ハンズやロフトなどの雑貨店や、ネットショップで購入できます。

松:デザインにもこだわりたい

 デザインにもこだわりたい方は、東屋/高資陶苑の急須がおすすめです。インテリア系の雑貨店や、ネットショップで購入できます。

 日本茶専門店「すすむ屋茶店」のオリジナル急須も種類が多く、比較的お手頃なので、良いかもしれません。

 平型急須が気になる方は、最近発売された常滑焼のTAKASUKEもおすすめ。満水時300mlの大容量で、日本茶から紅茶まで対応。焼き締めの黒はお茶の渋みをとり、表面コーティングの白はお茶の味をそのまま出します。

 その他、一保堂の焼締め急須(萬古焼)も、入手性や、深蒸しにも対応できる細かい茶こしで良いかもしれません。

 初めの一歩となるお手頃な急須のご紹介でした。さらに進んでみたいという物好きな方は(2)買い物ガイド中等症編へ・・・

注意事項

  • 2024年5月時点での情報です。

  • 一般人が独断と偏見でまとめた資料であり、内容の信憑性・正確性を保証するものではありません。

  • 利用者が当資料を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

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