効果的な質問 4/4

コーチングスクールで学んだ内容を
ぎゅっと凝縮した記事を書いています☺️
コーチエィアカデミアのプレミアムコースで学んでいます✍️

それでは、学びをまとめます。

今日は「効果的な質問」全4回中の4回目です。

1〜3回目はこちら

問いの共有

★「問い」の共有がもたらすもの
組織全体で、部や課で、上司部下の関係で、問いが共有されていると
コミュニケーションを始める動機が生まれる。 
コミュニケーションの活性化につながる。

★「問いの共有」が行動を起こす
共有される「問い」を未来に向けることで、
相手の視線も未来に向けることができる。
人は不安定になると、安定するために行動を起こす。
不安定な未来へ焦点を当てることで、自律的、自発的な行動が生まれやすくなる。
「問い」の共有は、組織や個人に次のことをもたらす。

・未来について考える姿勢
 ・自律性・現状(自分の居場所など)の認識
・自分の責任、自分の役割に対する意識
・未来への洞察
・情報の共有
・「分かったつもり」から、「行動への動機」へ

★組織における問いの共有
組織やチーム内で「問い」が共有されていれば
いつでも、メンバーに声をかけ
「共有されている問い」について話し始めることができる。

<共有する問いの例>
「近い将来、我々が遭遇するリスクには何があるだろうか?」
 「我々のサービスは今、世界一だろうか?」
「今、仕事に情熱を注げているだろうか?」

メンバーは、こうした問いによって、新たな視点を手に入れ
大きな世界の視点、複数の視点を持つことができるようになる。
組織の中における自分の責任や、役割に対する意識も高まる。

ディスカッションの記録

★先週のホームワーク:目的別の質問例を考える

イメージをつくる
・誰と一緒に仕事をしていますか?
・何をしている自分がいますか?
・いつまでにそれを達成したいと思っていますか?

問題をはっきりさせる
・一体何が問題なんでしょうか?

タイプを知る
・感情表現が多いですが、〇〇?

他の選択肢を探す
・いくつか道筋や行動はありますか?

モチベーションを上げる
・どんな成功体験がありましたが?
・どのように達成しましたか?

知識スキルを棚卸しする
・あなたが人に教えてあげることは何かありますか?
・あなたが業務上困った時にどういうことを助けてもらいたいですか?
・持っている資格はなんですか?
・複数年学んでいることはなんですか?

★組織で共有する問いの例

・お客様がその時どう感じていたか?
・お客様がこの場にいればどう言うか?
・相手はどう思っているか?
・いつ、何が必要なのか?
・今できることは何?
・このサービスで何を実現したいか?
・このメンバーが集まった意味は?
・メンバーそれぞれが自分の持ち味を発揮できるのはどこだろう?
・世の中にどんな影響を与えたいのか?
・1年後どうなる?
・お客さんにどう思ってほしいのか?

※大きな目標・バリューが共有されており、
そのベースのもとで問いが生まれている。

感想

今日のテーマは「問いの共有」
問いを共有することで組織のコミュニケーションが活性化する
ということがポイントでした。

皆さんの組織での実例もお聞きして感じたことは、
「問いを共有する=ビジョンを共有する」
なんだな、ということ。
みんなが同じ問いに取り組むことで
メンバー全員が未来を向いて自主的に行動することにつながる。

問いにはこんな力もあるのか!
とちょっと驚きでした。

組織で共有する効果的な問いを設定することは
組織づくりの肝と言えそうです。

効果的な質問、日々磨いていきたいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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