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【超ブラック経営者vs超ホワイト企業】イーロン・マスク氏が最初にTwitter社に行ったときの話が面白い

こんばんは。
カーボです。

今日もためになるお話をお届けします!

今回はTwitter社を訪れた時の
イーロン・マスク氏の
エピソードが面白かったのと、
色々と考えさせられる
ところがあったのでシェアしたいと思います!

〇超ブラック経営者vs超ホワイト企業

自分も過酷な労働をする代わりに
部下にもそのブラック労働を強いる
超ブラック経営者ことイーロン・マスク。

彼がTwitter社を買収し、
そこに乗り込んだときのお話です。

いったい、どんなことになるだろうと
戦々恐々のTwitter社社員たち。
乗り込んできたマスク氏を遠巻きに眺めます。

「今日はパーティだ! 
 洗いざらい打ち解けあおう!」
マスク氏は最初にそう挨拶をして、
社員をちょっとだけ
ホッとさせたのもつかの間。

超ホワイト企業である
Twitter社の設備に顔が曇ります。

社内は絵に描いたようなオシャレなオフィス。
食べ物も充実しており、
全て従業員には無料で提供されています。

水だけでも色んな国の
名水を集めていて5種類も選べるのです。

「どの水がいいですか?」と聞いた
Twitter社幹部に
むかってマスク氏は言い放ちます。
「私は水道水でいい」

この言葉が開戦の幕開けで社内は一気に
緊張感が走ります。赤字経営でありながら
この社内設備の充実はマスク氏の顔を曇らすには
十分でした。

「私たちの75%を解雇するって本当ですか?」

意を決した社員の言葉にも涼しい顔で
「それはデタラメだ。
まだ、何も決まっていない」
と答えます。

一通り社内設備を見終わった後、
マスク氏は猛烈な勢いで
社員のリストアップを始めます。
そう解雇するべき社員のリストアップです。

エンジニアが数千人もいるのに、
平均すると数行しかコードを
書いてないことを知ると、
猛烈な勢いで解雇を決めていきます。

社内SNSを探り、
会社に不平を漏らしていた
社員をピックアップし、
真偽を問いただすことなく即解雇します。

恐ろしいほどのスピードでその改革は
行われていったのです。

結果として質問した社員が恐れていた通り
75%の社員が解雇されることになりました。

〇業績を上げるのはどっちか!?

理想的なオフィス環境、福利厚生の充実
和気あいあいとした社員たち。

Twitter社で働くことは社員にとっては
とても素晴らしいことだったでしょう。

でも、それが業績に結び付いているかと
いえばそうでもなかったのはそれまでの
実績が示す通り。

対するマスク氏はテスラ社をはじめ、
どの会社でも従業員に過酷な労働と残業を命じ、
自身はその誰よりも働きました。
そうやって業績を上げてきたのです。

〇一会社員としても考えさせられる

僕も一会社で働く社員としてとても
考えされられる話でした。

日本でも最近は残業やブラック労働が
厳しく制限されていますが、正直なところ
「それでは良いものが作れないよなー」
と思います。

僕の会社も一昔前までは連日遅くまで残業し、
誰もが死に物狂いで働いていました。
職場自体もギスギスしていたと思います。

でも、今では
すっかりホワイト会社になってしまいました。

その結果良いものができているかというと
結果は少なくとも伴っていないのでは
ないかと思います。

個人的にマスク氏は好きではないですが、
その労働姿勢は見習うべきものがあります。

ワークライフバランスが
叫ばれている昨今ですが、
本当に業績を上げたければ優秀な人間が
死に物狂いで働くしかない、という現実と
どう向き合っていくかが試されます。

X(旧Twitter)がどうなるかわかりませんが
その結果はとても興味深いと思っています。

以上、参考になればうれしいです。

では、今日も今を大事にしていきましょう!

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