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HeaRは退職しますが、青春の大人は増やし続けます。

久しぶりのnote投稿になります。

さて、結論をタイトルで言っています。笑
2022年8月31日をもって、HeaR株式会社を退職することになりました。

昨年の12月入社なので、9ヶ月という短い在籍となりましたが、感覚では2年くらいいたのではないかと思っております。そのくらいたくさんのことを経験させてもらいましたし、たくさんの方と仕事を通してお話しすることができました。

「あれだけHeaRのこと好きだったのになんで!」という声がたくさん届いてきそうですね……

そこで、COO高谷さんと先日飲みにいった際に、なんの気なしに言われたことを実行しようと思います。

「退職エントリ読みたぁい」

by TT

ということで、HeaRとしては初?の退職エントリを書かせていただきます!なるべく正直に書いていきたいと思いますが、個人的な見解も含むので、そのあたりはご了承ください。


改めて軽く自己紹介

もしかしたらこの記事で初めて私を目にする人もいるかもしれないので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

神奈川の盆地に生まれ、スポーツと少しの勉強を取り柄に大学まで突っ走り、キャリアの最初は体育教員という田舎育ちの29歳です。

4年間体育教員として勤務したのち、Webマーケをメインとしたローカルビジネスのコンサルティング支援をしている「株式会社CS-C」に完全未経験で入社。紆余曲折しながらも、とても良い人たちに囲まれたおかげでビジネスの基本を叩き込んでもらいました。

その後、2021年の12月からHeaR株式会社でお世話になっています。
(本当にざっくりですが、長くなりそうなのでそれぞれのセクションこのくらいでサクサクいきます)

この記事で何を伝えたいのか

今回、退職エントリを記載するにあたり、何を書こうか悩みました。
結論、以下を伝えるために書かせていただきます。

  • HeaRで何をしていたのか

  • HeaRで得たもの

  • 意思決定に至った背景

  • 今後について

私個人に興味を持ってくれている人がいたら嬉しい限りですが、例えば今後HeaRに興味を持ってくれた方がこのnoteにたどり着くこともあると思います。
その際、「実際にHeaRにいた人たちってどんな感じだったんだろう」という悩みを解消するコンテンツになったらいいなあという狙いもあります。


HeaRに入社するまで

HeaRに入社するまでの経緯は、入社エントリを書いていたので、そちらを貼っておきます。

後にも先にも「ミッション共感」ですね!


HeaRで何をしていたのか

9ヶ月という短い在籍期間で、初めてのHR領域ながら、たくさんのことを経験させていただきました。

マーケティング

前職で、分野は違えど経験のあるマーケティングを半年ほど担当しました。
とはいえ、私の経験は「Webマーケティング」。HeaRで求められることはBtoBマーケ、コンテンツマーケ、SEOなど。

正直、最初は見よう見まねでコンテンツ作成をしていました。
過去のHeaRのコンテンツをGoogleドライブで漁り、過去の構成などを参考にコンテンツを考える日々。

何度差し戻しを食らって、何度修正のFBをいただいたことか……笑
たくさんの時間を費やしたと同時に、修正やFBにたくさん時間を割いてもらいました。その甲斐あってか、2、3ヶ月である程度企画〜作成〜リリースまでは一通りできるようになりました(と思っています!)

作ったコンテンツは反応が良いものもあれば、全く反応がないものまで様々でした。いやはやコンテンツを考えて作るのって難しいなあ……と毎日唸っていた記憶があります。

また、SEO記事も最初は自分でライティングまで担当していた時期もありました、懐かしい……
今では優秀なライターさんが書いてくださっているので、構成を考えるだけで良くなりました。(マーケ業務は完全に引き継いでます)

(この長さで書くと1万文字くらいになりそうなので、少し短めにしていきますね)

採用コンサルタント

入社してから退職まで、メイン業務としてやらせていただきました。企業さんの担当として伴走させていただき、採用課題の解決に尽力しました。

『採用コンサルタント』というと、「何それ?」と返される率95%だったのですが、各企業さんの採用課題に向き合える素敵な仕事です。

『コンサルタント』がそもそもイメージできない方には、何も言わずにいつも以下のnoteを送りつけています。コンテンツ女王のnoteは本当にわかりやすい。

企業さんによって課題は様々で、最初は先輩方のアシスタントとして入らせていただき、目の前のことを対応していくことに必死でした。
それでも少しずつ、HR領域のことをインプットして、2月からはメイン担当をさせていただきました。

何より関わってくださったクライアントさん達がとても良い方、いい企業さんばかりで、日々感謝の気持ちと「この方達に成果で返したい!!」と思える毎日を過ごしました。

入社前は「未経験でも大丈夫なのかな……?」と不安でしたが、『HeaRメソッド』なるものがあることと、経験豊富な先輩コンサルタントの方々がめちゃくちゃ丁寧にご指導(たまに怖かったよ!笑)してくださったので、なんとか1人前になれました。(なれてたかな、まだまだかな……)

この仕事は、「お節介な人」は向いているみたいです。私の大好きな篠村お兄さんが言っているので間違いないです。


事業部のリーダー

これは本当にやっていたというと烏滸がましいくらいですが、最後の3ヶ月は、コンサルチームのリーダーに抜擢していただきました。

HeaRは人数もまだ少ないスタートアップのため、抜擢が行われることもしばしば。
そんな中で前職の経験や、声が大きいこと(笑)もあり、チームをまとめる役割を任せてもらいました(ありがたや……)

とは言っても、入社と経験は一番浅かったので、任せるところは任せて、役割としてのリーダーに徹することにしました。仕事のできる方達が多かったので、専門的なところは先輩方に頼って、自分のやりたいことを少しずつ進めることはできたかなと思います。(少しですが……)

HeaRはまだまだ役割として足りないポジションも多いので、自分で組織を作っていきたい!やったるぜ!という方にはとても良い環境だと思います!

新卒でもインターンでも成果を出していれば、希望によっては裁量を与えられるので、バリバリやったるで!という人は活躍できそうです。


Twitter始めました

これは本当に大きな財産になったなあと感じているのですが、HeaRに入ってから本格的にTwitterを始めました。

それまでの私のTwitterへの印象は「負の感情を吐き出す場」という固定概念がありました。

しかし、始めてみるとまったくそんなことはなくてびっくり!
本当にたくさんの情報が、リアルタイムで入ってくるわ、たくさんの方と交流が持てるわでメリットしかなかったです。

HeaRの採用チャネルとしても大きな役割を担っていて、Twitterの新しい可能性を教えてもらいました。(Twitter経由でこの記事を見てくださっている方もいらっしゃるかもしれません。いつもありがとうございます)


HeaRで得たもの

ここまではHeaRでやってきたことをざっくりと記載しましたが(十分長いけど)ここからは「何を得ることができたのか」を振り返りながら書いていきます。

HR領域の知見

これは言わずもがなですね。
私は本当にHR領域初心者でした。
しかし、HeaRのメソッドや過去のご支援事例、先輩方のお陰もあり、かなり解像度が高まったと思います。

HeaRのコンサルタントとして、プロフェッショナルになるための時間と経験をたくさんいただくことが出来ました。先輩方にめちゃくちゃに質問しまくったのもありますが、それを心よく受け入れてくれる環境に感謝です。

言語化力

HeaRには「言語化の鬼」と呼ばれるメンバーがたくさんいます。
曖昧なことを言おうものなら「具体的に説明して?」「結論は?」「伝えたいことは何?」と鬼詰めされます。

少し盛りましたが、「物事を正しく相手に伝えるための言語化力」は本当に鍛えられたと思います。
常に「具体⇄抽象」の行き来を意識したり、今でもまだまだ鍛えてもらっている最中ですが、9ヶ月で2段階くらいレベルアップした気がします。(こういう文章はまだ苦手……)

外部の方との繋がり

Twitterをやっていることにも関係しますが、今まで以上に「自社以外の方」と関わる機会が増えました。

クライアントさんはもちろんですが、Twitter上で知り合った方がHeaRに興味を持ってくれたり、お仕事でご一緒させていただくようになったり……

今まではそういった経験もなければ、積極的に関わろうともしていなかったので、新しい世界を知れた気がします。


自分の人生の軸

これは、この後書かせていただきますが、HeaRに出会ったことで自分のやりたいことが固まった気がします。

ただ、これは「現時点」なので、人生を歩んでいく中で変わる可能性もあります。

かけがえのない仲間

HeaRのメンバーは本当に仲がいいんです。
Slackで雑談することもあれば、LINEとInstagram DMとSlackとで同時に会話する人もいるくらいには、普段からコミュニケーションを取ることが多いです。
※上記は特殊

やめてからも多分みんな私のことが大好きなので誘ってくれるし、こっちも寂しくなってすぐにオフィスに遊びにいく未来も見えています。(誘われない可能性は大いにある)

「いつでもきていいよ!」と言ってくれる環境にも感謝だし、変わらず仲良くしてくれるのは本当に素敵な環境だなあと思っています。

去年の大掃除の時

意思決定に至った背景

ここまで書いていると「辞める理由なくない?」「いいこと書けって言われたんじゃないの?」みたいな感じになりますよね、わかります。

ここからは何故9ヶ月で退職の意思決定をしたのか、大きく3点に分けて書いていきます。

toBよりもtoC

これは、HeaRで働き始めて確信に変わったことでした。

元々教員として「生徒」に向き合うことがとても楽しく、やりがいもありました。そして、生徒と関わっている時間(授業・ホームルーム・部活など)はいい意味で仕事と感じることがなく、没頭できる瞬間でもありました。

そこからベンチャーに転職して、相手が「店舗経営をするオーナーさん・店長さん」になり、HeaRでは「企業の採用担当・人事・経営者」になりました。

後者もとてもやりがいはあるし、「人」に向き合っていることに変わりはないはずなんです。

しかし、どうしても考えてしまうのは「エンドユーザー」であることに気がつきました。

前職であれば「実際にお店を利用するお客さん」
HeaRであれば「採用支援をした企業を受ける候補者さんや勤めている社員さん」

この方達に価値提供できているかと言われると、実際に関われるわけではないので「わからない」んです。

HeaRのミッションは「青春の大人を増やす」

実際に「青春の大人」を増やすことができているんだっけ?ということを、私はどうしても確認しないと納得できない価値観の持ち主であることに気付きました。

「深く・徹底的に」青春の大人を増やす

上記と関連しているのですが、個人に向き合いたい、という気持ちと同時に「もっと深く・徹底的に」ミッションを体現できないか、と考えるようになりました。

大前提、叶えたい未来は同じなんです。
しかし、手法が違う。

HeaRとしては、100万人、1,000万人の青春の大人を増やすことが目標のため、なるべく多くの方に届くように価値を提供していくでしょう。それはとても素敵なことですし、私もぜひその世界を早く創ってほしいと思っています。

しかし、私は「確実に目の前の人を、徹底的に青春させたい」の価値観なんですね。おそらく、人に向き合うことが好きなんです、とても。

100人、1,000人の単位になってしまうかもしれません。それでも、私は「より深く、徹底的に」個人に向き合う道を選択したいと思いました。

組織の在り方に対する価値観の相違

ここまで結局良いことしか書いてないので(本当のことしか書いてない)、一つだけ「合わなかった点」も記載しておきます。

それはヒトに向き合う、コトに向き合うという観点で、「組織の価値観」と「自分の価値観」で合わない部分があったことです。

具体的なことは控えさせていただければと思いますが、私の「絶対に譲れない考え方」が、HeaRの考え方と合わなかったといった感じでしょうか。(似たようなことが先ほど掲載した記事内にありました、さすがスーパーインターン生)

HeaRではコトに向き合うあまり、本来はミスをしてしまった本人が解決しなければいけないこと(ヒトに向き合えば解決すること)を、仕組みで解決してしまおうとする時があります。愛の溢れる心理的安全性の高い環境ではありますが、基本的に自分を律して高めていける人でないと、環境に甘えてしまうことになるかもしれません。

もちろん人なので誰でもミスはします。大切なのはミスをしてしまったその後の行動だと思っています。HeaRの人は優しすぎるあまり、指摘をするにしてもとても表現が優しかったりするので、どうしても甘えが出てきてしまう時があります。その時は会社にとっても自分にとっても良くないので、しっかり自律することが大切だなと思います。

https://www.wantedly.com/companies/hear/post_articles/407830

これは、単純に価値観と組織の話なので、どっちが悪いとかではない話だと思っています。ただ、価値観の相違がある状態でHeaRに居続けることは、お互いにとって健全ではないと判断しました。


変わらないこと

「青春の大人」は増やし続けます

これは変わりません。
そもそも、このミッションを見た瞬間の「これだよ!この世界作りたいんだよ!」は一生変わらないでしょうし、このミッションが達成された世界は今よりも素敵な世界であることを確信しています。

私の個人ミッションでもある「大人になりたいという子供を増やしたい」にも間違いなく繋がる世界なので、HeaRのメンバーでなくなっても、HeaRの掲げる理想には引き続きついていこうと思っています。(勝手に)


今後について

toCの領域へ

ここまで話しておいて、to Bの領域へ転職していたら意味不明すぎるので、さすがに自分の好きな領域へ進みます。

詳しくはまた入社してから、会社のルールに則ってご報告できる範囲で記載します!(Twitterの方が早いと思います!)

学校教育にも少しずつ

これは本業ではないのですが、副業(というかプロボノ)で面白い学校に関われることになりました!

こちらも追ってご報告できればと思いますが、まさに自分の目指している学校教育を推し進めるようなところです。素敵すぎました。

全ては「青春の大人」を増やすため

その他にも、新しくご縁をいただいたお仕事がいくつかありますので、少しずつやることを増やしていこうと考えています。

ただ、全ては「青春の大人を増やす」、「大人になりたい子供を増やす」に繋がることという軸はブラしません。まだまだ挑戦していきたいので、今のうちにやれること、やりたいことには貪欲に挑戦していこうと思います!

青春の大人を増やすためには、まずは自分から体現していかなくてはいけないので、これまで以上に人生楽しんでいこうと思っています!


最後に

ここまで読み進めていただいた皆様、ありがとうございます。
控えめに書いたつもりでしたが、7,000文字になってしまいました。

改めて書いてみると、短い間でしたが本当に充実していました。
HeaRに入社してからよく以下のようなことを言われています。

「HeaRっていい会社だよね!」
「ミッション、素敵ですね!」
「青春の大人っていいですね!」

とてもありがたいと同時に、もっともっと知ってもらいたいという想いもありました。

世の中の多くの方が働くことに前向きになることができたら、まだまだこの先できることが多くなるし、未来は明るくなる。その大人たちを見て育った子供たちは今よりも「大人になりたい」と思えるはず。

そんな世界を作るために、9ヶ月という短い期間ではありましたが、HeaRの一員として働けて幸せだったし、とても楽しかったです!

お客様として関わってくださった皆様、TwitterやSNS経由で仲良くしてくださった皆様、ふらふらしてて心配しながらも優しく見守ってくださる過去関わった友人や同僚の皆様に支えられて今があります。

改めてではありますが、これからもよろしくお願いします!!


そして、HeaRの皆さん!
最終出社日にもお伝えしましたが、私はこれからも「青春の大人」を増やし続けますし、体現もしていきます。

これからも同志として、仲間として想ってもらえたら嬉しいなと思っています!(頭にアラバスタ編が出てきた……笑)

約9ヶ月ですが、大変お世話になりました!毎日毎日騒がしいやつだったと思います。初日からめっちゃ馴染んだ感じも出していたと思います。みんな、寂しくなると思いますが(うるさい)、これからもHeaRらしくいるみんなを勝手に応援し続けています!

そして、これからもよろしくお願いします!!


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