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桐衣朝子
2020年7月18日 14:09
「未来予想図は大体はずれる(気がする)」人生は、何が起こるかわからない。未来なんて、心に描いた通りにはいかない。子供の頃の夢は医者になって貧しい国に行き、医療活動をすることだった。だけどある日、ガリ勉の高校生だった私に母がいきなりこう言い放った。「あんたは、勉強しなくていい」その頃、父が借金の保証人になっていたりして家が傾いていたから、息子を大学にやるだけで精一杯で、私を大学にいかせる余
2020年7月25日 14:56
六十一歳で作家デビューした途端、編集者を始め、雑誌や新聞の記者、テレビのプロデューサー、カメラマン、書店員さんなど、三十代四十代の「キャリアウーマン」と呼ばれる人達と知り合う機会が一気に増えた。生き生きと働く女性達に出逢うたびに、「時代は変わったなあ…」としみじみ思う。 四十代というのは心身共にすごく豊かな時代なのだ。それまでにいろんな経験も積んでいるし、この世界の様子もある程度わかってい