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投資対象の真眼



『投資対象の真眼が有るか』

●円は対ドルで149円
依然としてドル一強の動きで高金利を維持との見方からドル高基調。
昨日、日本時間に149円台に下落し、鈴木俊一財務相は「高い緊張感を持って市場の動向を見ている」。
金融当局が経済に深刻なダメージを与えることなく、妥当な時間をかけてインフレ率を目標の2%まで引き下げられる確率を60%。
残る40%の確率のシナリオについては、インフレが当局の予想以上に定着し、経済の需要サイドを冷却するため追加利上げが必要。
賃金の上昇、雇用者数の増加、失業率の低下などがインフレ退治の要となる材料である。

●プラチナの用途

・宝飾品より工業用
一般的に宝飾品の素材として知られているプラチナ。

・主な消費は工業用
エンジンが化石燃料を燃やす際に発生する有害物質の浄化に活用されている。
プラチナは、性質を維持しながら他の物質の性質を変える「触媒」の特性を持つ素材。
排ガス浄化装置内部の蜂の巣状の構造に塗布されたプラチナが、装置を通過する排ガス中の有害物質を水と二酸化炭素に転換。
その後、マフラーから毒性が低下した排ガスが排出されるという仕組み。

・エンジンを使用する乗り物や機器などの需要増

・装置に使われるプラチナ消費量増
需給バランスが変化し、相場に上昇圧力が発生。
2000年~2008年の墓場にかけては、排ガス浄化装置向けの消費が急増。
この結果、プラチナ全体の需要が高まり価格が上昇。

●プラチナは必要な存在

・価値が上がる可能性
コロナショックにより大きな下落を強いられたプラチナ。
しかし、2020年下半期から世界経済の状況が改善に向かい、徐々にプラチナの需要も回復傾向と言える。
投資需要が伸びたことも、その一因。

南アフリカにおけるプラチナの産出量が復活したことで、供給量も増えている。
供給過多傾向ではあるもののマーケット全体に回復傾向が見られ、相場も長期的には上昇する見通しとされている。

・自動車産業からの影響には注視が必要
コロナショックが一時的なものだとするならば、自動車産業とプラチナの関係は、長期的目線で見ていくべきトピックスと言える。

●転換期

・用途が激変
1、新型コロナウイルスの流行
2、フォルクスワーゲン問題
近年は不透明な動きを見せるプラチナ。
しかし、ガソリン車の浄化装置媒体がパラジウムからプラチナへ置き換わり、需要が急進。

工業用途に対する活用が進めば、今後価値上昇も期待できる。
2023年も引き続き、その動向をチェックする必要がある。

・長期的な目線
次世代車として注目される電気自動車やハイブリッドカーがより普及すれば、自動車産業に対するプラチナ需要が落ち込み、価格の下落を招く可能性も考えられる。

プラチナの価値はさまざまな要因に左右されるため、値動きに対する要因の分析が重要。

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