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二十四節気の養生法【2024 夏至】

 6/21は夏至です。北半球では太陽が北回帰線上にあり1年で昼間が最も長くなり、太陽の角度が最も高いところになりますが、地表の熱は最も多い状態にはなっていないので、まだまだ暑さはこれからが本番となります。
 中国では「暑さは三伏の頃が最も厳しい」と言われ、今年の初伏は7/15になります。日本でも、この初伏から末伏が終わる8/23までの間が、気温は最も高く、昨年の最高気温は8/5に福島県伊達市、8/10に石川県小松市で記録した40.0℃でした。
 夏至は、《禮記》〈月令篇〉には「鹿角解、蟬始鳴、半夏生、木菫榮。」と自然界の現象が記載されています。夏至になると雄ジカの角を切り始め、またセミが鳴き始め、半夏やムクゲが花を咲かせる季節です。
 また西欧諸国などキリスト教の国々でも聖ヨハネの日に関連したお祭が行われたり、特に北欧では短い夏に太陽のエネルギーをいっぱい吸収しようとする夏至祭が盛大に行われるそうです。
 イギリス南部にある先史時代の遺跡ストーンヘンジでは、夏至の朝、太陽はヒール・ストーンと呼ばれる石の後ろから昇ります。ストーンヘンジは古代の夏至の太陽の日の出を拝む神聖な場所となっていたそうです。
明日は、満月になります。6月の満月はストロベリームーンと言うそうですが、これはアメリカの先住民の農事暦に因んでいます。昔の人々は、世界中どこの地域でも季節と農作業を中心にした日々の生活とは非常に関係が深かったのですね。
 自然界の気はどんどん移ろっています。この移ろいに合わせて養生することが健やかに過ごす秘訣です。

世界各地で行われる夏至祭

今月の癒しの庭園 「仙洞御所」

 今回は京都御苑の中の「仙洞御所」をご案内します。広大な京都御苑の敷地内の天皇が住まわれた京都御所の南側にある江戸時代の上皇が住まわれていたところです。御殿は残っておらず北池と南池の緑豊かな優美な庭園があり、事前に申し込んで拝観することが出来ます。
京都御苑には何度も訪れていますが、仙洞御所を拝観するのは初めてとても楽しみです。

大宮御所の玄関の車寄せ

 仙洞御所の敷地内には皇太后や女院の御所だった大宮御所があり、ここは現在でも皇室の宿泊所として利用されています。
 仙洞御所とは仙人の住むところという意味で天皇を譲位された上皇のお住まいとして太閤秀吉や徳川幕府によって造営されたそうです。
住まわれた御所は現在では残っておらず、大きな池の庭園が広がっています。大きく聳えた木の間から東山を借景とされ遠く大文字山も見られます。

仙洞御所

 最初は小堀遠州の造園だったそうですが、その後何度か改修され現在の形になったそうです。
北池の中にある中島は別名 鷺島とも呼ばれ、ちょうど一羽の鷺が佇んでいました。樹の中を通り抜けて石橋を渡って先に進みます。

鷺島に佇む一羽の鷺

 大きな北池の周りには樹木が茂り初夏の新緑を広がっていますが、秋になると美しい紅葉になるようです。
 池の淵に小さな入江があり半夏生が色づいてきていましたが、この入江は阿古瀬淵と言い紀貫之の邸宅があったところだそうです。山梔子の白い花も甘い香りを漂わせています。

阿古瀬淵に色づく半夏生

 北池から南池には紅葉橋という橋が架かり、その西側には紅葉山という築山があります。この季節は青紅葉が美しいですが、秋には紅葉で真っ赤に染まるそうです。紅葉の頃にもまた訪れたいですね。

自然が残された北池

 さらに進むと南池があります。こちらは北池の自然なままに比べると綺麗に手入れされた庭園になっています。真ん中に藤棚に覆われた八ッ橋がかかり東側には雄滝と呼ばれる落差1.8メートルの滝があり、その前に謡曲にも出てくる「草紙洗いの石」と呼ばれる大きな平たい石があります。

八ッ橋から見た雄滝

 南池の真ん中に架かる八ツ橋には、小さな中島まで藤棚が覆っていて藤の季節にはとても美しい景色が広がり庭園にアクセントを与えています。中島から対岸にも石造りの反り橋が架かっています。

南池東岸から見た八ッ橋

 藤棚で覆われた八ッ橋を通って中島に渡ると水戸光圀公が献上したと言われる立派な雪見灯篭が置かれていて、雰囲気を醸し出しています。雪の日はとても綺麗な風景になるでしょうね。

 反り橋からさらに南端にある醒花亭が遠く望め、池を廻って醒花亭の前から八ッ橋を眺めます。 
南池の西岸には10~15㎝ぐらいの丸い小石が敷き詰められた州浜が広がります。小石は11万1千個あるそうで、光格天皇が譲位する際に当時の京都所司代の小田原藩主大久保忠真が石一個につき米一升を与えて領地の湯河原から集めさせて献上したそうです。

仙洞御所

 南池から北の八ッ橋側の眺め。小石の敷き詰められた州浜のそばには、桜が植えられた桜馬場が広がり、桜の季節には満開になった桜に明るく華やかな雰囲気に包まれるそうで、「醒花亭の桜」として仙洞十景に含まれています。春夏秋冬と四季それぞれに愉しめるように工夫されています。

青紅葉越しに見た南池

 南池の南端に建つ茶亭「醒花亭」。名前は唐の詩人 李白の句から採られたそうですが、その石刻の拓本が入側に飾られています。

雑題四則
 夜來月下臥醒
 花影零亂
 滿人衿襟
 袖疑如濯魄於冰壺

唯一残る茶亭 醒花亭

 他にも、池には菖蒲が植えられていたり蘇鉄が植えられた一角があったり、キレイに手入れされた庭園です。
州浜の西にある小社は柿本社で、歌聖と仰がれた万葉歌人柿本人麻呂を祀るため1724年に創建されたそうです。火災が多く幾度の大火で茶亭なども消失したそうで、人麻呂が「火止まろ」に繋がると考えたという解説でした。

街の真ん中ですが静寂が広がります

 仙洞御所の門を出て大きな砂利道の先を見ると大文字が真正面に見えます。送り火が点火されたらキレイに見えるでしょうね。

 上の写真は仙洞御所の門を出たところですが、ここから前に180歩ほど進んだ左側に、土御門第跡という立て看板があります。土御門とはいま放映されている大河ドラマの主人公 藤原道長のことです。

1018年に詠まれた「御堂関白記」記載されている

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば

の歌も、この邸で催された宴席で詠まれたといわれます。

土御門第跡

 実は、以前ご案内した、紫式部が源氏物語を書いたと言われる蘆山寺は、土御門第跡からは歩いて6分ほどと目と鼻の先にあります。蘆山寺は【2023 大暑】をご覧ください。こんなに近くに住んでいたなんて…これからドラマはどう進展するんでしょうね。

今も昔も徒歩なら5分

夏至の養生法

 太陽黄経が90度になった時が夏至ということになり、今のカレンダーでは今年は6/21ですが、旧暦だと5/16ということになります。仲秋の名月の仲秋と言うのと同じように、夏至は仲夏ということで夏三ヶ月のちょうど真ん中に当たります。夏至が今日から2週間続き、そのあと小暑、大暑となり、今年は8/7(旧暦7/4)が立秋で、その前日まで自然界は夏の気「熱」に覆われます。「熱」は五悪とも言い、カラダに変調をきたす外邪で、熱邪は五臓の心(しん)を傷めます。
それゆえ夏の養生法は安神養心と言い、精神を安寧(穏やか)にし、心(しん)を養うことが大切になります。
 しかし、今年は特に観測史上最も遅い梅雨入りとなり、これからが梅雨本番になるようですので、湿邪にも注意が必要です。沖縄では昨日梅雨明けだそうですが、日本列島は縦に長いですね。 

季節の気に合わせた養生を

 中医学の理論では、夏至は陽気が最も強い時期であり、健康を保つには、この陽気が強い夏の特性に合わせて、自分のカラダでも陽気を保護することが大切だと教えています。
『素問・四気調神大論』は、「夏三月、此謂蕃秀。天地気交、万物華実。夜臥早起、無厭於日。使志無怒、使華英成秀、使気得泄、若所愛在外。此夏気之応、養長之道也。逆之則傷心、秋為痎瘧、奉收者少、冬至重病。」と書かれ、したがって夏季には、度量を広くして精神を穏やかに保ち気を疎通させるよう心掛け、万物が太陽の光を必要とするように、内に籠らず外側のものに関心を持ち、楽観的で社交的な心(こころ)で過ごすべきだということです。逆に、ダラダラと怠けて過ごしたり、怒って憂鬱になったりして、気の巡りを妨げると秋冬に体調を崩すことになると教えます。
 魏の文人 嵇康は『養生論』で、暑い夏について独自の見解を示し、「更宜調息静心、常如冰雪在心、炎热亦于吾心少减、不可以热为热。更生热矣。即心静自然凉」と表しています。「夏の暑いときは、呼吸を整え、心(こころ)を落ち着かせる。そうすれば心(しん)はいつも氷や雪のようで、心(しん)の熱が減り、暑くならない。つまり心(こころ)を穏やかにすると、自然に涼しくなる」ということのようです。

暑いけど愉しく過ごすことがポイント

 夏至の養生法は、陽が強く陰が弱い自然の変化に応じて行う必要があり、日の出日の入りと同じように、遅く寝て早く起きることがおすすめです。
夏は暑く、熱は気を損傷しやすく、過度の発汗はめまい、胸の圧迫感、動悸、口渇、吐き気、さらには昏睡を引き起こす可能性があります。屋外での作業や運動をする場合は、炎天下を避け、熱中症を防ぎ、疲労を和らげるため休憩をきちんと取るように計画しましょう。ぬるめのお湯で温浴は、汗や汚れを洗い流し、肌を清潔に保つとともに、神経系の興奮を抑え、毛細血管の血液循環を促進し、肌に栄養を補い筋肉の緊張を和らげ、疲労を取り除き、さらに睡眠を改善してくれるのでとても効果的です。
 また、蒸し暑く湿度も高いので、扇風機やエアコンを使うことが多くなりますが、肩や膝の関節には風邪や寒邪、湿邪が侵入しやすいので冷やし過ぎには注意が必要です。昔の書物では、夜に屋外で寝るのには適していませんと書かれていますが、現代では扇風機の風に直接当たったままや冷やし過ぎた冷房で朝まで寝るのは危険ですということでしょうか。寝ていても汗をかいて熱中症になったり寝苦しい時などはエアコンが必要な時もありますが、適温に調節することが大切ですね。

快適に過ごす工夫を

 また、夏至の期間の運動は、涼しい早朝または夕方に行うのが最適です。場所は、川、湖、公園、中庭などの新鮮な空気の場所がおすすめです。気功、ウォーキング、ヨガ、太極拳、ラジオ体操など軽めの運動がおすすめで、過度の運動は汗をかきすぎて陰の気を損なうだけでなく、陽の気も傷みやすくなりますのでおすすめできません。運動中に過度に発汗した場合は、経口補水液のスポーツドリンクや麦茶などがおすすめです。

夏至の薬膳生活

 夏至の食事も同様に重要です。夏至の頃になると気温がどんどん上がり猛暑日が続くので、体内の熱が過剰に高まりやすくなってきます。特に仕事やスポーツなど屋外で活動する人は熱中症に注意が必要になります。
 夏は、じっとしていても汗をかくので、汗をかいて塩分が失われると、心臓の拍動が異常になりやすくなります。中医学では、この時期には余分な汗をかき過ぎないようにするために酸味の食べ物を食べて皮膚を収斂させたり、心(しん)を補うために苦味の食べ物を食べて体内の余分な熱を下げたり、また牡蠣な昆布など魚介類で塩分を補うことが望ましいと考えています。また、体内の余分な熱を冷ましたいのですが、冷たいものを飲み過ぎたり食べ過ぎたりするのも良くありません。寒涼性や苦味の食べ物などを少しずつ摂り余分な熱を冷ますことがオススメです。冷たいものを食べすぎると脾胃が冷えて、嘔吐や下痢を引き起こします。スイカ、緑豆のスープ、黒梅、小豆のスープなどは喉の渇きを潤し、暑さを和らげるのに適していますが、冷やして食べるべきではなく、また寒涼性や苦味の物ばかり食べ過ぎても、脾胃を冷やし働きを低下させるので注意が必要です。自分の体調や体質を良く考えて、自分のカラダに合ったものを適量食べるようにしましょう。

寒涼性の食べ物で余分な熱を冷ます

 余分な熱がこもっていたり、カラダが火照ったりするときは、苦瓜、きゅうり、レタス、セロリ、冬瓜、みょうが、じゅんさい、緑豆、スイカ、バナナ、パイナップル、たこ、麦茶、ミントなど余分な熱を冷ます清熱の食材でクールダウンします。

汗で失った水分を補う

 テレビなどで「水分補給をしっかりしましょう」と言う季節になりました。確かに中症予防や暑気あたりを防ぐためには、汗で失った水分を補うため小まめな水分補給が必要ですが、水をガブガブ飲めばいいわけではありません。テレビのアナウンサーは、貴女に言っているのではありません。自分の体質や生活環境をよく考えて水分補給することが大切です。
 出来れば、熱を取り体液を生み出す去暑生津食材を摂ってカラダに必要な水分を補うことが大事です。去暑生津の食材は、トマト、おくら、キウイ、梅干し、さくらんぼ、リンゴ、パパイヤ、マンゴー、豚肉、豆腐、豆乳、牛乳、ヨーグルトなど。

 ビールや炭酸飲料などの冷たい飲み物をガブガブ飲むのではなく、カラダの陰液を補う食材でしっかりと水分を補っておかないと、秋になって空気が乾燥してくると乾燥肌や気管支炎などの原因になります。

安神養心食材で心(しん)を養う

 夏は心(しん=心臓)が熱邪で負担がかかり傷みやすい季節です。心(しん)が傷んで働きが弱ると、動悸や息切れや動脈硬化など循環器系の症状が起こったり、不眠など自律神経系のトラブルも起こりやすくなります。また精神も不安定になり譫言を言ったり発狂したり、昏倒して人事不省に陥ったりしやすくなります。
この時節はれんこん、鶏や豚のハツ、なつめ、枸杞の実、竜眼、百合、牡蠣、やま芋、小麦、はちみつ、鶏卵、しゅんぎく、牛乳など心(しん)を養う食材を摂りましょう。これらの食材は落ち込んだ気分を回復させ、精神を穏やかにするのにも役立ちます。

 屋外で活動することが多い人は、体の熱を冷ます養生が必要ですが、オフィスワークなど冷房が効いた部屋に1日中いて体が冷えると言う人は、逆に
ねぎやしょうがなど、体を温める食材を取り入れることが大切です。逆に屋外で活動する人が温める食材を摂ると体調を悪化させることになるので、自分の今の体質やの体調、生活環境に合った食材を取り入れて陰陽のバランスを調えることが最も大切なことです。自分に合った食養生を心がけましょう。

京都伝統中医学研究所の"夏至におすすめの薬膳茶&薬膳食材"

1.梅雨におすすめの薬膳茶&食材

脾を健やかにする薬膳茶&薬膳スープ・薬膳スィーツ
■「湿邪」対策にオススメは
とうもろこしの毛やはと麦など利湿作用のある食材にお腹を温め香ばしい香りでリラックスする「水巡茶」
「四神湯」スープセット 
芡実、蓮の実、はと麦、山薬、茯苓など健脾利湿食材を豊富にブレンドした夏の定番スープ。さらに緑豆や小豆などを加えても利湿効果アップ。1袋で5~6杯分出来るので、小分けして冷凍保存出来、食べる時に1椀分ずつ温め直して食べるのもOKです。
五行周流の5種のお豆をセットにした「お豆のお汁粉セット」でダイエット中も食べれるスィーツを作ったりいろいろお豆のお粥にしたり、どちらもOK!
全部食べる薬膳茶「健脾利湿茶 意棗紅豆茶」 なつめ、小豆、苡仁(はと麦) お湯を注いでそのまま放置(長めに抽出)。脾(お腹)を調え、特に水の巡りを良くし、湿邪を出し肥満やむくみを改善。 
スィーツのような薬膳茶で全部食べられて美味しくてとってもお得。
お腹の冷え対策にオススメは
「からだを温める黒のお茶」、「黒薔薇茶」、「そろそろダイエット茶」
などでお腹を温め脾の働きを高めよう。ほかに「マイカイ花」、「桂花」、「なつめ」、「竜眼」なども
全部食べる薬膳茶「調補気血茶 桂棗黒豆茶」 なつめ、黒豆、竜眼をブレンド、お湯を注いでそのまま放置(長めに抽出)。脾(お腹)を調え、気血を補う。黒豆が香ばしく、なつめや竜眼の自然な甘味があり、とても美味しい薬膳茶。
胃腸の不調にオススメは
「なつめ薬膳茶(なつめ竜眼茶)」、「なつめ」、「竜眼」、「蓮の実」、「はと麦」など
■血を補うオススメは
「増血美肌茶」、「健やか茶」、「金針菜」、「なつめ」、「竜眼」、「蓮の実」など
■血行不良にオススメは
「気血巡茶」、「紅花」、「マイカイ花」など
■ストレス解消にオススメは
「気血巡茶」、「花果茶」、「酸梅湯」、「麗香龍珠茶」、「さんざし」、「マイカイ花」、「桂花」、「ジャスミン」など
余分な熱を取るにオススメは
「五望茶」、「理気明目茶」、「菊花」、「緑豆」、「はと麦」など

2.入浴時におすすめ漢方入浴剤

寒湿タイプにオススメ
 一日中冷房の効いた部屋で仕事をしている人や乗り物などでカラダが冷えた人は、カラダをしっかり温めることが大切です。
 ヨモギがたっぷり入った「ポカポカあたため乃湯」もカラダが温まりココロの緊張もほぐれ気の巡りを促進。
 ヨモギは漢方で艾葉(ガイヨウ)と言い、古来から擦り傷や切り傷など出血時に止血薬などとして使われたり、浄血や造血、デトックス作用(むく みの改善)、冷え性改善、美容効果があり、最近では「よもぎ蒸し」なども流行っていますね。

湿熱タイプにオススメ 
 仕事やスポーツなど屋外の活動で汗をかいたりカラダが火照っている人にオススメ。エキゾチックでオリエンタルな香りの 「すっきりさっぱり乃湯」暑気あたりの体調不調やストレス、気鬱などを解消してくれます。
 藿香(かつこう)は、お腹を温め、湿を追い出冷たい物の飲みすぎ食べ過ぎで傷めた脾胃を補ったり夏カゼの予防など。漢方薬の「藿香正気散」でよく使われます。アロマではパチョリと呼ばれオリエンタルでエキゾチックな香りで人気があります。藿香に生姜や陳皮をブレンドして冷房などで冷えたカラダを温め、爽やかな香りでリラックス。
☆どちらも、漢方の香りが浴室全体に広がり、ココロもカラダも癒されリラックス♪

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次回は、7月6日「小暑」ですね。夏至が過ぎましたが、いよいよこれからが夏本番になり、猛暑日が続きます。これからはしっかりと暑邪や熱邪への対策が大切です。

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