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個性が花開くホワイト企業になった染物屋

田舎の零細企業がホワイト企業大賞を受賞しました。衰退産業の町工場、働き方改革とは無縁のブラック企業からどのようにして働きがいのある会社に生まれ変わったのか。

ホワイト企業大賞とは

2021年1月に京屋染物店はホワイト企業大賞の「大賞」を受賞しました
この表彰制度を企画運営しているホワイト企業大賞企画委員会では、ホワイト企業を以下のように定義付けています。

ホワイト企業=社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業

ホワイト企業大賞HPより

ホワイト企業大賞へは、法人のほか、支店・部署単位での応募も可能です。大賞の選考は、

  1. アルバイトやパート、派遣の方々も含めた働く方々へのアンケート調査。

  2. 組織診断。

  3. 審査員の訪問ヒアリング。

  4. 上記の内容を元に、企画委員会で最終審査。

経営者と働く人たちの想いと行動で育まれた、個性豊かなホワイト企業を探し、大賞のほか、組織の特長にフォーカスしたさまざまな賞が授与されます。

ホワイト企業大賞「大賞」受賞

第7回の大賞に京屋染物店が輝きました。私たちの取り組みで評価いただいたポイントが賞状に記載されています。

貴社には、一人一人が仕事を「自分ごと」にして取り組まれていることが会社の隅々まで感じられます。そこに古くからの伝統と若い感性とが融合して、細部までこだわりを持った感動のものづくりに結実しておられます。
その栄誉を称え、ここに表彰します。

2010年に個人事業の染物屋を継承し、法人化し社員を雇い、深夜残業、離職、倒産の危機、色々な困難を乗り越えて、今の会社があります。私たちみんなで創り上げている会社がこのような評価をもらえたことが、本当に嬉しいです。

ブラックからホワイトへの軌跡

では、どのようにして、赤字経営のブラック企業から、業績を改善した働きがいのあるホワイト企業に転進できたのか。
ここでは、書ききれない内容を、「ホワイト企業大賞アカデミー」のオンライン講座でお伝えします。この講座には、京屋染物店の若手社員を盛り立てている社員の1人、庄子さおりも登壇します。彼女は京屋染物店がまだ大変な時期から、激動する会社の状況を見てきました。そして、今の好循環に入った会社で、たくさんのメンバーたちと関わり、未来を創っています。

ホワイト企業大賞アカデミー
第11回ホワイト企業への道を共に学ぶ
「京屋染物店に学ぶ、組織が変容した“あの2時間の会議”~自発的に動き結果を出し続ける風土は、どのように醸成されたのか?~」

創業100年を目前としながら、染物産業は衰退産業のひとつとなり、一関市も人口の減少が続いて消滅可能性都市に指定されるようになった2015年、社員さんのなかで行き先への不安、不満が募り、それが一気に爆発しました。怒り、涙、そして蜂谷社長から出た言葉…本音で話し合あった2時間は「変容の2時間の会議」となりました。
真の意味で同志になった京屋染物店の「変容の2時間の会議」に、委員の山田博と米澤晋也が迫ります。
社員さんも参加される予定ですので、ご期待ください。

<記>
■日時:2022年4月13日(水) 15:00~16:30
■参加費用:
①ホワイト企業フェローのメンバーの方:3,000円(税込)
②一般の方:5,000円(税込)
③学生の方:500円(税込)
※ホワイト企業フェローのメンバーの方:ホワイト企業大賞にご応募された組織の方

ホワイト企業大賞アカデミー申込サイトより

普段お話ししてこなかった恥ずかしい過去についてもお話しします。
皆さんの経営の参考にしていただければと思います。


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