蜂谷悠介/京屋染物店

株式会社京屋染物店代表取締役 四代目 岩手県一関市で民俗芸能と祭の衣装をデザインして染…

蜂谷悠介/京屋染物店

株式会社京屋染物店代表取締役 四代目 岩手県一関市で民俗芸能と祭の衣装をデザインして染めて縫う工場と東北の民芸工芸と食の店「縁日」を営んでいます。 京屋染物店▷ https://kyo-ya.net/ 縁日▷ https://www.ennichi-shop.com/

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染物屋の長男です はじめまして。 岩手県一関市で、大正7年創業の染物屋を兄弟で経営している兄の蜂谷悠介です。 創業以来、全国の民俗芸能の衣装、お祭りの半纏、浴衣などの受注生産を生業としています。 私は、3人兄弟の長男で、2才下の妹は幼稚園の先生。5才下の弟は、私と一緒に働いています。 大学卒業後、デザイン、IT系の仕事を経験し染物屋に弟子入り。 約8年間、染物工場で職人として働きました。 染物が好きで、絵を描くことが好きで、染職人の時間がいつまでも続くと思っていましたが、父

    • 里にある風景のような経営

      京屋染物店の発祥初代 蜂谷 松寿が少年(当時14才)の頃、一関にある大きな寺院の門前に座り、寺院の絵を描いていた時、住職に絵の才能と手先の器用さを見初められ、「この才能を生かさなければもったいない。染物を勉強して着物を作りなさい。」と言われたことが全ての始まりでした。 住職の声がけのもと、たくさんの方からの寄付によって京都までの片道切符を手にした松寿は、染物修行のため京都へ旅立ちます。 しかし、あてもないまま単身京都に降り立った松寿。どうするべきかと途方に暮れていたところ、

      • 小さい会社でも絶対に実践すべきこと

        32歳の時に父が他界し経営を引き継いでから13年が経ちました。 13年間、いい会社を目指して自分なりに実践を重ねてきたつもりです。 無知や実行力不足が原因の失敗、無駄な努力ということも幾つも重ねてきました。 経営を引き継いでから間も無くは、経営計画は全く立てず、行き当たりばったりで日々を過ごしていました。振り返ってみると本当に恐ろしいことをしていました。 どのような貸借対照表を目指すのかも決めず、損益分岐点も知らず、なんとなくの感で経営をしていたわけですから。決算の結果も一

        • 8月11日(木)山の日に藍染めワークショップ開催

          8月11日(木)山の日に京屋染物店にて藍染めワークショップを行います。 一人一人違って見える藍染め。 使えば使うほど、味わい深くなります。 ずっと身に着けられる藍染め手拭いを自分や大切な人に。 是非、この夏に藍染め体験してみませんか。 ワークショップ内容■体験内容 1人手拭い1枚を染めます。 輪ゴムやビー玉で手拭いを結び、染めて模様を付けることができます。 ■開催日:8月11日(木) ①午前の部 10:00-12:00 ②午後の部 14:00-16:00 ■参加費:3,

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          採用情報です。一緒に働きませんか?

          京屋染物店では、新規事業展開に向けて、2名採用することを決めました。 ご応募お待ちしております。 わたしたちは常に考えるチームですわたしたちは”自分の頭で考えられる人”と働きたいと願っています。 自分の頭で考えるためには、必要な知識や経験を自ら取りに行く姿勢が大切です。 知識や経験の数で視野(選択肢)が広がり、応用力のある人になります。 自分の頭で考えるためには、頂いた仕事に興味関心を持つことが大切です。 目の前の仕事に意味を感じながら楽しむことで、受け身の姿勢ではなく

          採用情報です。一緒に働きませんか?

          製造現場のチームワークを“見える化”で改善!老舗のアトツギがkintoneを選んだワケ

          中小企業経営、中でも製造業の一つの特徴が、理屈では割り切れない“あうんの呼吸”にもとづく組織運営です。とりわけチームワークが欠かせない「工程管理」は組織運営の根幹にあたります。しかし、中小企業の製造現場では一部の管理職のみが「アナログ」かつ「属人的」な形で情報を抱え込んでしまっているケースが少なくありません。そのため、先代からアトツギへの工程管理の引き継ぎは難題です。 今回、老舗製造業のアトツギとして活躍中の乗富鉄工所 三代目 取締役 乘冨賢蔵(のりどみ・けんぞう)さんと事

          製造現場のチームワークを“見える化”で改善!老舗のアトツギがkintoneを選んだワケ

          採用がはじまるので予告します

          わたしたちは常に考えるチームですわたしたちは”自分の頭で考えられる人”と働きたいと願っています。 自分の頭で考えるためには、必要な知識や経験を自ら取りに行く姿勢が大切です。 知識や経験の数で視野(選択肢)が広がり、応用力のある人になります。 自分の頭で考えるためには、頂いた仕事に興味関心を持つことが大切です。 目の前の仕事に意味を感じながら楽しむことで、受け身の姿勢ではなく自ら仕事に取り組む人になります。 “常に考える”ことは、“自分の可能性を広げる”こと。 採用で大

          採用がはじまるので予告します

          ツギノジダイに事例が掲載されました

          アトツギが先代から引き継ぐこととなる「顧客情報・案件管理情報」は会社の“宝”といっても過言ではありません。古くからの信頼関係を守りながら、事業を発展させていくことは事業承継における成功のカギとされており、「顧客管理」という経営トピックはアトツギの大きな関心事です。 今回、三田理化工業 三代目 専務取締役 千種純さんと対談させていただき、顧客管理について直面した悩みから、実際に役立った解決策まで様々語り合いましたので、ぜひご覧ください。

          ツギノジダイに事例が掲載されました

          郷土芸能、民俗芸能の衣装を染めています。

          この夏、鹿踊り一色です。 岩手県、宮城県の様々な鹿踊りの団体の衣装を手がけています。 工場では、職人たちが汗を流しながら色とりどりの染料で衣装の絵柄を染め上げています。 完成が楽しみです。

          郷土芸能、民俗芸能の衣装を染めています。

          山ノ頂 クラファン最終日です

          コンセプトムービーを改めて見ていただきたいです。

          山ノ頂 クラファン最終日です

          山ノ頂クラファンあと1日で終了

          私たちのクラファンに多くのご支援を頂き、ありがとうございます。 あと1日で終了です。 多くの皆様に共感頂き、この活動がこの後も広がることを期待しています。

          山ノ頂クラファンあと1日で終了

          チャレンジしている人は本当に尊敬できる

          今日は京屋のスタッフがTOCのメインインストにチャレンジしました。 本当にすごいことです。 臆することなく、インストラクションする姿に感動しました。 人ってこうやってどんどん成長していくんですね。 明日もいい時間が作れるようサポートします。

          チャレンジしている人は本当に尊敬できる

          食品衛生責任者の勉強はためになる

          公衆衛生、環境衛生のことも色々学べる食の安全のお勉強をしてきました。 今まで全く関係のない業界だったので、HACCPって何?と思ってましたが、勉強するとすごくためになる。 人が生きるために欠かせない「食」を支える業界のことを知る機会になりました。

          食品衛生責任者の勉強はためになる

          "駆除シカ"革製品で"鹿子躍"継承支援

          岩手めんこいテレビで、『山ノ頂』を取材していただき、県内ニュースで放送されました。 商品開発チーム(社内外の多くの関係者)が心を寄せてたくさん考えたプロジェクトをこうして紹介いただけて本当に嬉しいです。 早速テレビを見た岩手の方から『商品を手にとって見てみたい』とお問い合わせを頂きました。 サンプル品ではありますが、店舗にディスプレイさせていただきますので、実際に手にとって見たいという方は、ぜひ京屋染物店の店舗までお越しくださいませ。 クラファン終了まで、あと4日です。

          "駆除シカ"革製品で"鹿子躍"継承支援

          利口な人は即やる

          有智若聞 即能信解 無知疑怪 則為永失 利口な人はすぐやる。アホは疑いチャンスを失う。 この違いは大きい。

          利口な人は即やる

          十人十色だということが大前提

          小さくても大きくても組織で何かをするということは、統制を取る必要がある必要が出てくると思います。 ただ、一人一人の価値観や考え方まで統一を図ろうと力めば力むほどに、組織は歪になっていく。 みんな良くなりたい。お互いにいい状況を作っていこう!という部分だけは、統一する必要はありますが、その他は縛らない方がいい。 むしろ、それぞれの個性を解放させた方がうまくいくと思います。 ただし、会社のトンマナから逸脱しないことが大切。 そのためには、「私たちらしさ」とはどういうものなのかを

          十人十色だということが大前提