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「人手不足だ!」と言っている会社は、慢性的人手不足になる法則#3

前回、"人手不足ではなく〇〇不足だった"とお伝えしたところ、たくさんの読者の皆さんからDM反響いただきました。ありがとうございます。
そこで今回は、その中で私も常々感じていたことを、ズバッと言っていただいた方のコメントをシェアさせていただきます。(シェア承認済み)

ちなみに、前回の記事はこちらです。↓↓↓

仕事を頼めない理由

皆さん、毎日お仕事お疲れ様です。
仕事が忙しくて、猫の手も借りたい。そう思っているけど、会社のメンバーに「助けて」とお願いできない。
皆さん、そういう時ありませんか?
むしろ、そんなことばかりある!という人の方が多いかもしれませんね。

どうして"助けて欲しい"と思っているのに、手が空いている人に助けを求めないのか。

それは、"自分でやった方が早い"と思っていたり、"仕事を教える時間がない"と思っているからじゃないですか?

先日、私が書いた「人手不足」に関する記事を読んだ方から以下のDMが届きました。いただいた内容を読んだときに、「これって、多くの会社で起こっていることだよなぁ」と思ったので、皆さんにもぜひ、読んでいただきたい。多分、共感していただけることと思います。

実は、私の勤務先は、昨年3人社員が入社しました。 しかし、勤務先側としては、まだ人手が足りない、と感じているようです。 私は、後輩たちに仕事を任せて行って、みんなで仕事を早く終えて帰れるようにすることを試みています。 「自分がやった方が早い」と昔は思っていましたが、 私もそれなりの年齢になり、後輩たちがきてくれているのだから、あまりでしゃばらず、どんどん仕事のチャンスを渡していこう、 と思いました。 ちょうど、コロナ禍もあり、ほぼ在宅勤務にシフトして、あまり勤務先に行かないようにしました。 いれば、「どうせ先輩がやってくれるだろう」になってしまうからです。 その代わり、マイクロソフト社のteamsを使って、リモートで作業の説明をしたり、 出勤した日だけ、後輩たちのために時間を使うことにしています。 大した取り組みではないのですが、 仕事の忙しさや偏りは、人手を増やしても解決しないし、 一人一人を十分に活用できないと、人件費が増えるだけになってしまいますので、 できるだけ、後輩たちが仕事を自分たちでやっていく環境を作ることにしています。 あとは、最近、ちょっと困ったなと思うことがあって、 「自分でやった方がいい」と思って、後輩たちに仕事を渡さない人がいるということです。 これは自分も昔よくやりましたが、 会社は誰のものなのか?を考えたとき、「自分でやった方がいい」というのは、自信過剰なんじゃないか? と思って、しないことにしました。 でも、勤務先の中には、教えるのに時間がかかるのを嫌がり、「自分でやった方がいい」と言って、 残業している人がいます。人に仕事を渡していくと、自分の仕事がなくなり、自分はお払い箱になるんじゃないか?と思うこともあります。 でも、それでもいいかな、という気もしています。 年齢的に順番があるので、自分が過去の先輩たちから仕事のチャンスを授けてもらったように、 自分も、後輩たちに活躍の場を作っていかないといけないなと思っています。 それが、長い目で見て、人手不足を解消できたらいいなと思っています。 なかなかうまくいきませんが・・・・。

確かに、「自分でやった方が早い」と言って、いつまでも仕事を抱え込んだままだと、忙しい人はいつまで経っても忙しいままだし、後輩も育たない。

初めての仕事をお願いするのは、説明する労力も時間もかかるし、面倒です。でも、それを避け続けた先に、良いことは待っていないと思います。
助け合いサイクルの“初めの一歩”を踏み出せるかどうかが、ポイントなのかもしれないですね。


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