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日々のつれづれ

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日々の書きだめ場。
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#同僚

中堅教員になって他人の時間を奪うことを更に意識するようになった話

教員生活も10年を超え、自他ともに認める中堅教員になってきたと思っています。 もちろん、授業の安定性や質の向上、入試問題研究など現状を維持するだけでなく、更に向上させるように努力もしています。 今回のお話は、授業についてではなく、主に校務分掌や他の先生方と協同して組織を回していく方向のお話です。 若い頃は、とりあえず授業をしっかり年間通して回すことと、自分の守備範囲も含めてしっかり守り切るということが大切だと思います。もちろん、年齢や経験に応じて、その守備範囲も広げたり

タイムリーに目の前の生徒に合う教材を作ったり時間をかけたりするからこその学校の先生

皆様、お疲れさまです。 自主的に、同僚の授業を見学に行く、ということを毎年続けているというお話をさせていただいております。 今年、見学をさせていただいている同僚のタイプは、上手に生徒と対話しながら、質問を上手く引き出しながら、授業を進行していくタイプ。 授業の雰囲気も明るく、生徒との信頼関係も感じられて、教材の内容を深めているのがよくわかります。 ただ、進学校の中高一貫校の中間学年というのは、高校課程の数学や英語も始まって、少しペースを乱しがちになるというのも、ある程

若手とベテランの融合

最近、職場のベテランの同僚をデジタル面で助けることが続きました。 年末にもこんな記事を書いていましたが。 今回は、デジタルツールがどうのこうの、というよりも、その後に起こった副次効果のようなものが話題の中心です。 さて、実は同僚のベテランの先生、ここのところ、新しく立て続けにトラブルに見舞われていました。 ご自宅のネット環境がかなり劣悪で、どうにか改善したいとか。 うっかりスマホを落としてしまって、画面がブラックアウトしっぱなしとか(ボタンを押すと微妙にバックライトがつ

自分のペースで仕事する

みなさまお疲れさまです! 本日、年内の最終出勤を終えて来ました。 今年は本当にあっという間の1年間だったと感じています。 やはり休校期間や分散登校期間があったからでしょうか。 いろんなものに振り回された1年間でもありました。 ただ、その中でも、自分なりの働き方を模索できた、という人もいるのではないでしょうか。 実は今日、若手の同僚と話をしていて、そんな話になりました。 私「年末年始は、先を見越して授業動画を作り溜めしておこうかなと思うんですよね。」 同僚「いや

中堅教員になったのかな、とふと感じたこと。

お疲れさまです。 ちょっと今日は思うところがあってこんなタイトルでnote記事を書いてみたいと思います。 何というのでしょうか、若手をフォローするようになって、周りの教員どうしがお互いに変な先入観を持ち合わないように調整したり気を遣うような動きをして、各方面に角が立たないようにさり気なく後始末をするようになると中堅教員なのかなぁ~、みたいなそんなお話です。 さて、事の発端は今日のお話。 登場人物は、今年から本校に来た新しい講師の先生と、講師2年と正規採用2年で仕事も覚