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自分のペースで仕事する
みなさまお疲れさまです!
本日、年内の最終出勤を終えて来ました。
今年は本当にあっという間の1年間だったと感じています。
やはり休校期間や分散登校期間があったからでしょうか。
いろんなものに振り回された1年間でもありました。
ただ、その中でも、自分なりの働き方を模索できた、という人もいるのではないでしょうか。
実は今日、若手の同僚と話をしていて、そんな話になりました。
私「年末年始は、先を見越して授業動画を作り溜めしておこうかなと思うんですよね。」
同僚「いやー、また、もしかしたら使うことあるかもしれませんよねー。もうやり方忘れちゃったなー。今またやったらできるかなー。」
私「正直、大人も子どもも緊張感をもってやっていたから、授業も学校生活も引き締まってトラブルも減りましたよね、うちの学校は。」
同僚「そうっすねー。あとは何よりも、仕事を自分のペースでさせてもらえたのはありがたかったっすねー。」
わかりやすく翻訳すると。
オンライン授業も含めていろいろ模索していた期間があったと思います。
平時だったら、先輩の先生のやり方になんとなく若手が合わせながらやり方も学んでいく、みたいな形で授業が進むことも少なくなったんです。
ところが、これがオンライン授業や分散登校で様相が一変します。
いろんなアイディアやフットワークの軽さも相まって、若手がベテランを引っ張っていくことも増えたのです。
また、やり方も自分なりに工夫したり調べたりすることが良しとされるような空気感も醸成されていきました。
ほんとうの意味での授業研究が活発になったといえるのかもしれません。
それこそ、オンラインならではの板書の書き方、オンラインならではの間のとり方やチャット機能の使い方など。
ベテランの先生方にはないやり方も定着していったような気がします。
あとは子どもたちの適応力の高さ。
デジタルネイティブという言葉もありますが、ある意味これは本当なんだな、というのを実感しました。
もちろん、スマホの問題やオンラインゲームの問題、ネット上の対人関係の問題など、トラブルは多々あるのですが、ほんとうの意味でツールとして使いこなしている層の様子も少し知ることができました。
こういう観点では、実は自分もとても働きやすい1年間で、ただでさえもカリキュラム上急ぎたいのに急ぎきれない状況が例年あったのですが、今年は逆に授業のペースが上がっています。
細かく計画的に生徒の実態を把握しながら盛り込んでいく。
結局、環境が変わっても授業デザインの基礎が揺らがなかったからなのかな、とも思っています。
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