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若手とベテランの融合

最近、職場のベテランの同僚をデジタル面で助けることが続きました。
年末にもこんな記事を書いていましたが。

今回は、デジタルツールがどうのこうの、というよりも、その後に起こった副次効果のようなものが話題の中心です。

さて、実は同僚のベテランの先生、ここのところ、新しく立て続けにトラブルに見舞われていました。

ご自宅のネット環境がかなり劣悪で、どうにか改善したいとか。
うっかりスマホを落としてしまって、画面がブラックアウトしっぱなしとか(ボタンを押すと微妙にバックライトがつくので認識はしていると思われる)。

正直なところ、自宅の回線契約などは状況がわからないまま相談にもってこられても対応に困るというところはあると思います。

ただ、いただいた質問のしかたがよくて、某社(あまり電波はよくないと言われることが多い大手の中の1つですが笑)があまりにも酷すぎるから別のこの会社(自分も一度乗り換えを検討したことがある性能のいい会社)に乗り換えようと考えているんだけど、どうか、というものでした。

(余談ですが、生徒にもこういう質問のしかたを学ばせたいですね。自分で調べてきてどこがわからないのかが明確になっている質問というのは、答える側も答えやすいです。)

ということで知っていることを伝えたところ、教員特有のフットワークの軽さも相まってか、すぐに工事日程その他を手配して、翌週には契約まで済ませていました。

他にもスマホ画面がブラックアウトした件もありましたが、修理に出すべきか、この機会に回線ごとMNPでのりかえるのかなど検討もしました。スペックとコストとを天秤にかけるお手伝いをしたわけですね。

また、バックアップをどのタイミングでとっていたのかという問題もあり、話せば話すほど、状況がわかってくるとともに、問題も複合化してきましたが、話しながら整理していると、どこが譲れるところでどこからが譲れないところかも明確になっていったんですね。

ということで、無事にこちらの問題も解決したのです。

で、本題はここから。

もちろん、今までも決して関係性が悪かったわけではなかったのですが、困っていることを解決するとか、信頼してもらえるとか、そういう関係が積み上がっていくというのは、関係性の潤滑油みたいなところがあるなと感じたわけです。

わからないことがあったときにちょっと質問をしたりしても、やはりそこはベテランの先生なので、知識や経験も豊富ですぐ答えが返ってきたりもするわけです。

そして、質問が専門的な内容ですぐには答えがでないから少し時間をくれ、というようなこともあるんですけれども、ちゃんと調べてくれて明確な答えをくれます。

昔ながらの調べ方とか、どういう観点で調べていけばいいのか、というのはやはり知っている人に聞いたほうが早いです。

そして、答えに至るまでの方法や便利なものをこちらも教えてもらったりしながらどんどん知識や知恵を蓄積していく(伝達されていく)という好循環が起こっているような気がします。

昔からある知についてはベテランの同僚の先生から教えていただき、新しいもの(今回の場合はデジタルツール)については私がサポートする。

持ちつ持たれつとか、ギブアンドテイクとか、似た表現はいくつもあるような気がしますが、良い関係性を構築できていると感じました。

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