【試される手の感覚】ていねいに書く雑文~その243~20230206
【試される手の感覚】
冬です。寒いです。洗濯もの乾きません。
でも、ここまでは、まぁいいとします。
問題なのは「干した洗濯ものがまだ乾いていないのか、それとも寒くて冷たくなってるだけで実際は乾いているのか」の判別が難しいところ。
たとえば、Tシャツだと脇のところが乾きにくいのでそこをモミモミして確認しています。他にも、ズボンだとポケット、パーカーならフードという風に、手の感覚を研ぎ澄まして、乾きにくいところをモミモミして湿っていないかを確認しています。
冬は、1日干していてもまだ濡れてるなんてこともあり、疑心暗鬼になって、あらゆる洗濯物をモミモミしています。全モミです。目を閉じ、指先に神経を集中させてモミモミするさまは、まるで職人。モミ職人です。
さらにやっかいなのは「手も冷えている」というところ。冷たい手で冷たい洗濯ものをさわり、乾いているかどうかを確認することになります。こうなると一気に難易度が高くなります。そうなるともうお手上げです。いえ、モミあげです。
たまに運よく手があたたかくても、洗濯ものの冷たさが手にうつって、すぐに手は冷えます。そんなときはすかさず手もみで手をあたためます。嘘です。
わたしは毎年この問題に頭を抱えているのですが、みんなはどうやって解決しているのでしょうか。ちなみに、外に干しているから冷たいんでしょ?というわけでもないことは先に言っておきます。エアコンをつけていないので、部屋も寒いんです。部屋干ししたって同じなのです。
結局どうしようもないので、微妙なラインは「乾いていることにする」という選択をしています。乾いているのを待っている間にも新たな洗濯ものは常に生まれているわけです。心苦しいですが、こうでもしないとやっていけないんです。
いわゆる「疑わしきは罰せず」ってやつです。この世界では、グレーは白なんです。おどろきの白さです。
そんなこともあり、春が待ち遠しいなぁと思っていたら、予報によると少し気温が上がってきそうです。さすが、大寒が過ぎただけのことはあります。
そして、なんだか最近鼻がつまるなぁと思っていたら花粉症のようです。まだ耐えられる感じなので、飲み薬ではなく、点鼻薬をたまにシュっとやるくらいで過ごせています。
わたしは、花粉症シーズンに鼻をかみすぎて、奥歯が欠けたことがあります。
みなさま、ご注意ください。
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