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【重みとぬくもり】ていねいに書く雑文~その166~20221110

【重みとぬくもり】
夜や早朝は布団1枚だと寒く感じる日が増えた。これから来る長い冬のことを思うと憂鬱でしかたがないが、そんなことを言っても冬は待ってくれない。

我が家でも、寝るときに毛布を1枚布団にかけるようにした。場所はかけ布団の上。もっと寒くなったらもう1枚追加することになるだろう。

布団ってのは布団自体があったかいのではなく、自分のぬくもりが布団に伝わり、布団の中の空気があったかくなって、自分もあたたかいと感じるものらしい。たしかに、布団に入った瞬間は布団が冷たいけれど、だんだんとあたたかくなっていくのは、布団がわたしをあたためてくれていたのではなく、わたしが布団をあたためているのかもしれない。

毛布を自分の体の上、その上にかけ布団というスタイルの人も多いけど、毛布が直接体に触れると朝になると蒸れて暑くなるので、わたしは布団の上にのせる派だ。ちなみに、そうした方があったまるみたいよ。

布団よりも毛布の方が重い。布団の上にのせるとずっしりと毛布を感じる。でもこの重みこそが暖かさの秘密というか、重いからあったかいんだろなと思う。いくらヒートテックとかニトリのNウォームとかしてても、毛布の重み以上のぬくもりはないんじゃなかろうかと。ちなみにわたしは冬でも布団にNクールを敷いてる。別にひんやりはしない。不思議。

今の家は畳の部屋があるので、そこに布団を敷いて寝ている。ベッドは引っ越してくるときに捨てた。バネの入った分厚いマットレスはカビ生えがち。布団のいいところは場所をとらないところと、毎日干せるところだ。コインランドリーに行けば洗えるところもある。マットレスは干すかファブリーズぐらいしか手がない。布団は最高。反発力みたいなのはないけど、それを補ってあまりあるほどメリットがたくさんある。

わたしの布団は羽毛ではなく、綿が入っているタイプのやつ。羽毛布団よりは重い。こっちの方が重いからあったかいんでねぇの?と思わなくもない。

関係ないけど、ホテルのベッドは、シーツやらなんやら下の方までグリンとひっかけてあって、足が窮屈なのきらい。見栄えのためのものだろうけど、結局蹴り上げて外すからふんわりとかけておいてほしい。

重みとぬくもりの話。でも重いコートはバキバキに肩が凝るのできらいです。

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