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【手順を考える時間】ていねいに書く雑文~その163~20221107

【手順を考える時間】

普段の生活でも仕事でも、みんな手順を考えながら進めてると思う。わたしはマルチタスクが得意ではないので、仕事の場合は1記事が終わるまで他のは手をつけないタイプ。あんまり長文の案件がないってことも理由になっているかもしれないけど。仮に2万字の案件があれば、1日3000字くらいずつすすめつつ他の仕事もするかもしれない。

普段の生活で「ええと、あれやって、次はこれやって」と考えているのは料理中が一番多い。何かを茹でながら食材を切る、お米を洗って水に浸しておくとか、お肉を解凍している間に洗濯物を取り込むとか、そんなことが起こっている。それほど手が込んだ料理は作らないので、お味噌汁とプラス2品程度けど大体1時間ぐらいはキッチンにつきっきりになる。

料理は焼く時間や茹でる時間、解凍する時間とさまざまな待ち時間がある。その時間をボケっとしていると時間がかかって仕方ないので、その間に次の料理の支度をする。さながらTVチャンピオンの料理対決のようにせわしない。

正直に言うなら、その1時間は仕事以上に集中しているかもしれない。別に毎日新メニューってわけでもなく、ほとんどは作り慣れているものなのに。野菜を切るとか、鍋にお湯をわかすとか、料理における1つ1つの作業は単純で簡単だ。そのせいか、料理中に「集中切れたわー」なんてことは起こらない。仕事の場合は10分間すら集中できないことだって多いのに。不思議だ。

よく仕事術の話で、することを細かく分解すると取っ掛かりやすいなんていうけど、料理もそんな感じなのかもしれない。料理はしないとご飯が食べられない。毎日納期があるようなもんだ。でも食べることは、ごほうびでもあるわけで。よくできてる。

「仕事をしたい欲」がある人をたまに見かけるけど、わたしは「仕事をしなきゃいけない感」の方が強いので心底うらやましい。それでも今月はなんとかよいペースでがんばれている気がする。これが1か月続くといいのに。

「料理は慣れ」というのがわたしの持論なので、自分ではそこそこ手際よく出来ているつもり。文章を書くのも、慣れの比重が大きければいいのにと、1500文字の記事を2時間かけて書き終わったときにいつも思う。

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