シジュウカラ、ニンゲン社会の勉強中!
こんにちは。
前回のカワセミの記事から京都ネイチャーツアーのブログ発信を担当させていただいております、堀江と申します。
少しずつ皆さんと一緒に生き物たちの世界を知っていければと思っていますのでよろしくお願いいたします!
🐤🐤🐤
さて、コロナは一段落しましたがまだ張り切って出かけるには気が引ける時期ですね。しかしちょっと探すと見つけられる生き物は意外とたくさんいます。
今回私が買い物途中に出会ったのはシジュウカラのひな!
うーんカワイイ💕💕
遠くから寄れるカメラで撮っていますが、実際の大きさはこんな感じ。
とても小さいです。そして見ての通り、こんな歩道のすぐ近くにひなを連れてくるほど人間と共存している鳥さんです。おうちの庭の置物や使われなくなった郵便受けなどの隙間に巣を作ることもあります。
さてこのシジュウカラ、最近の研究で鳴き声を組み合わせて文を作ったり鳴き声から対象を想像したりすることが知られてきました。たとえば天敵に対しては「ピーツピ(警戒しろ)+ジジジジ(集まれ)」というような鳴き方をして仲間と協力して追い払おうとします。
私が撮影しているとき聞こえてきた鳴き声はというと…「ピーツピ!ピーツピ!ピーツピ、ピーツピ・・・」
・・・めちゃくちゃ警戒されている😅ということでさっさと撤収。しかしシジュウカラのお母さんは人間が近くにいてもせっせとごはんを運んできてひなに与えていました。きっと敢えて私たちの暮らしのそばに連れ出すことで「これはニンゲン。」とひなたちに教えているのでしょう。
現在わかっているシジュウカラの鳴き声のレパートリーは65種類ほど。そのうち研究が進んだりシジュウカラが進化(!)したりして「ニンゲン」という言葉が出てくる日も遠くないかもしれませんね😙
みなさまも、生活圏内の自然を探してみてくださいね!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?