見出し画像

おもちゃから年金、コロコロ変わる人生の意味【新人読書日記/毎日20頁を】(09)

人生の意味の心理学」161-180頁、読了です。

今読んでいる5章に人生の意味のカテゴリーの割合という表があります。この表は人生の意味の諸源の割合についての研究結果を示しています。海外の心理学者が大学生、成人、老年夫婦に実施した調査結果で、年齢層によっての人生の意味もそれぞれ違うことがわかります。

大学生と成人にとって大事な「成長」はお年寄りにとっては意味の比重が低く、大学生とお年寄りにとって大事な「喜び」は成人にとってはさほどでもないようです。お年寄りにとって二番目に大事な「健康」は大学生にとっては最も重要度が低い要素のようです。大方の予想通りといったところでしょうか。

やはり、人生の意味は「現時点」での人生に対する理解から生まれるものなのだと思いました。決して何歳になっても変わらないものではありません。ですから、意味を探求する時、一先ず今の自分を俯瞰で見直すことが大事ですね。

ちなみに、少年時代の私にとって、人生の意味(目標)のTOP1は好きなおもちゃをどうやって親に甘えて買ってもらうかということでした😄


🐈… 今回の話から、こちらの本もおすすめです。

ネアンデルタール人が遺体に花を添えるようになってから“20万年”。逃れられない「生老病死」が現代の西洋医学ではカバーできない広がりを持つのと同じくらい、人々は様々な祈りや癒しを生み出してきた。人類にとって病とは悪か? 疫禍の不安と恐れのなかで、「病む・癒す」を見つめる。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?