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 医療界ほどムダの多い業界はそう無いだろう。先日、皮膚科クリニックに行ったがやはりこの業界の無駄の多さには呆れてしまう。

◾️予約システムと予診を同期せよ

 まず、予約システムの脆弱さ。せっかくネットで診察時間を予約しても結局40分も待たされた。
これはAIのディープラーニングで直ぐに解決できる。予約の際、もしくは予約してからクリニックでスマホで問診を予め記入させておく。それだけでクラウド上のAIにより予め診断を絞らせておけばいい。そうすることでディープラーニングにより診察時間の予測がつく。そうすることで予約時間の正確さがどんどんアップする。

 さらに診察から処方される薬をある程度絞らせておけば、かなりの時間の節約になる。

◾️医療に疎い受付のおばさんは要らない

そして人員の無駄の多さ。受付のおばさんが、保険証の確認や診察料の勘定をする訳だが、近い将来完全に不要になるだろう。スマホで予約した患者は、問診も予め済ませてる訳だから、健康保険証をクリニックのiPadで読み取らせて受付済をタッチするだけでいい。こんなのスシローやくら寿司でとっくにやってることをやればいいだけ。こういった類の回転寿司店は、受付や支払いは完全に機械任せにしている。医療界でも簡単に使える。

◾️支払いはスマホ上で十分

 何度もクリニックに通う人なら、スマホ上でクレジットカードやQRコード決済を登録しておけば診察が終わった瞬間に決済が出来るようにすればいい。これはUberやLyftなどのライドシェアの仕組みを真似すればいいだけ。また診断、症状や保険点数を同期させて載せておけば、かなり患者目線では好都合だろう。保険点数のあの紙は本当に邪魔でしか無い。

 スマホに慣れていない高齢者はどうしたらいいのか?という声が上がりそうだが、スマホの登場からもう15年以上も経っている訳だからそういったノイジーマイノリティにはそろそろスマホに慣れてくださいという他無いだろう。もっともこれからスマホに慣れた世代が高齢者になる訳だから、その心配はもはや無用であろう。
 さらに皮膚科や耳鼻科といったマイナー科ならなおさら若い人も来る訳だから、経営者目線でいくと生産性が上がるのは至極当然であろう。

 医療界は医師免許や薬剤師免許などの免許の存在により他業界からの参入障壁が高すぎるゆえ、最も古いシステムが残っている。だが脳内で2021年に生きてる自覚あるなら、2021年現在で至極当たり前のことを導入するだけで脳内が80年代の人が多いこの業界では簡単に差をつけることが出来るだろう。

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