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初めて舞台のバレエを観た休日

バレエを観た。

松山バレエ団による『ロミオとジュリエット』。

あの有名な森下洋子さんと清水哲太郎さんのバレエ団だ。今回、ジュリエットは森下さんだった。

バレエはテレビやネットで見るだけで、今まで舞台を見に行ったことがなかった。今年のやりたいことリストにも、「舞台のバレエを観る」を書いていた私。ありがたいことに機会が得られ、いそいそと会場へ。

いざ始まると、目が舞台にくぎ付け状態。オーケストラボックスから奏でられる音楽。絵画かと思う舞台背景や、重厚なセット。出演者たちの絢爛豪華な衣装。一瞬にして、ロミオとジュリエットの世界に入り込んだ。

それにしても、ジュリエットの森下さんの優雅で、上品なバレエ。体全体が柔らかく、無駄な力は全然ない。自然の流れに任せるように、ある時は優しく、ある時は哀しく切なく。ステップや、指先まで全神経を集中させてのバレエ。

なんと、森下さんはすでに70歳を超えられているのだ!バレエを見ている限り、全くそんなふうに見えない。バレエをやったことがない私から見ると、もうこれだけで「本当に、日本を代表するバレリーナの一人なんだなあ」と実感させられる。

舞台でベストコンディションで臨み、観客に希望と夢のような世界をプレゼントするためには、体調管理はもとより、柔軟体操や、マッサージ、日々の地道な練習を、毎日毎日繰り返されているに違いない。ここまで、世界に名前をとどろかせている方でも、慢心することなく、練習に次ぐ練習を重ねられているんだなと思った。そうでないと、人の心をここまで動かせないから。

音楽。美術。舞踊。バレエは、全部ある。まさに総合芸術!こんな究極の贅沢を味わえた上に、様々な驚きで心が幸せに満ちた休日だった。








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