【Jリーグ J1.J2】第10節終了時点のゴール&アシスト エリア
今回は、タイトル通り第10節終了時点でのJ1.J2のゴール地点及びアシストエリアを見ていきたいと思います。
エリア区分
まずはエリア区分のおさらいとして下記に画像を載せます。
J1ゴール
では、J1のゴールから見ていきます。
全245ゴールの内、24点がPKです。そして、残りの221ゴールの内127ゴールで全体の57%がA2エリアからのシュートで一番多い結果となりました。第1節時点ではA2からのゴール率は45%だったので、A2からのゴールが増えたという結果となりました。2番目に多いエリアはA1で50ゴールの23%という結果、第1節時点では18%だったのでこちらも数字としては上がっている結果です。
結果として、全体の80%がビエルサライン内で生まれるゴールでした。ビエルサラインの価値を再確認することとなりました。
J1アシスト
続いては、アシスト地点です。
全158本のアシストの内、35本の22%と1番多かったのはA3でした。2番目に多いのは、24本の15%でA2です。
第1節時点でも29%でA3が1番多いエリアでした。10節まででパーセンテージは減っていますが、他との比較では1番アシストの多いエリアです。
結果として、PA内でのアシストが合計37%。第1節時点での考察通り、いかにPA内にボールを入れさせないか、PA内でラストパスを出させないかが失点を防ぐことに繋がります。
PA外では13%のA4が多い結果でした。とはいえ、21本のアシストの内12本がCKで、流れの中からのアシスト数は9本で半分以下となります。
J2ゴール
全246ゴールの内、17点がPKです。そして、残りの229ゴールの内125ゴールで全体の51%がA2エリアからのシュートで一番多い結果となりました。J1と同じです。2番目に多いエリアはA1で68ゴールの28%という結果。
J1と比較すると-1%ですが、A1,A2でのゴールが約8割を占めます。
J2アシスト
続いては、アシスト地点です。
全165本のアシストの内、24本の15%と1番多かったのはA2でした。J1と順番が逆の結果です。2番目に多いのは、23本で14%のA3です。第1節時点では22%でA3が1番多いエリアでしたので10節を経て変化した点ですが、本数として1本しか差がないので、最終節終了時点では変わっている可能性があります。
PA外のアシスト率が高かった21本で13%のA5ですが、21本中FKは1本のみ。そのため、20本は流れの中でのアシストとなります。J1と比較しても6本以上差がありJ2ではクロスからのフィニッシュという形で生まれるゴールが多いという結果となりました。
10節を経て、J1・J2でも変わらないもの、違いがあるものが見えてきました。引き続き、最終節までゴール・アシストを追っていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は、〈数字から見るセットプレー〉というタイトルで投稿させていただきます。
#7 【Jリーグ J1.J2】第10節終了時点のゴール&アシスト エリア
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