【エッセイ】ゲン担ぎ

今日は、地元の国分寺市主催の一大イベント。私は司会を務める。西国分寺駅開局50周年を記念して、駅周辺でさまざまなイベントが行われるのだ。

私の会場はいずみホールという市民ホール。ここでのステージイベントの司会だ。まさか地元で司会を務める日が来るとは夢にも思わなかった。

国分寺市のイメージカラーは海老茶という珍しい色で、今回初めて知った。そこで、海老茶に近い服を衣装にしようと思い探してみた。しかしなかった。

結局、個人的勝負カラーの服を購入。今日に向けて小顔矯正、ハイフ、鍼灸と体のメンテを行い、耳鼻科にも行くなど着々と準備を進めてきた。前日に残っていたのは美容院。白髪も増えてきたので濃い色にしよう、何にしようと考えていたら、海老茶に近い色にしようと思いついた。

服でなければ、髪を海老茶にすればいい。

赤紫系カラーだが、海老茶とかなり近い。

昔から勝負日や特別な日には、その出来事にまつわる色を取り入れるようにしている。私なりのゲン担ぎだ。やっぱり自分の一部に色を取り入れると自然と気合が入る。色が及ぼす影響は大きいと実感している。

今日はこの海老茶髪で最高のステージを届けよう。