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『岸辺露伴は動かない』荒木飛呂彦

『岸辺露伴は動かない』…もうタイトルから、そこにシビれる あこがれるゥ!かっこいい…!カフェにあったので速攻読む。

岸辺露伴は『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物で、職業は漫画家。スタンド(特殊能力)は「ヘブンズドアー」で、人を本にして、その人物の人生の記録や想いを文字で読み、また書き込んでその人を操ることができる。そんな岸辺露伴(27歳だったのか…)が取材の傍ら巻き込まれた事件たちの短編。いやーーー面白い、かっこいい、ほんとシビれる。久々にジョジョ読んだけど、もう脳に直接くる快楽。

1997年に描かれた、イタリア取材中のある懺悔室の話から、2011年にファッション誌『SPUR』に載ったGUCCIコラボのお話まで。鞄にものをいれると金目のものだけなくなってしまう、おばあちゃんから引き継いだGUCCIのかばんとは?一つ一つのストーリーが秀逸!絵がドバッとしてる!美しい!かっこいい!(←表現力…)

最初のイタリア懺悔室の話には「エピソード16」と描いてある。「これ短編集で巻数とかなかったよね?エピソード1じゃないの?」と思って目次と表紙を見返した。見事に術中にハマってるのだ。ああ、最高。

岸辺露伴のちょっと鼻につく感じ、いいよねぇ…癖になるよねぇ…ジョジョがっつり全部読みたい…

漫画318 岸辺露伴は動かない
※253がタブっていたので、No.を振り替えました


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