山岸恭子 | 算命学鑑定士

「自分らしく生きる」ために。算命学を通して、望む未来へ進むための「知恵」と「戦略」をお…

山岸恭子 | 算命学鑑定士

「自分らしく生きる」ために。算命学を通して、望む未来へ進むための「知恵」と「戦略」をお渡ししています。/歌(八重山民謡)、日本文学、民族学、伝統芸能などが好き/長野在住、家族は夫と息子二人<noteでは日々の生活や学び、鑑定の中で感じたことを心のままに綴ります。>

マガジン

最近の記事

自分を生きることの難しさ

「あなたは強い運気を持っていますよ」 そう言われたら なんだかうれしくなる人が 多いかもしれない。 でも実際は 持って生まれた強い運気を 使いこなすことはとても難しい… その運を発動させるには 相応の苦労を体験することが必須だから。 大抵の人は 耐えられないのではないか…と思う。 勢いがある人 大成功している人 表でそう見える人たちの裏には 強運を使うための苦労を厭わない 覚悟があるのだ。 ただ、 強運で生まれたから苦労しろ というわけでもなく。 運を発動さ

    • 【庚午】2024年6月の過ごし方

      今日は芒種 いよいよ陽気が極まる今月 天地のエネルギーは 「庚午」へと移ります。 庚=打たれてこそ光る鋼鉄 午=陽気と陰気の衝突 万物の成長が最盛期を迎え 多くの枝葉が絡み合う季節。 それぞれが 確固たる存在と成る一方で 烈しい主張を互いにゆずらず 逆らい争い始めます。 主張の根底にあるのは 「自由を」求める熱い想い。 この熱は攻撃性も備えるため 強く抑えられていたものほど 天に逆らい突き出でる 可能性があります。 心に厳しい裁きの芽(目)が 生まれたときは

      • 宿命なんかぶっ飛ばせ⁉︎

        算命学はいろいろなことに使えるけれど、一番最初にやるのは「宿命」の読み解きです。 ⁡ いろんな方の「宿命」を読みましたが、鑑定を重ねることで気付いたことがあります。 ⁡ それは ⁡ 「想い」は「宿命」を凌駕する。 ⁡ ということ。 ⁡ 「宿命」は変えることができないものですから、沿うように生きた方が断然楽になります。 ⁡ 断然!です。 ⁡ でも、、、だけど、、、 ⁡ どーしてもやりたいの! これが好きなの! ⁡ そういう強い想いは「こっちがいいですよ」とわかったとしてもやめら

        • 【己巳】2024年5月の過ごし方

          陽気が増し夏の気配が近づく今月 天地のエネルギーは「己巳」へと移ります。 己=母なる大地 巳=新たな命の誕生 田畑に植えられた作物が 母なる大地に育まれ すくすくと成長する季節。 私たちも 心の奥深くに宿る願いを 現実という表舞台へ 移す時が来ています。 天に向かう夏の植物は 添木を頼りに伸びていきます。 それは、沿う道によって 未来が分かれるということ。 揺るぎない信念とともに その道を選んでください。 絡まった糸を 放っておいてはいけません。 自分の望む

        自分を生きることの難しさ

        マガジン

        • エッセイ
          22本
        • 算命学で見る世界
          24本
        • my episode
          5本

        記事

          新時代を強く、しなやかに生きていく「私」を楽しむための【算命学講座】(先行案内登録)

          その生き方は 本当に「自分らしい」ですか?「自分らしく生きる」「ありのままに生きる」という言葉が当たり前のように使われるようになった今、自分の内側と向き合おうとする人たちの姿を多く見るようになりました。 自分を知るための診断ツールがたくさん登場し、心地よく、楽しく生きるためのセミナーや講座なども人気を集めているようです。 自分にとっての心地よさ、楽しさを求めることは素晴らしいことです。その一方で、ある違和感を私は拭うことができずにいます。 それは、SNSやメディアで目に

          新時代を強く、しなやかに生きていく「私」を楽しむための【算命学講座】(先行案内登録)

          法に心なし

          「法廷に正解はない」 今期の朝ドラ『虎に翼』に出てきたセリフだ。 この言葉を聞いて、会社員時代に労働法規を勉強していた時のことが思い出された。 小難しい言い回しで書かれた法律をくる日もくる日も眺めているうちに、ふと思ったのだ。 法とはなんと無機質なのだろう、と。 ただこうである、という決め事が並ぶだけでそこに「心」は感じなかった。 解釈によって人を守ることもできれば、攻撃することもできる。 だから、誰が、どんな「心」で使うかが大事になる。 そう感じた。 そし

          【戊辰】2024年4月の過ごし方

          季節は爽やかな風吹く晴明となり 天地のエネルギーは「戊辰」に変わります。 戊=雄大にそびえる山岳 辰一万物の著しい成長 春の新芽が勢いよく伸びるように 私たちも大きく成長できるとき。 新しい夢や目標に向かい 自分に磨きをかけましょう。 生命力に溢れた春の山は 人々の心を惹きつけます。 内なる情熱に突き動かされ 登らずにはいられない そんな気持ちが 湧いてくるかもしれません。 遠くから眺めるとどっしりと構え 穏やかに見える山ですが 山頂までの道のりには 暗く陰る場

          【戊辰】2024年4月の過ごし方

          ラクに生きたいというのなら

          「何も考えず もっとラクに生きられたらいいのに」 と、つぶやいている人がいた。 なんだかしんどそうだ。 そもそも生きることって ラクじゃないよね。 大変なことはいっぱいある。 そういう仕組みなのね〜 と受け入れると案外ラクになるんだけどなぁ。 大変な人生をおもしろがろうよ✨ 「考える」って人に与えられた特権だよ。 たくさん考えたらいいじゃない💕 「ラクに生きる」を求めているうちは ラクにはなれない。 そんな気がする。

          ラクに生きたいというのなら

          フリーランスという生き方

          「なんで会社員を辞めてフリーランスになったの?」 と聞かれることがある。 新卒で地元の企業に18年勤めた。 そのまま定年までいることも…可能だったかもしれない。 けれど、拘束される時間、与えられる仕事、いただくお給料、それら全てが自分の望みからズレていた。(特に出産後ね) さらに、この先何年頑張っても、大組織のなかでその状況が改善されることはないことも悟った。 そんな「不満」が始まりだったかもしれない。 でもすぐには辞めなかった。 その会社での仕事をやり切った

          フリーランスという生き方

          神仏とのご縁を結ぶ

          毎月18日は観音様のご縁日 自分と向き合うひとときとして、この日にお参りするようになった。 この頃は 「日曜日しか休みがないのでご祈祷お願いできますか?」 という依頼もよくあるそうで。 「観音様を自分の予定に合わせようとするのでなく、観音様の予定に自分を合わせることからご縁は始まるのですよ」 とご住職はおっしゃった。 そうか…今の私たちは神仏までも自分の思い通りにしようとしているのかと、とても申し訳ない気持ちになった。 それでも今日も生かされている。 このご

          子育てが楽しくない…と感じるなら

          子育てが苦手、楽しくない、と感じ悩むお母さんを時折りみかけます。 しかしそれは、子どもが嫌いだとか、愛せないとかではなく、単純に「子育てに充てられるエネルギー数値」が小さいだけなのかもしれません。 これは算命学のひとつの視点で、その人が持つ数値は生まれつき決まっています。 1人まで子育てOKな人に2人の子が生まれたらキャパオーバーになる。 3人までOKな人が1人だけ育てると愛情過多になりやすい。 自分の宿命にある数値と子どもの数が一致している人はバランスが取れている

          子育てが楽しくない…と感じるなら

          弱音が吐けない人たちへ

          「弱い音を吐いている 薄っぺらい人間ですっ♪」 という歌が流行るくらい 弱くたっていいじゃない、 弱い自分を認めよう。 そんな風潮がある。 だけど、 弱音を吐くのがどうも苦手で 弱い自分を素直に見せられないことが 私の前進を阻んでいると思っていた。 でもある方から 「弱音を吐かないことは 自分の支えになります」 と言われ心がとても楽になった。 私はよくやってきたじゃないかと。 弱音を吐けないことは弱点ではなく 私の強みなんだと。 ひとつ 自分を認められた気

          弱音が吐けない人たちへ

          【丁卯】2024年3月の過ごし方

          今日は啓蟄。 天地のエネルギーは「丁卯」に変わります。 丁=暗闇を照らす灯火 卯=新しいステージの始まり 新しい夢、新しい未来に向かって一歩を踏み出すときです。 春を迎えた草花が、迷いなく開いていくのと同じように、自分の信じた道を怖れずに進んでください。 また、天の灯火は暗闇を照らします。 これまで隠されていた問題、手付かずに放置していた課題も表に出てくるでしょう。 春の風は思いの外、冷たいこともあります。 一時的な寒さに負けることなく、現れた問題、課題にしっか

          【丁卯】2024年3月の過ごし方

          辰年はキツイ⁉︎そのメカニズムとは…

          今年は年明けから天災や事故など 様々な現象を目にしていますね。 おそらく個人においても 天地が入れ替わるような出来事を体験されたり、それによって 感情を大きく揺さぶられたりすることが起きている方は多いのかもしれません。 外ならぬ私もそうです。 2月には久しぶりにきつく感じる風邪もひきました。 昨日お会いした方も世間話の中で 「辰年ってなんかきつくないですか?まだ始まったばかりなのにこの先何があるんだろう?って思っちゃいますよー」 とおっしゃっていました。

          辰年はキツイ⁉︎そのメカニズムとは…

          神様とともに楽しむとき

          去る2月3日、戸隠の節分祭に行ってきた。 冬至の日に出会った山伏の方から 「節分祭で法螺貝の奉納演奏をするので よかったら来てくださいね」 と声をかけていただいたのがきっかけ。 そうでなければこの寒い中、戸隠に行こうと思わなかっただろう。 これもお導き、と思えた。 祝詞の奏上、太々神楽、奉納演奏と貴重な神事を間近で体験させてもらった。 お神楽は罪祓いの内容と、弓矢で魔を滅する内容の二座。 舞なのでどちらも優美な印象。 一方で法螺貝の演奏は荒々しくて、身体の内

          神様とともに楽しむとき

          本年もよろしくお願いいたします

          遅ればせながら 新年あけましておめでとうございます。 今年は胸の痛む幕開けとなりました。 皆さまご無事でお過ごしでしょうか。 被災されました方々におかれましては心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧、復興をお祈りしています。 この地震がきっかけなのかはわかりませんが、今は感情が掻き乱されるような出来事に出くわす人が多いようです。 私もそうです。 下手をすると自分が望んでいない方へ導かれそうになるのです。 そんなときは、「まてまて、その手には乗らないぞ!」と一旦

          本年もよろしくお願いいたします