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法に心なし

「法廷に正解はない」

今期の朝ドラ『虎に翼』に出てきたセリフだ。

この言葉を聞いて、会社員時代に労働法規を勉強していた時のことが思い出された。

小難しい言い回しで書かれた法律をくる日もくる日も眺めているうちに、ふと思ったのだ。

法とはなんと無機質なのだろう、と。

ただこうである、という決め事が並ぶだけでそこに「心」は感じなかった。

解釈によって人を守ることもできれば、攻撃することもできる。

だから、誰が、どんな「心」で使うかが大事になる。

そう感じた。

そしてそれは「算命学」も同じなのだ。

自然の法則とは知れば知るほど非情だとわかる。

そこに良いも悪いもない。

紛れもなく「法」なのだ。

その「法」にどんな「心」を乗せるかは自分次第となる。

「法律って自分なりの解釈を見つけていくものというか…」

ドラマではそんなセリフも登場した。

そうだよなぁ…と深く納得した。

人生は自然法則という枠の中で、幸せになる解釈を自ら探す旅なのだと思う。

生き方にも、正解はないからね。

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