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田舎暮らしの仕事創り2.週末農業(援農)編

私は家具職人として田舎移住し
サーフィンと家具作りの自由な日々を目的に
強引な仕事探しで押しかけて勤めた木工所で
オーダー家具の製作と現場取付をしていた。
家具職人への道〜田舎で面接編〜参照

田舎移住で家具職人シリーズに記載している為
詳細は省くけど、ブログ記事でいうと、

7.家具職人を辞めた日々、木工所の火事と家無し、援農体験

に記載したように、忙しい合間の息抜きに
有機野菜農家さんの元で週末農業をはじめ、
この時の経験が私の田舎暮らしの根を広げ、
仕事創りのヒントをたくさんもらった。

土日の午前中に農作業をし、
集落の人と深く接し、田舎とは?を
改めて体験した。

それまでの私は田舎移住とはいえ、
県庁所在地である市街地のアパート生活から
海が見える市内のアパート→工場に寝泊まり
という、ザ田舎暮らしよりは
地方都市に仕事だけしに来た人付き合いのない
ただの一人暮らしという感じだったと体感。

田舎暮らしというのはこういうことだなっと。

その頃、家具の自社直売をする為に
ネット販売の勉強と実践をしていた私は
家具だけでなく、農家さんも同じじゃない?
自分で値段を決めて自分で売れた方が、
やりがいも利益も出るし、理不尽な買取や、
売れない規格問題も解消するのでは?っと。

週末農業を重ねるたび、野菜を作る楽しさや
尊さや大変さや敬意を抱き、
土に癒されどハマりしていく私。

その後、家具のネット販売だけでなく、
農産物のネット販売代行もはじめた。
この経験から独立して
農家さんにネット販売する方法を教えたり
販売代行やアドバイスをする仕事を創った。

もちろん都会の気質と田舎の風習で
衝突したことがたくさんある。
私も若かったから譲れず口論したこともあり
振り返ると郷に従えなかった都会風が強い女…

今ならもっと気を配り上手に合わせれたかも。
(観光ガイド仲間とはうまく出来てるはず…
 → 田舎暮らしの仕事創り1・自然観光ガイドをはじめたキッカケ話 )

この経験は貴重で、これから田舎暮らしの人に
役立てる話もあると思う。
田舎暮らしで仕事創りは可能性があり面白いが
面白いにたどり着くまでにハードルはある。
ハードルを乗り越えたら中毒になる。

なんというか…アイデアと実行力があれば
ジャンル問わず様々なことが始めれる。

ただ1人になってもやり通す軸の強さは必要。
大抵が乗っかるけど最後までやり切らず
尻切れトンボで有耶無耶で話が消える。
かつ、目立つと煙たがられるし難しい。

情熱の差も仕事のスピードも価値観も
人それぞれ違う。田舎都会関係なく
熱が上がる人だけが怒っている状態。

変わりたいけど他力本願、安定派に囲まれても
周りを気にせずやり切り受け入れられる日が
来るまで続けたらよそ者から地域貢献者として
見え方や接され方が変わってくるだろう。
(これもまたシャクなケースもあるので注意)

このことを誤解なく未経験者に伝えることが 
とても難しいけどまた続編を書こうと思う。

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