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ゲノム医療推進法

参院厚生労働委員会は8日、議員立法の「ゲノム医療推進法案」を賛成多数で可決しました。法案は9日の参院本会議で可決、成立する見通しとなりました。

私は、個別化ヘルスケアを訴えていたジーンクエストの元代表の高橋祥子先生のプレゼンを聴いて、とても納得して、ゲノム、遺伝子、DNAについて興味を持ち、情報収集するようになりました。

ゲノムとは、「DNAの文字列に表された遺伝情報のすべて」のことで、ヒトゲノムのDNAの文字列(延期)は32億文字列(塩基対)みなります。この文字列のうちタンパク質の設計図のことを「遺伝子」と呼んでいます。

遺伝子組み換えという食品がスーパーなどで売られているので、遺伝子という言葉はなんとなく知っていたし、自分の遺伝情報が受け継がれるという話もしたことがあるので、耳馴染みはありました。
でも、詳しく調べてみると、とても難しくて、理解するのは不可能でした。

遺伝子組み換え食品は、組み換えしようとする食品の遺伝子でなく、他の生き物から遺伝子を入れて操作するそうです。それに対してゲノムは、その人の持っているDNAの文字列の配列を変えることで、特性を変化させるというものらしいのです。もともと持っているものを変えるので、別のものが入るわけではないのです。鎌状赤血球などの遺伝子疾患の治療にゲノム技術が使用されるよう。難病の治療にゲノム技術は救世主なのかもしれません。

32億文字もあるので、この配列を変えたらどうなるのかはやってみなければ解りません。もし、病気にならない身体になったとしても他の部分で何らかの変化を引き起こしてしまうというリスクもあるようです。
ワンピースの漫画に描かれているルフィーのように、悪魔の実を食べて身体が伸びるようになったけど、海に沈んでしまうという感じだそうです。

感染症にかからない免疫を獲得しやすい体質になったけど、アレルギーは強く出るとか?皮膚が強くなったけど、髪の毛は切れやすいとか?

難しいことは解りません。

でも、私の身体は40億年かけて進化した最終形なので、意味があってこの状態。これが、解明されて、どこをどう修正したら、どうなるということが出来る時代になるのでしょうか。

病気の治療のためにスタンダードな選択になる日が近い、ゲノム医療。
どうやって32億文字を解読しているのか。
機械学習やAIが進歩して、今後ますます技術開発が加速するはずです。

新しい情報にアンテナを張っていたいと思います。
科学は日々進化している。
知っておくことで、自分の選択肢が変わるかもしれません。

どの情報を受け入れて信じるか。
それは、自分です。

最新の医療、最新の技術を知っておくことは、とても大切なことかもしれません。


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