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お名前シールつけで自己肯定感を伸ばす

さてさて、春です。

ご入学・ご進級で環境が変わり、暮らしに慣れるまでに何かと落ち着かない日々が続きます。

そんな中、学用品が増えるたびにやらなければいけない作業。

「お名前つけ」

親にとっても何かと気ぜわしい時期、少しでもタスクは減らしたいところ。
と、言うことでご提案。
今年からは「お名前つけ」はお子様にバトンタッチ&このタイミングを子どもたちと更に仲良くなる機会にしちゃいましょう🎵


★「お名前シールセット」どこに収納する?

未就学児の間は、親が新年度の準備をすることも多かったので、親にとって使いやすいところに収納されていらっしゃる方も多いと思いますが、この春からはぜひ、親子で使える場所を収納場所としてみてください。

オススメは、お子様が荷物を持ち帰ってきたときに、荷物をドーンと置く場所の近くが良いです。

キッチン・ダイニング周りの棚か、リビング近くにお子様のゾーンがある方はそちらでも。

★我が家の場合

場所は、リビング収納。

いつも子どもたちが学用品を持ち帰ってきたらドーンと荷物を置く和室のすぐ近くです。
こどもの目線、手に取れる高さの場所に収納しています。

お名前シールは何枚か持っているので、まとめてクリアフォルダーに入れてます。

クリアフォルダーにはインデックスをつけています。

(もっと字が大きく読めたほうが良いという方は、無印のインデックス付箋紙・厚口フィルムタイプ(290円)がお勧めです。)

★大事なことは、日々の暮らしの中にある

片づけのゴールは、家を整った状態にすること。
ですが、
もっと細かくすると

親がこどものペースを信じて見守れる環境にすること。(自己肯定感を育む)

子どもが「自分はできる」と思える環境にすること。(自己効力感を育む)

です。


「お名前つけ」でやっていることは、

お名前シールを自分で取りだし、学用品に貼り付け、使ったものを元に戻すということを完了しているだけ。

ですが、

こんなふうにしているだけで、

①持ち物に自分でシールを貼る(準備)

②使ったものもは元に戻す(後片づけ)

「準備」と「後片づけ」という生きている限りずっと必要な習慣が身についていきます。

そして、

この小さな「できる」の積み重ねが子どもと親の関係性を変え、こどもの自己肯定感や自己効力感をのばします。


★親子の関係性は家の中の些細なことで変わる

これが、シールのある場所を探し出さないと見つけられない場所にあったとしたら、こどもに自分でやってもらうようにするのも一苦労。

何度言ってもやらなくて、結局夜遅くに親がやる…。

→親:子どもを信じる気持ちがなえる😢


もしくは、貼るところまではやったものの、シールを探し出すのに引っ張り出した他の物は置きっぱなし。

使ったシールも置きっぱなし。

これではせっかく子どもが自分で準備まではできても、親は疲労感が先立ち、褒める気になれず「使ったものは元に戻して」とつい小言まで言いたくなってしまいます。

→こども:「自分はできる感」感じられず😢


もちろん、

多少、家の中のことができなくたって、無条件にこどもを信じ、愛することは大切なことです。

そうは言っても、

その気持ちのままに日常生活を送るのはなかなか難しいものです。


家の中のあちこちで準備と後片づけの習慣ができるようになると、親は自然に感謝の気持ちがわき、言葉として子どもに伝えることができます。

なにより、無駄に子どもを傷つけずに済みます。

これだけで親の気持ちもこどもの気持ちも変わり、親子の良好な関係性が育まれていくと思っています。


もし今のお家の状態が、親子の良好な関係性が育めそうにない環境であれば、この春から、お家の片づけをしてみませんか?


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