「知らないと海外で恥かく①」海外オーデイションのプロフィールの書き方(前)ヘッドーヘッドショット(宣材写真)とその考え方について(有料記事)
前回からしばらく有料記事にします、と申し上げたのは私が現在Facebookで管理しているキャステインググループ(秘密のグループのために関係者でないとみることができません)をやっている関係ですが、以前私は
(1) 外国人案件 (日本で活動している外資系、外国人の制作会社によるキャステイング案件)
(2) 海外案件(ハリウッド案件を含む海外のキャステイング案件)
この2種類の募集案件もかなり優先して掲載していることを申し上げました。勿論国内の案件もギャランテイその他の条件が適切であれば掲載しますが昨今日本国内の募集案件は質が著しく低下しており、また日本国内の大手の案件もよいものは大手事務所が殆ど押さえてしまっているので、なかなか好条件のものを提示するのが難しいのが現状です。
そこでこの外国人案件と海外案件を優先的に掲載し一部の案件はさるエージェント会社と提携して応募状況をみたのですが、その内容をみて愕然としました。
結論からいいましてどこかのアルバイトその他に提出する「履歴書」と殆どかわりませんでした。しかも役者さんは顔写真が命なのに、いかにも履歴書の写真(前科何犯のノリですww)が少なからずあることに驚きました。
実は「履歴書」を書けるならまだマシな方かもしれません。
キャステインググループの管理人をやっていて一番驚いたのはある役者さんのひとことです。
自分のプロフィールをどうやって書いていいのかわからない(?)
私などはフリーランスが長いので仕事取る為に、いかにクライアントがアピールしやすいプロフィールを作ろうと試行錯誤をしていましたので、役者さんに聞くと
「何を書いていいのかわからない」
ということらしいですね。オーデイションを始め自分のレジメ、ポートフォリオがかけなければ仕事など取れるはずがありません。
しかもこういう人達は一人や二人ではなく、かなりの数にのぼることがわかりました。正直今までどうやって役者の仕事してきたのか、個人的には不思議なんですが..
まあ事務所なんかに所属していて所属会社が全部今までやってきてそういうことを考える必要がなかった、という場合もあるかもしれませんが、フリーで役者をやっているのであればそれは必要でしょう。
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