【活動報告24 世界のワインを楽しむ】
【世界のワイン5種とおつまみを楽しむ昼間のカジュアルワイン会】
2023年2月26日(日)に、
福岡県北九州市小倉にある「Grilled Pub Booties」様にて、
お昼のカジュアルワイン会を開催させて頂きました。
美味しいギネスビールで有名な小倉にあるお店で、
その他にもウイスキー、カクテルやワインなど豊富なドリンクが楽しめます。
またお料理も「お肉料理」を中心に、フィッシュ&チップスのようなビールに合うおつまみからパスタやピザなど、お食事も充実しているお店です。
今回は、
【世界のワイン5種とおつまみを楽しむ昼間のカジュアルワイン会】
とテーマを決めて、ポカポカと温かいお昼過ぎにゆったりとワイン会を開催させて頂きました。
プロジェクターを使用しながら、
ワインの説明やそれぞれの国、世界のワイン事情について、
お話させて頂きました。
初開催ながら、23名様のお客様にご参加頂きました。
ご参加頂いた皆様、Bootiesのスタッフの皆様ありがとうございました。
ここからは、当日のワインとおつまみのご紹介をさせて頂きます。
①スパークリングワイン
NV スプマンテ – ビアンカビーニュ
生産国 イタリア ヴェネト州
造り手 ビアンカビーニュ
ブドウ グレラ 90% ガルガネガ 10%
(ワイナリーについて)
ビアンカヴィーニャは、ミラノ万博において「イタリアを代表する100ブランド」にプロセッコ全生産者348社のうち、ただ1社のみ選出されました。より爽快さを出すためにガルガネガ種をブレンドし、プロセッコDOCを名乗らないスプマンテをリリースしています。
①のスパークリングワインで乾杯し、ワインかいのスタートです。
こちらのワインは、シンプルにチーズ&クラッカーでお楽しみ頂きました。
ワインは、お昼に飲むのにオススメしたいというセレクトテーマについてもお話相良、プロジェクターを使い世界のワインについてお話させて頂きました。
②シェリー酒
2021 ヘレス フィノ エンラマ – エミリオ ルスタウ
生産国 スペイン
造り手 エミリオ ルスタウ
ブドウ パロミノ
(ワイナリーについて)
ルスタウ社は、1896 年に一人のアルマセニスタによって設立されたスペイン屈指のシェリーメーカーです。1945 年から自社ブランドのボトリングを開始し、1980 年にはプレミアムシェリーの代名詞にもなっている「アルマセニスタ・シリーズ」を発表しました。
現在ルスタウ社は、クオリティ・シェリーのベンチマークとして、最も信頼されるブランドの一つに数えられています。
②のシェリー酒は、「イクラのブルスケッタ」とともにお楽しみ頂きました。
「イクラ」という食材は、ワインとの相性が難しい食材として知られています。確かにイクラとワインをシンプルに合わせるというのは、なかなか難しいかもしれません。
しかし、イクラを使うことでお料理全体の味わいの要素がどうなるのか(ソースの味やオリーブオイルなど)を考えながらセレクトすることで相性の幅は広がります。また、魚介の生臭みを感じる要因として「鉄分」のお話をしながら、お楽しみ頂きました。
③白ワイン
2019 エンクルザード – キンタ・ドス・ロケス
生産国 ポルトガル
造り手 キンタ・ドス・ロケス
ブドウ エンクルザード
(ワイナリーについて)
ダン地方で初めて単一品種をフレンチオーク樽で熟成させた歴史的なワインです。英国のワイン評論家ジャンシス・ロビンソンによる過去10年間で最も印象に残ったワイン10本にランクインしました。
③のワインには、「太刀魚のコンフィ ヴァンブランソース」を合わせました。
白ワインは、爽やかな酸味もありながら、樽由来の香ばしさとまろやかさがある味わいです。お魚料理でも、フランス料理の定番のソースである白ワインなどを使って作る「ヴァンブランソース」のようなコクのある味わいがワインとの相性を繋いでくれます。
ポルトガルの食文化が日本と似ている点やポルトガルについての写真を見て頂きながら楽しんで頂きました。ポルトガルワインを初めて飲むという方も多く、新たな発見となったのではないかと思います。
④赤ワイン
2018 シャトー・ル・コンセイエ
生産国 フランス ボルドー地方
造り手 シャトー・ル・コンセイエ
ブドウ メルロー
(ワイナリーについて)
才能あふれる若手醸造家と評されるジャン・フィリップ・ジャヌエックスが所有するシャトーです。同氏は、ほかにクロワ・ムートンやコンフェッションも所有し、ル・コンセイエはクロワ・ムートンより一段上の上質なブドウを選別しています。
④の赤ワインには、「パテ・アンクルート」をご用意しました。
熊本県の赤牛を中心に作られた一皿は、お肉の旨みにパイ生地の香ばしさも加わり、しっかり赤ワインを飲みたくなる味わいにシェフが仕上げ下さいました。
メルロを使った赤ワインは、果実味がたっぷりで、タンニンがなめらかで優しく仕上がっており、お肉の旨みとパイ生地の風味、またポルト酒の甘味とピッタリでした。
赤ワインは、タンニンが強いとお料理の味わい構成によっては、お料理の味わいを流してしまうので、タンニンの量と質が合わせるポイントの一つとしてご紹介させて頂きました。
⑤アンバーワイン(オレンジワイン)
2020 マラニ アンバー – ワイナリー ペディアニ
生産国 ジョージア
造り手 ワイナリー ペディアニ
ブドウ ルカツティリ
(ワイナリーについて)
「ワイナリー ・ ベディアニ」は、ジョージア東部カヘティに2012年に設立されました。ブランド名の「Bediani」は、ジョージア語で「幸運」を意味する「Bedi」 に由来し、幸運と幸運が常に続く誰かを表しています。
カヘティ地方マナヴィ村で栽培されるルカツィテリ種のブドウを原料とし、古代から続く製法であるクヴェヴリ(粘土の壺)で6ヶ月間熟成させてつくられます。
最後の⑤のワインには、「シェパーズパイ」をご用意しました。Booties様で、昔から人気の一皿です。今回は、黒毛和牛のひき肉などを使い作られ、牛肉の旨味がギュッと詰まった味わいでした。見た目ほど、重すぎない味わいでしたので、ジョージアのアンバーワインを合わせました。
ご用意したジョージアワインは、穏やかな酸味で、味わいが強すぎない辛口の味わいです。こちらのワインは、コンソメスープのようなお出汁の旨味が詰まったような味わいに、やや爽やかなスパイスのアクセントがあります。
お料理とワインの旨味をテーマに、パプリカプダーやブラックペッパーの風味も包みこむイメージでワインを合わせました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
ワイン会の打ち合わせから運営、美味しいお料理をご用意して下さったBootiesの皆様もありがとうございました。
お昼のひと時をワインを飲みながら過ごす、
たまにはこのようなゆったりとした時間も良いものだなと改めて感じました。
皆様のワインについてのご質問にもお答えしながら、
あっという間の時間となりました。
また次回の企画中ですので、決まりましたらご案内させて頂きます、
今後ともよろしくお願い致します。
f 代表
塚里恭平
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