Vol. 76 「マンネリ化を防ぐには」

開いて下さりありがとうございます。宜しくお願いします。


同じことを長い時間続けていると、新鮮さを失い、その行為に飽きてきてしまう現象を、「マンネリ化」と言います。恋愛に関する話でよく耳にしますが、仕事や日常生活においても「マンネリ化」は存在します。

その行為に対するやる気や真剣さ、熱意などが欠けてしまうマンネリ化状態にはなるべく陥りたくありません。

マンネリ化を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?


【人は目移りしやすい動物】


マンネリ化するということは、同じことをするのが飽きた=新しいことをしたい・見たいという感情が生まれているということです。実はこれは、人間にとって基本的な欲求だと言われています。

興味”は英語で”interest”と言いますが、元々の語源は、「異なる」という意味を持つラテン語の”interesse”から来ているそうです。つまり、”interesting(面白い)”という言葉は、言葉の由来からして「他のものとは異なる」という意味。人間は新しいことに面白いという感情を持つことはどうやら普通のようです。


【マンネリ化しないためには】


人間は、同じことをし続けるのに飽き、新しいものに興味を持つ生き物です。その中で、新しいことに興味を持ちつつ、けれどもマンネリ化しないためにはどうすれば良いのでしょうか?

結論としては、「ニュアンスの違いに興味を持つこと」がマンネリ化しないために大切なことです。


「目新しさ」には二種類あると言われています。一つは、初心者にとっての目新しさ。初心者は、初めて経験することばかりで、何もかもが目新しく感じます。もう一つは、ベテランにとっての目新しさ。同じことを長い間続けていても、飽きずにその道のエキスパートになれるのは、微妙な差異(ニュアンスの違い)に興味を持ち、常に目新しいものに触れている感覚を持ち続けているからです。

たとえ同じ動作を毎日繰り返しているとしても、その日その日の状況は必ず異なります。例えば私はテニスを17年間続けていますが、17年間で1日たりとも同じ感覚だったことはありません。もちろんスポーツであれば対戦する相手によって必ず違いはあるし、自分の調子もアップダウンがあります。それらのニュアンスの違いにいかに興味を持ち、貪欲に楽しめるかが、エキスパートになる人と途中でマンネリ化してしまう人の違いです。


【まとめ】

今日は「マンネリ化を防ぐためには」というテーマで書いてきました。何かを継続させていく上で、マンネリ化はずっと付き合っていかなければならない課題だと思います。それをどう乗り越えるかは、「ニュアンスの違いに興味を持つこと」が一つ重要なことだと感じました。


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