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中央大学ロースクールにて講義をさせていただきました

今年で3年目、よきご縁をいただき中央大学ロースクールにて「親の紛争に子どもを巻き込まないためにー面会交流支援の現状と課題」について講義をさせていただきました。

受講者は司法関係の専門家をめざす学生さんたち。この学生さんたちに離婚の紛争における弁護士の在り方を共同養育支援の現場の立場からお伝えできる機会は非常にありがたいかぎりです。

学生のみなさんのキラキラと輝いた目をしてずっとこちらを見ながら真剣に聞いてくださっていたのがとにかく印象的!こちらの熱もはいります。

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資料はざっとこんなかんじ

伝えたかったのはたったひとつ。
依頼者とその先にいる子どもの人生は係争後も続く
係争後に円滑な共同養育を自走できるように道標をつくれる弁護士であってほしい

ということ。

条件闘争しまくり夫婦の関係が悪化しまくったその先に円滑な共同養育はできないから。親同士の関係再構築は話し合いの時点から始まっているのです!

法的アプローチだけでは解決できないのが離婚。感情9割条件1割。
子どもがいるかぎりは親同士の関係も切り離せないので、離婚においては条件を勝ち取る勝敗だけがすべてではないということを、今のうちに知っておいていただけると離婚家庭の子どもたちが救われるのですよね。
 
うれしかったことが!!
離婚をしてもひとりで育てるのではなく"両親で子育てするのが当たり前"だという価値観を全員が持ち合わせていました。
数年前は離婚といえば「シングルマザー ひとり親家庭 貧困」といったキーワードが羅列されがちでしたが、次世代層は共同養育がデフォルトになってきているようです。
りむすびの理念を次世代に着実に「つなぐ」をイメージしながらバトンを渡していきたいですね。

そして、学生さんは令和の虎世代!一番目を輝かせていたのは、しばはしが令和の虎に出演したというトピックだったかもしれません。
という意味でもyoutubeふくめメディアでの訴求力ははかりしれない。普及に向けてさらに活用していきたいところ。

余談ですが、終了後ランチをしていると、偶然にも講義を受けてくれていた学生さんがバイトしていて声をかけてくれました。
授業終わって即バイト先へ行ったんだね!えらいね!がんばってるね!!と母心もめばえる年初めの講義でした。


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