オンライン対話「これからの新しいコミュニティの形とは?」、始めます!

初めまして。小林佑太朗と申します。

私は大学卒業後、3年間ほど学習塾に勤務したあと退職し、今はアルバイトをしながら転職活動をしたりしている人間です。

突然ですが、私の夢に、「これからの新しいコミュニティの形を作りたい」というものがあります。地縁、社縁というものがかつてありましたが、これからはネット上で、またはネットとリアルを組み合わせた様々なコミュニティが誕生していくと思います。

その代表的なものに、オンラインサロンというものがあります。私はそれに近いものとして、「オンライン対話」というものを作りたいと思っています。それは、あるテーマについてオンライン上で対話をする場のようなものです。インターネット上の哲学対話、哲学カフェ、または読書会のようなコミュニティをイメージしております。そのようなものに興味がある方は、以下をお読みいただけると嬉しいです。

Chatworkというコミュニケーションツールに登録してもらって、その中で私が作った「オンライン対話」というグループに参加してもらい、そこで対話をします。

対話のテーマは、「これからの新しいコミュニティの形とは?」というものにしたいと思います。

参加してもらったら、まずは自己紹介や、どんな本を普段読むか、そして私がnoteで書いたことについての感想や意見、疑問や質問、アイディアや可能性など、どんなことでもいいのでさっくばらんにメッセージを送ってくださればと思います。

またルールとして、誰か特定の人に向けて書いた文章を書いたときには、回答を求められている人が回答する必要はないというふうにします。他の人が返信をしてもよいですし、複数の人が同じ文章に対して返信をしてよいです。自分が言いたいこと、返信したいことのみ書いて送信すればよいです。ただし、主催者である私は、私自身に向けられた疑問や質問に対しては、ほぼ全てに答えていくようにします。

またグループの数についてですが、まずは上記に書いた「これからの新しいコミュニティの形とは?」というテーマについて話し合うグループの1つだけにしますが、のちのち他のテーマについて話すために、新たにグループを作るかもしれません。

以上のような形で行いたいと思いますが、全く初めてのことなので、どうなっていくかわかりません。実験的にやっていきたいと思います。実践を通じて、より良い形を見つけていきたいと思います。実験に付き合っていただける方、お待ちしております。また、実験的な取り組みなので、まずは無料で行いたいと思います。

何か失敗をしたらごめんなさい!

みなさま、よろしくお願い致します!


それでは、なぜこのような取り組みをしたいかというのを、以下に書いていきます。

1.ネット上に対話の場を作りたい
私の問題意識として、ネット上のどこにも対話が無いと感じています。深い対話が行われているのは、依然としてリアルな場や本の中だけ。ネット上で誰かが一人で深い議論を展開している場はたくさんありますが、その議論に対して返答があり、そこからキャッチボールが続いていくような場をあまり見たことがありません。私はネット上に対話の場を作ってみたいのです。
そのためのツールとして、Chatworkがベストだと私は考えています。

なぜ今回Chatworkをツールとして選んだのか理由を説明します。
例えばFacebookなどのSNS、そしてブログにおいては、まず投稿があり、そこにコメントやリプライがくっついていくという形式になっています。それだと、コメントやリプライは付随的なものであり、そこから対話が始まるということが起きにくい仕様になっていると思います。投稿者が情報発信していくことを目的ならばそれでいいと思いますが、対話を続けていくには向かない場だと考えています。

また、LINEやTwitterなどの短文中心のチャットも、対話の場として適さないと私は考えています。その理由は、発言者が一つ一つの発言に対して責任を持ちにくく、自分の思考を深めてから発信することがやりにくい仕様になっていると思うからです。例えば誰かが文章を投稿して、それを読んだ人が疑問点や思ったことがあると、軽い気持ちで返信ができてします。ゆっくり考えずに、突発的に感じたことを返信するという形になりがちです。この点については宇野常寛の『遅いインターネット』を踏まえています。Twitterなどのプラットフォームから文化が生まれない理由は、人々が繋がりすぎであり、すぐに反応できてしまうことに原因があるという議論をされており、私も賛成です。
その点、Chatworkでは、情報発信のための投稿に対してコメントやリプライがある、というような主従関係も無いですし、長文の文章でも読みやすく送りやすい仕様になっていると思うので、採用しました。
とはいえ、対話を始めるための土台として、私がnoteなどで文章を投稿することは必要だと思います。ですが、対話の場はnoteではなく、Chatwork内で行うようにしていきます。

また他のツールとしてメーリングリストを使おうとも考えました。メーリングリストとは、自分のメールアドレスがメーリングリストに登録されると、そのメーリングリストに登録されている全てのアドレスに、メールを送信できるようになるツールのことです。このツールだと、一つ一つの投稿がメールを送ることになるので、お互いが繋がりすぎず、思考を深めながらコミュニケーションできると思ったからです。
しかし、お互いのメールアドレスを伏せながらコミュニケーションできるような方法が見つからず、メールアドレスが流出してしまう仕組みであったため、現状では諦めてしまっています。メールアドレスを公開しないようなメーリングリストの使い方を知っている方がいれば、教えていただきたいです。

ですので、今のところ最善のツールとして、Chatworkを使ってみようと考えている次第であります。


2.本の読者たちをつなげたい。興味が近い人たちのコミュニティを作る。
例えばある議論について対話していると、何かの本やニュースなどを参照する場合があると思います。対話がまずあって、その文脈の中で本が紹介されるというのが自然であり、相手の議論をよく理解しようとしたり、参照されている本に興味が湧いたときに、その本を手にするという流れが自然であると考えています。しかし現在のAmazonに代表される本のリコメンド機能には、そのような文脈は皆無です。また、Amazonにおいて、レビューを書くことで見返りを得られるような機能は今のところついていません。ここでいう見返りとは金銭的なもの以外のことも含めて考えています。例えば、素晴らしいレビューを誰かが書いたからといって、レビューを読む人にとって書いた人は見知らぬ他人であることがほとんどであり、そこから新しい関係性が生まれたり、新しいチャンスや機会が得られたりということは起こりにくいです。そこで私は、価値観や目的が近い人とのコミュニケーションの中で本を紹介したり、参照したりすることで、新しい関係性を作ることができるのではないかと考えています。つまり、新しい関係性を作ることができるという見返りを得られる仕組みが作れるのではないか考えています。読者や学ぶ人たち、共通の目的を持つ人たちをつなげたいのです。そのための場として、「オンライン対話」が貢献できるのではないかと考えています。

現状、Amazonだけに限らず、他のSNSや書評ブログなどで、大量の書評がネット上に投稿されています。しかし、どんなに素晴らしい書評だとしても、単にウェブという大海原に書評を投稿するだけでは価値を生みにくいのです。どのような人が書評を書いていて、どのような読書経験や人生経験を経てきた人が書いたのかということが非常に重要だと思います。これからの時代は、平均的なデータを集めたような他者性のないリコメンド機能ではなく、人物像が見える相手から、対話の文脈の中で提示されるリコメンドが必要になってくるのだと思います。つまり、データや情報を、中間コミュニティに属する形で活用するということだと思います。
ここで、私の主張を支えてくれる松岡正剛さんの言葉を引用します。
 『本は死なない』の千夜千冊から引用
「書評も問題だ。書評をするのはセンセイばかり。ほんとうは、書評はどんな「読者モデル」がその本にありうるのかという、本のコミュニティや本のファッションショーや本の読者モデルの提示であるべきなのに、そういう書評欄はめったに組まれない。その書評センセイの著書にして、書店でも図書館でもまったくガイドされることはない。これでは多くのユーザーのレビューやコメントやリコメンデーションで押し上げられていく電子ネットワークの読書環境のほうが、リアルな書物文化に代わって浮上していくのは当然だったのである。」


まだまだ理由はたくさんありますが、本日はとりあえず以上です。
それでは、この私、小林佑太朗が主催する実験的なコミュニティ「オンライン対話」に参加してください。

●参加方法
小林佑太朗が主催する<オンライン対話「新しいコミュニティの形とは?」>に参加したい場合は、以下の手順を踏んでください。

① Chatworkにてアカウントを作成する。Facebookと同様、実名で登録いただけると嬉しいです。Chatworkはこちら(https://go.chatwork.com/ja/)から登録できます。

② Chatwork内のコンタクトから、私(小林佑太朗)のChatworkのID:2hutori5pfjkにコンタクト申請をする。
パソコンの場合は、「コンタクト管理」の「ユーザーを検索」から、
スマホの場合は、「コンタクト」の右上の+マークからお願いします。
メッセージには、「オンライン対話への参加の承認をお願いします!」というように書いてください。

③ 私が、できるだけ早めにあなたのコンタクト申請を承諾し、グループに登録します。


また、私のnoteを読んで感想や質問がある方は、noteのコメントか、以下のアドレスまでメールを気軽にどうぞ!


gbalcakctk777@gmail.com

件名は、「オンライン対話 感想」や「オンライン対話 質問」というように、「オンライン対話」という言葉を入れるようにしてください。そうしないと、気づかない可能性があるので。


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