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海外100ヵ所以上を旅して体得した「1日で時差ボケを克服する方法」

ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、サニーベール、サンタモニカ、ビバリーヒルズ、ブエナパーク、モントレー、サンタクララ、サンタバーバラ、サンディエゴ、サンノゼ、アナハイム、ソルバング、ラスベガス、オーランド、シカゴ、デトロイト、シアトル、バンクーバー、ホノルル、グアム……。

これまで、私が行ったことのある地名である。


ロンドン、ブリストル、ルートン、ストラウド、コッツウォルズ、フランクフルト、ミュンヘン、ジークブルク、ケルン、ハンブルク、レリンゲン、ブリュッセル、プラハ、パリ、ニース、プロヴァンス、レンヌ、モン・サン=ミシェル、バルセロナ、パルマ・デ・マヨルカ……。

これまで、私が行ったことのある地名である。


バンコク、プノンペン、シェムリアップ、バリ島、シドニー、キャンベラ、ケアンズ、ソウル、香港、マカオ、ランタオ島、リャマ島、台北、高雄、嘉義、新竹、台南、墾丁、北京、上海、天津、杭州、無錫、広州、廈門、瀋陽、 成都、 西安、大連、寧波、蘭州、煙台、淮安、 揚州、 青島、珠海、桂林、宝鶏、亳州、安慶、蘇州、咸陽、深圳、海南島、内モンゴル自治区……。

これまで、私が行ったことのある地名である。


たぶん、行ったこと自体をすでにすっかり忘れている場所も多々あるので、小さな町まで含めたら恐らく海外100ヵ所以上は人生の中で訪れていると思う。
私は過去に日本国内47都道府県中、まだ22しか踏破していないことを考えると、もはや海外の方が足を運んだ場所の数が多いっぽい。

ラスベガスに至っては過去7回くらい行っている。(なぜかすべて出張で、プライベートでは一度も行ったことがない)


海外に行くのは、楽しい。
もちろん楽しい。

特に、会社の金で「出張」扱いで行く海外は、本当に最高だ。


ただし、忘れてはいけないことがある。

海外に行くたびに切実に思い知る、最も辛く、ひたすらに苦しい体験。


英語??

ちがう。


食べ物??

ちがう。

「時差ボケ」だ。



あれは、辛い。
マジで、辛い。

やってらんねぇ。

特に、帰国の翌日が仕事だったりすると、もう終了だ。

全部、終了。
何もできまへん。無理ですわ。

「時差ボケ」は、マジでキツ過ぎる。やってらんねぇ。


もちろん、長距離移動の飛行機とかも辛いよ。疲れるよ。腰が痛いよ。

でも、その後にやってくるんだ。時差ボケは。


そして、下手すると2週間以上も後を引く。本当にタチが悪い。

やってらんねぇよ。



でもな、私もバカではない。
10年以上かけて体得したのさ。

「1日で時差ボケを完全克服する方法」ってやつを。


今日は、それを紹介しようと思う。


ちなみに、海外経験が長い奴の中には「睡眠薬を飲む」というアドバイスをする類の人も多いが、今日の記事はそういうんじゃない。

もっとナチュラルに軽快に、時差ボケを軽~くぶっ倒す方法さ。

その方法は、全部で7つある。
一つずつ、説明しようじゃないか。


方法① 渡航前に、体調は万全に


飛行機の中でぐっすり眠れるように、あえて前日少なめに寝る人がいる。

ダメだ。そんなことはやめろ。

時差ボケの悪夢はそんなに甘くない。寝れるうちに寝ておくんだ。
日本にいるうちに、体調は全開にしておくんだ。

これから減っていくHPを、海外渡航前からわざわざ減らすんじゃない。
これは絶対だぞ。

HP満タンにした状態で飛行機に乗るんだ。


方法② 飛行機に乗った直後、時計を「現地時間」に合わせる


時計の時間をね、飛行機に乗った瞬間に手動で変えておくんだよ。

スマホの「日付と時刻」設定もね。
手元にある「時間」を、全部「現地時間」にしてしまうんだ。

自分自身のマインドを、現地のマインドに切り替えるんだよ。

例えば、東京成田からハワイ・ホノルルに飛び立つ飛行機なら、成田空港を飛び立った後すぐに、スマホなどを全部「ホノルル時間」に設定し直すんだ。


方法③ 飛行機の中で、とにかく動く


そして、飛行機の中では動け。
とにかく、動け。

飛行機で空を飛んでいる間は、気圧の変化によって血行が悪くなったりして、手足がむくんだり体調が悪くなったりする。これは仕方ない。人間だもの。

だから、なるべく頻繁に席を立って、ストレッチをしたり、腕をグルグル回したり、あえて後方のトイレまで歩いていったりして身体を動かすんだ。

これをやっておくと、飛行機移動の疲れがだいぶ楽になる。
私がいつも「通路側」の席を予約するのは、頻繁に席を立つためだ。

別にトイレに行きたくなくても、とりあえず立って歩いて動け。

方法④ 安眠グッズを有効活用する


そして、長距離移動なら、しっかり飛行機の中で休むのが大事だ。
そのために必要なのは、安眠グッズだ。

オススメ (1) 折り畳みできる携帯用スリッパ

大事。機内で靴なんて履いていてはいけない。
靴は脱いで、スリッパに履き替えよう。できるだけコンパクトに携帯できて、やわらかめの素材のヤツが良い。


オススメ (2) 機内用の枕

これがあるかないかで、機内での睡眠時間は大きく変わる。
息を吹き込んで膨らます風船タイプじゃなく、低反発素材みたいなヤツがいいぞ。少し値段が高くても、買う価値はある。


オススメ (3) Kindle電子書籍端末

スマホ画面ばかりずっと見てると、流石に目が疲れるからね。飛行機の中は暗いし、目に優しいKindleで本を読むのがちょうどいい。電池も長時間持つから、スマホの充電みたいに気にしなくていいし。



方法⑤ 「現地時間の夜」に寝る。を徹底する


もしかしたら、これが一番大事かもしれない。
「現地時間の夜」になるまで、寝ないのが一番だ。

出発地の時間で夜に差し掛かると、大体みんな眠くて寝てしまう。
それが、罠だ。

そこで寝ちゃダメなんだ。
何のために、時計を「現地時間」に合わせたと思っている?
何のために、飛行機に乗る前にしっかり寝て体力を温存しておいたと思っている?

「現地時間」の夜まで起きておくためだ。
辛いかもしれないけど、頑張って起きておくんだ。

ここで間違えると、3日後、4日後……下手したら1週間後まで引きずるぞ。
なんとかして、その日が徹夜になろうとも現地時間の夜まで粘るんだ。
私はだいたい、Kindleでひたすら漫画を読んでいる。


方法⑥ 「現地時間の朝」に起きる。を徹底する


同じく、起きる時間もあくまで「現地時間」だ。

前の日、頑張って起きていた反動で、そのまま翌日の昼まで寝ていたら意味がない。睡眠を取り過ぎたらすべて台無しだ。

「現地時間の夜」に寝て、「現地時間の朝」に起きる。
これを、飛行機に乗った瞬間からやるんだ。


1日目で、これに成功すれば、2日目、3日目はもう余裕だ。

方法⑦ 2日目~3日目も「現地時間」で過ごすのを徹底する


ただ、油断は禁物だ。

1日目せっかく「現地時間」に合わせることができたのに、旅の疲れで翌日夕方から寝てしまって、起きたら夜中、あれ? 朝まで何をしようか? という状態に陥る人は多い。

2日目~3日目も「現地時間」で過ごす。これで仕上げは完璧だ。


もう時差ボケは、どこかに行ってしまっただろうよ。

もう、「時差ボケ」は怖くない


これが、過去10年以上に渡って多くの飛行機移動を経験する中で、私が体得した時差ボケ対策のすべてだ。


これでもう、海外出張も、世界一周旅行も怖くはない。

さようなら、時差ボケ。
おめでとう、新しい自分。

さあ、飛び立つんだ。世界へ。


※あとがき

この文章は、note創作大賞 2024 応募作として書いたショートコラムです。

先日、2週間ほどヨーロッパに行っていたのですが、行きも帰りも、たった1日で時差ボケを完全になくすことに成功しました。
昔は、イギリスやドイツに行くと1週間以上ずっと時差ボケに悩まされていたので、これは大きな成長だと思い、そのノウハウを共有すべく筆を取った次第です。

ちょっとでも「参考になった」という人は、このnote画面上でスキ(♡)を押して教えてください。

以上、お相手は、安斎響市でした。


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