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<第46回> 条件の良い求人が、なかなか見つかりません。

こんにちは、安斎響市です。


今日いただいた質問は、

求人情報に記載している上限年収より多い金額を希望している場合、交渉する余地はあると思いますか? それとも、そもそも応募しない方がいいと思いますか? 上限年収が現状年収と同じ求人が多く、それだと転職する意味ないなあ…と悩んでいます。

 というものです。

※この週刊連載:安斎響市の「転職相談室」(毎週土曜日更新)は、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対して、安斎響市が、徹底的に真面目に答えていくという企画です。

かなり込み入った質問や、人生相談のような投稿も多く、Twitterで140文字だけの回答だと私の意見を説明しきれないため、毎週1問、このnote記事で徹底解説していきます。

質問の投稿は、こちらから


今日の質問の答えは、割と単純かな、と思います。

まず、求人情報に記載している上限年収より多い金額を希望している場合ですが、ほぼ受ける意味はないです。

これ、求人票にしっかり「年収400万円~600万円(応相談)」って書いているのに、「年収700万円希望です」と言うってことなので、企業側からすると、迷惑でしかありません。そもそも、そんな無理を言ってくる人は恐らく採用されないので、受けるだけ無駄です。

もちろん、「応相談」の部分の解釈が広い会社で、求人票に書いてある年収レンジより上を狙えるというケースも、完全にゼロではないと思いますが、その場合は、新たにポジションを作ってもらうとか、その求人より上のクラスのポジションで入社とかになると思うので、求人の詳細条件も変わりますし、あまり「正攻法」とも言えません。


そして、上限年収が現状年収と同じ求人が多く、それだと転職する意味ないなあ…と悩んでいます。とのことですが、その悩みは、あることをやれば一発で解決します。

実際、「求人票をザーッと眺めてみたんだけど、年収や待遇があんまり良くなくて、希望に合う求人がなさそうだから、転職しない方がよいかも…」と考える人は多いです。私の周りにもいます。


しかし、恐らくそれは、ただ単純に「探し方」が悪いだけです。その悩みは、あることをやれば、一瞬であっという前に解決します。

何かというと、

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