普通にしばられるな

音楽を聴きながら書いたので
流しながらお読み頂けたら幸いです。

妹には娘がいて
昨日仕事に行く22時頃かな
姪の写真が送られてきた
仕事があったから送り返したのが
朝5時前くらいだった

そうしたらすぐに既読になって

姪は1年6か月くらい
様になってきたじゃないか
と間抜けな感想を漏らす

そこは可愛いだろう！と
感想を強要する妹に不覚にも
口元が緩んでしまった

そして次に続く言葉は
「まだしゃべられないけどな」

お盆の時もそれを気にしていて
なんとなく、自分を責めている気がした

妹には妹の事情があって
学校の教師をしているのだけど
1人で育てる道を選んだ
昔から真っ直ぐすぎるんだよ

寄り道ばかりする兄と比べれば
とてもしっかりしている

回りの子はもうママだとかパパだとか
コミュニケーションが取れる話は
1人で育てている時
とても不安が増幅されるだろうな

ふと思い出した

妹は俺とは4つ違いで
妹が小学校にあがるまでは
べったりついてきて
お前も2歳くらいまで髪の毛が
生えなかったじゃないか？

きっとそれは親にしたら
この子は北斗の拳の
モブキャラになるんじゃないか？
と心配だっただろうよ（笑）と

そしたらすぐにアルバムを開き
写メを撮ったのだろう

貫禄がすごくてさ（笑）
俺も即座に画像を加工する

だれやねんというから
マーロンブロンドは知らないのだな

妹は障害のある子たち
そんな学級の担任になることを
進んで職にする人で
回りの先生と喧嘩するとき
親御さんは私の味方だからが口癖で

そういう仕事をしているなら
わかるだろうけどと
完全外野の俺の意見がはじまる

幸せってのは
普通であることに歩幅を併せて
その日をこなすことではない

お前と姪が毎日本物の笑顔で
食卓を囲えることだろう

その本音の前には些細な言語の遅れなど
取るに足らないだろう
親ってのはできることは
無理に歩幅をあわさせることじゃない

お前にできることは
娘が20歳くらいになるまでに
やりたいことをみつけられるように
ヒントになってやれることくらいだろう

そう思うし
そう伝えた

それから、日本語じゃないのかもよ？
日本語じゃない？
いきなり英語を話しはじめるかもしれないぞ
日本を見限っているのかもしれない（笑）

兄はいつでも余計な一言で決まらない（笑）

だから心配しないで
今日、心配顔を娘に向けるより
多くの笑顔を向けてやれと伝えると

宗教開けそうだなと返ってきたので
お布施はいつでも受け付けるぞ！と
それも情けない兄の本音でもある（笑）

自分を責めるなとまではいわない
なんとなくそれでは妹の立つ瀬まで
奪う気がしてしまって
それは妹自身がそう自分で思わないとな

兄と一緒で不幸は周りを呪えばいいのに
どうしても自分が至らないに至るから
悪い癖だな。

多くの親が周りと同じであれと願う
だけど、お子さんが苦痛を感じている時も
ついつい怒鳴ることもあるでしょう

子供だから色々経験したかったり
狡さが全面にでるときに
そんな子になってほしくないから
哀しくて怒りをぶつけるときもあるでしょう

だけどそんなの麻疹みたいな話で
誰もが通る通り道
そんな時に普通を持ち出して説明すると
余計に時間がかかるかもしれないね

俺の母親は小学校に上がる前に
俺がずるをしたとき
ただ感情に任せて泣いてくれたんだ

だから子供心に愛を知ったし
この世界で1番泣かせてはいけない人だと
幼心に反省した

人に共感できる精神は
深く共感してくれる人が近くにいるから
初めて生まれる

やがてバトンを受け取る子供たち
普通であることに押しつぶされず
才能と才能が掛け算になっている
そんな未来であるように
少しでも種をまいておいてあげたい

これができるとか
これが人より優れているから
自分の子を親は愛しているわけじゃない
作ったご飯を美味しそうにたべていたら
満たされる

そのリアルの前に
普通かどうかなんてどうでもいいことだ。

普通を求めて怒りや悲しい顔ばかり
見せてはいないかな
人の幸せは沢山のお金があることじゃない
人より優れた才能があることじゃない
多くの笑顔に囲まれることだと思うんだ

自分を責めてはいけない
40年以上の歳月が過ぎて
少しは兄らしくなれただろうか

ただ、お布施は欲しい（笑）

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