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思想にふれよう

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映画、小説、漫画などなど何かしらの作品コンテンツをライトに紹介していこうと思います。
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#小説

思想にふれよう第 62 夜 奥田 英朗『イン・ザ・プール』

今日は小説。

アヒルと鴨のコインロッカーを読んだ頃に一緒に読んでいた作品。

注射を見るのが好きなぶっ飛んだヤブ精神科医のお話。

ヤブなのになぜか受信すると回復してしまうそんなコメディ作品。

心がつかれた時に受信してみると明るくなれる一品です。

思想にふれよう第 61 夜 中村義洋『アヒルと鴨のコインロッカー』

今日も邦画。

そもそも小説版がスキで観た映画ですが、映画もよかった。

伊坂幸太郎作品の味である物語の構造、描写がよく表現されている。
※ 一部やっぱり小説表現のほうが…とかはあります。

活字を読むのは苦手だけど映画なら!
という人がいたらおすすめ。

伊坂ワールドに触れてほしい。

思想にふれよう第 18 夜 マックス ブルックス『WORLD WAR Z』

考えるな、感じろ!
パンデミック系小説。

映画版やゲーム版もあるがやはり原点小説。
淡々と起きたことを連ねていくスタイル。

小出しにされる各国の対応とシンクロして良い価値基準になるかも。

思想にふれよう第 16 夜 樋口毅宏『テロルのすべて』

好きな作家さんの一人。
樋口毅宏さんの作品。

他の作品も同様ですが、言葉のチョイスが面白い。
『さらば雑司ヶ谷』で度肝を抜かれた言葉と同レベルの表現がまだあったとは。

アメリカが大嫌いな主人公がアメリカへの復習を企てるお話。

ライトな感じでサクサク読める分、ラストの虚無感が半端ない。
こちらも視点を変えさせてくれる良い作品。

思想にふれよう第 11 夜 太宰治『トカトントン』

引きこもりにつきなんかしてみよう。
どうせやるなら好きなものを紹介しよう。
しかし、重いのは続かないから…と note を書き始めて 11 日目。
なんとか続いてます。しかしそろそろ『トカトントン』という音が聞こえてきます。

試験勉強前、なぜか部屋の片付けを頑張り。
「勉強しなくて大丈夫?」という親の声をきき、片付け終わったらやるつもりだったのに「今からやるつもりだったのに言われるとやる気なくな

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